【ひろこ先生の本棚】ひといちばい敏感な子は”ひといちばい”安心感が必要です

 

今日は日曜日。

「ひろこ先生の本棚!」

の日です!

 

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毎日頑張ってるママたちに

少し頭を休めて
新しい価値観に出会う日にしてほしい!

 

 

そんな思いで書いています^^

 

 

初めて読む方のために説明しておくと、

「ひろこ先生の本棚」コーナーは

私が、小児科医の視点から、
凸凹キッズの母親の視点から、

そして、脳科学と発達診断のプロ!
としての視点から

 

選りすぐりの1冊をお届けする企画です。

 

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皆さんは、

「HSC : Highly Sensitive Child」

という言葉を知っていますか?

 

「ひといちばい敏感」

という気質=性格を持つお子さんのこと。

 

最近世間では

 

「繊細さん」

 

という言い方をするので、
そちらの方がみなさんは

よくご存知かもしれませんね。

 

 

「うちの子は繊細とは程遠いから」

 

とこの記事を閉じようと
している方がいたら

 

 

ちょっと待った〜〜!

 

 

私の主宰する
親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」では

 

 

HSCチェックも
ワークに入っています。

 

 

「なんで?


HSCって別に

発達障害じゃないんでしょ?」

 

確かにそうです。

 

ですが、5人に1人と言われる
HSCキッズは

世の中で言えば少数派。

 

 

少数派の辛さは
発達凸凹キッズを育てているママなら
痛いほどわかるはずです。

 

 

今回、「ひろこ先生の本棚」で
HSCについての本を取り上げるのは

 

 

世の中のみんなが

HSCであっても、発達凸凹であっても、
どんな子たちのことも理解し、
味方になって欲しいと願うから。

 

 

ですので、

「別にうちの子HSCじゃないし」

とおっしゃらずに、

 

ぜひ、こちらの本を
一度読んでみてください^^

 

 

そして、HSCの子に出会ったら

 

「私はあなたの味方だよ」と
態度で示したり、

声をかけてあげて欲しい。

 

 

そんなきっかけになる一冊を
今日はご紹介します。

 

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(最後の文章に感動して泣いたため
ちょっぴり目が赤いひろこ先生です)

 

マンガでわかる
HSCの子育てハッピーアドバイス
〜HSC=ひといちばい敏感な子〜
明橋 大二 著

 

明橋先生は富山県で活躍されている
精神科(心療内科)のドクター。

 

大人はもちろん、児童思春期も
しっかりみられている先生です。

 

 

さらに先生は
スクールカウンセラーとしての
肩書きをお持ち。

 

 

ママたちの悩める声からヒントを得て、
日々育児に奮闘している
ママパパに安心と自信を届けたい!

いう思いで執筆されている

「子育てハッピーアドバイス」シリーズは

 

シリーズ累計500万部の大ヒット!

 

日本だけでなく韓国や中国、台湾、
タイやベトナムでも翻訳され

 

多くのママパパに安心を伝えています。

 

 

そしてそして、実は明橋先生は
HSCを提唱した、アメリカの心理学者

エレイン・アーロン先生とも交流が深く、

 

アーロン先生の著書を翻訳して

「ひといちばい敏感な子」という本を
世の中に生み出し、

 

日本でのHSCの認知を一気に広める
ことに貢献された

 

「HSCの第一人者」のお一人なんです。

 

 

最近、本屋さんにいくと

 

HSP(ひといちばい敏感な大人の方)や
HSCの本が多数並び、

 

 

テレビや雑誌でも

「繊細さん」

という言葉をよく見聞きすると思います。

 

 

ですが、それをみて

「ブームみたいに盛り上がってるな」

 

「そんなに自分の状態に名前をつけて
みんなに知ってもらいたいなんて
やりすぎじゃないか」

 

「そもそも、気にしすぎなんじゃないの?」

 

なんて声が上がっているのも事実なんです。

 

 

だけど、統計学的には、

「ひといちばい敏感」な
気質を持っている方は

20%。5人に1人。

 

 

世の中では少数派ではあるけれど、

もしかするとHSCで
生きづらさを感じている子は
結構多いんじゃないかな?

 

 

そんなお子さんを育てているママは、
この本を読むと

 

「これまさにうちの子!!」

「今まで、わが子はなんか他の子とは違う!と
思ってきたけれど

この本を読んで腑に落ちました!!」

 

という気持ちになるのです。

 

 

この本を初めて読んだ時、
私は感動に震えました。

 

 

それは、HSCっ子に対する
明橋先生の愛が伝わってきたから。

 

 

この子たちのしんどさを
世の中のみなさんに知ってもらって

 

HSCっ子の味方を増やしたい!
という明橋先生の思いが
こもった本なんです。

 

 

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私の「ママカルテ」を
受ける方の中には
HSC気質を持っているお子さんを
育てているママが多いです。

 

 

ママたちの中には

わが子がHSCだということを
なんとなく気づいている方から、

 

「ママカルテ」を受けるまで
そんなことつゆほども思わなかった

 

という方がいらっしゃいます。

 

 

 

そしてさらに

世の中のHSCに対する見方に対して

 

園や学校の先生の
わが子の見方に対して

 

そして何より、
自分の、母親としての
わが子の見方に対して

 

自信を持って

「この子はこの子でいいんだ!」と

言える勇気がなかった。

 

 

 

だけど、「ママカルテ」で
わが子の現状に向き合い、

 

 

どうしたらわが子が生きづらさから
抜け出せるか。

 

どうしたらわが子が
幸せになるのか。

 

 

それを自分なりに掴んで
笑顔で「ママカルテ」を
受け取ってくれます。

 

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そして、この本の最後には、
HSCを抱えながら生きていく
子どもたちへ向けた

あたたかいメッセージが
書かれています。

 

 

この本を読んで、

「うちの子だ!」

と思ったママは

 

ぜひ、この文章を
お子さんに読ませてあげて欲しい。

 

 

お子さんは
この言葉を胸に
きっときっとゆっくりと前に
進んでいけるから。

 

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この1冊を読み、

 

世の中にいるたった1人の誰かに
届けた1冊が

 

 

日本中に、いや、世界中に
その人の味方を
作ってあげるチャンスに
変わるんだ。

 

 

そんな書籍に出会えたこと、
私にとっても勇気をくれる1冊でした。

 

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今日の1冊は、

 

HSCのお子さん
そのママ

HSCキッズに関わる全ての方に
読んで欲しい1冊。

 

 

繊細と言われながら
毎日を必死に生きているHSCっ子。

 

 

「HSC」と名前をつけること=
新しい概念でレッテルを貼ることではない。

 

 

どんな状況でも、子どもたち1人1人が
自分の場所で自分らしく咲けるように

 

 

この本を読んだあなたが
そのために小さな力を貸してくれるように。

 

 

そんな1冊。
ぜひぜひよんでみてくださいね^^

 

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