【ひろこ先生の本棚】学校を誰にとっても最高の場所にするためにできること!

 

こんにちは〜。

 

今日は日曜日。

「ひろこ先生の本棚!」

の日です!

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少し頭を休めて
新しい価値観に出会う日にしてくださいね^^

 

 

初めて読む方のために説明しておくと、

「ひろこ先生の本棚」コーナーは

私が、小児科医の視点から、

凸凹キッズの母親の視点から、

そして、脳科学と発達診断のプロ!
としての視点から

 

選りすぐりの1冊をお届けする企画。

 

 

今日ご紹介するのは
こちらの本です!

 

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学校の中の発達障害

「多数派」「標準」「友達」に
合わせられない子どもたち

本田秀夫 著

 

本田先生は、言わずとしれた
超有名な先生。

 

自閉症の当事者の方の
コミュニティを運営されていたり、

 

発達障害の方の医療的支援だけでなく、
余暇活動の支援もしてくださっていたり

実際の患者さんやご家族の方と
より近い場所で活動されている先生です。

 

 

私も、本田先生の考え方が好きで
よく本を読ませていただいています。

 

本田先生の本の中で、
私がお伝えしていることと一番近く、
またとってもわかりやすく
書いてくださっているこの本が

私が一番おすすめの1冊です。

 

 

内容は、凸凹っ子が学校生活を
過ごしていくにあたり、

本当に大切なことがたくさん
かいてあります。

 

その中の1つが

「学校の標準」について。

 

「ママカルテ」にご相談に
来られるママの中に

「学校の標準」に
わが子が合わせられないことを
ものすごく問題視する
ママがいらっしゃいます。

 

よく聞くのが「宿題」問題。

 

ちなみに、わが子は、ほとんど宿題を
していかないのですが、

(担任の先生も了承済み)

 

一度、「ママカルテ」のフィードバックに
こられたお父様にその話をしたら

 

絶句されて呆れられました・・・

 

「宿題もできない子が、将来困るとは
思われないんですか?」

 

なんて言われたこともあります。

 

世のお父さんお母さんは、
やっぱりこれまでのあたりまえに
縛られているんだなあ、と
感じたものでした。

 

 

私が、この本をみなさんに
おすすめする理由は

内容がみなさんの役に立つ!

という理由もあるのですが、

 

この本を読むことで、
みなさんのあたりまえのレベルを
チェックすることができるから。

 

いわば、読んだ方の考え方を
調べる「リトマス試験紙」みたいなものだと
思うからです。

 

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この本のレビューを見てみると

 

「筆者が言っているようなことが実現したら
学校が崩壊する」

 

 

「敎育、学校という今ある枠組みの中で
いかに支援をするかが大切なのに
それが分かっておらずけしからん!」

 

というようなレビューを見かけました。

 

 

だけど私はそうは思わない。

 

この本に書かれているようなことは
学校で実現不可能なことではないですし、

 

一部の学校ではすでに
チャレンジされていることです。

(なんなら、教育先進国では
すでにあたりまえになっていることもある)

 

 

確かに、本田先生の本には
「こうなったらいいな〜」は書かれていても
具体的な方法は少ないのかもしれませんが、

 

少なくとも、理想を叶えるために
できること、ってあるはずなんですね。

 

そのために必要なのは

「できるはずがない!」という

私たちのあたりまえを変えること。

 

 

学校が大きく変わり、
凸凹の子が過ごしやすい学校になったら、

 

実は発達凸凹が目立たない子も、
先生たちにも
快適な学校になるはず!

 

 

私は、「ママカルテ」を通じて
ママたちだけでなく、先生たちにも

「こうやったらいいんだよ!」

を伝えながら
そんな世界を叶えていきたいと思います。

 

 

ぜひこの本を読んでみて
自分の胸が

「ワクワク」するのか

「もやもや」するのか

チェックしてみてくださいね ^^

 

 

今日は学校生活に悩むママのお守りにもなる
1冊を選んでみました。

 

特に、4月から新1年生になるママには
おすすめの1冊。

 

気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

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