子どもに関わる仕事をしている専門職ママのお悩みはリフレーミングでリセット!

子どもに関わる仕事をしている専門職ママ。知識は人一倍あるのに、発達凸凹の子育てがうまくできていないと落ち込んでいませんか?仕事も子育ても一生懸命な専門職ママが自信を持てるようになる、ネガティブ思考のリセット術をお伝えします。
 
 

真面目な専門職ママほど子育てに自信がないという現実

 
 
世の中には、子どもに関わる仕事で活躍する専門職ママがたくさんいます。
 
 
・保育士さん
・幼稚園や学校の先生
・保健師さん
・臨床心理士さん
・理学療法士さん
・看護師さんや小児科医さん
 
 
こういった資格職の方だけでなく、幼児教室やベビーマッサージの先生、音楽教室や学習塾の先生など、どのお母さんも、どこかで1度はそのような専門職ママに子育ての相談にのってもらった経験があると思います。
 
 
 
 
そんな専門職ママはとにかく真面目な人が多い!
 
 
子どもの成長や発達についての知識が豊富なので、他のママの相談にのるだけでなく、自分の子育てにも一生懸命。
 
 
日々の生活から、遊びやおもちゃ選びに至るまで、自分の知識を総動員して全力で子どもと向き合おうとするお母さんが多いのです。
 
 
だけど、知識があるからといってうまくいかないのが子育て
 
 
身長や体重が思ったほど伸びない。
 
知育おもちゃを買ったのに、子どもが気に入るのはペットボトルや新聞紙。
 
ドリルをさせようと思っても、全力で拒否。
 
 
自分が一生懸命考えてやっている「理想の育児」から離れていく不安や、うまく子どもを育てられていないんじゃないか、という焦りがだんだん募ってきます。
 
 
しかも、自分の子育てがなかなかうまくいかないのに、仕事では悩める他のママにアドバイスをしちゃってる。
 
 
こんな私のアドバイスで大丈夫なのかな?無責任じゃないのかな?
 
 
真面目な専門職ママほど自信をなくしてしまう、というのは、悩んで子育てをしている自分と、他のママの相談に答える専門家としての自分の間に大きなギャップを感じてしまうからなんです。
 
 

子どもに関わる仕事をしているのに子どもの特性を受け入れられない!

 
 
専門職ではないお母さんたちから見たら、子どもに発達凸凹があっても専門知識があって正しい対応できるし、専門職ママの方がいいんじゃない?
 
 
そう思いますよね?
 
 
ところが、専門職ママだからこそのお悩みもあるんです。
 
 
実は私は小児科医。発達障害が専門ではありませんが、知識も対応も学んできた、いわゆる専門職ママです。
 
 
息子が3歳の頃、椅子に座れずうろうろする姿を見て、発達障害のワードが頭をよぎり、健診で相談しようとしました。
 
 
そのとき言われた一言はこうでした。
 
 
「ママが小児科の先生なら何にも心配いらないね。」
 
 
この言葉を聞き、口に出かけていた相談の言葉を飲み込んだこと、今でも覚えています。
 
 
子どもに関わる専門職の私は、子どものことを人に相談しちゃいけないんだ。自分でなんとかしないといけないんだ。
 
 
そのたった一言から、私はそんな風に思い込んでしまったのです。
 
 
その後息子は発達障害の診断を受けましたが、私は子どものことを受け入れられていないな、と感じていました。
 
 
例えば、息子の行動1つ1つを専門用語に当てはめ、これは発達障害だから仕方ないんだ、と思ってしまうこと。
 
 
専門家が患者さんを見るように、どこか他人事として息子を見てしまい、ありのままの息子ではなく、発達障害の息子、という視点で息子を見てしまっていました。
 
 
また、指示が入らない息子への対応に困っているところを、職場の知人に見られ、心の中で、「あー、しつけがなってないって思われちゃう」と思ってしまったこともあります。
 
 
専門職ママだから子どもをちゃんとコントロールできないといけない、という思い込みが、自分の中にあったのです。
 
 
これは私の例ですが、他の専門職ママからも同じような体験が聞かれるんです。
 
 
もちろん、真面目なママたちですので、「子どもを受け入れる」ということのハードルが高いことも一因でしょう。
 
 
でも、お母さんは、とりわけ子どものこととなると、自分のせいだと思いがち。
 
 
自分が仕事ばかりで子どもをきちんと見てあげられなかったからこうなったのかな。
 
この行動って、発達障害の特性だからこれからもずっと悩まされると思うとしんどいな。
 
子どもの将来、大丈夫なのかな。
 
 
自分の中だけで不安や焦りが渦巻き、でも専門職だから自分で解決しなきゃと思い悩む。その結果子どもを受け入れられていない気がしてしまうんです。
 
 
しんどいですよね。
 
 
このようなお悩みの根っこにあるのはネガティブなぐるぐる思考
 
 
「未来に対する漠然とした不安」や「過去のどうしようもない後悔の気持ち」は、考えてもどうすることもできないことですよね。
 
 
でも、ぐるぐると考えれば考えるほど、それが真実であるような錯覚に陥ってしまいます。
 
 
その結果、行動が不適切な方向に変化してしまったり、体調にまで影響があらわれることだってあるんです。
 
 
 
 
そうは言っても、どうしてもぐるぐる考えちゃう、やめるにはどうしたらいいの?と悩むあなたへ、オススメの方法が「リフレーミング」なんです。
 
 
次の章で詳しく説明していきますね。
 
 

ネガティブなぐるぐる思考をリセット!オススメのリフレーミング術教えます

 
 
「リフレーミング」とは、ある出来事や物事を、今の見方とは違った見方で見ることです。
 
 
わかりやすい例でいうと、コップに半分の水を見たとき、
 
 
「あ~、半分しかないんだな」と見るのか、
「まだ半分も残っているんだな」と見るか
 
 
で、感じ方が変わりますよね。
 
 
リフレーミングの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えることで、自分の思考をポジティブなものにしていくこと。
 
 
その結果、人生や行動の選択肢の幅がよりよい方向に広がり、自分の幸せにつながるのです。
 
 
このリフレーミング術を手に入れることで、ネガティブなぐるぐる思考から抜け出せるだけでなく、自分やお子さんのことをポジティブにとらえていくことが可能になります。
 
 
では、「自分は専門職ママなのに子どもの特性を受け入れられていない気がする」というお悩みをリフレーミングしてみましょう。
 
 
まず、自分が専門職ママであることが、子どもにとって役立つ状況を考えます。
 
 
例えば
 
 
・子どもに対してどういう風に接したらいい影響があるか、という知識を持っている
 
・受けられる支援制度に詳しい
 
 
次に、自分が専門職ママであり、子どもに発達特性があることに、どんなプラスの意味や価値があるかを考えます。
 
 
例えば
 
 
・子どものことをより気にかけてあげられる
 
・自分と同じように発達凸凹の子どもを持つお母さんの気持ちが分かる
 
・自分が子どものことで悩み、工夫してきた経験を、他のお母さんにも伝えることができる
 
 
このようにリフレーミングしていくと、
 
 
「自分は専門職ママなのに子どもの特性を受け入れられていない。こんな私が仕事で他のお母さんに偉そうにアドバイスしてていいのかな」
 
 
という思考が、
 
 
「私が専門職ママだからこそ、子どもの支援についての知識を活用したり、子どものことをより気にかけてあげられるんだ。そして、子どもに発達特性があって悩んだ経験があるおかげで、相談に来るお母さんの気持ちを分かってあげられるんだ」
 
 
というポジティブなものに変化します。
 
 
 
 
悩んでも仕方ない!と思ったころに出会ったのが、このリフレーミングの思考。
 
 
自分のネガティブなぐるぐる思考を、リフレーミングでポジティブに変換させられたことで、息子のことに思い悩む自分をしっかり受け止めることができました。
 
 
私が自分を受け止めたことで、息子の特性もポジティブに考えられるようになったんです。
 
 
さらに、息子自身も、お母さんである私にしっかり受け入れられていることを実感しているようで、気持ちが落ち着き、親子のコミュニケーションが増えていきました。
 
 
そして今は、自分と子どもの状態が落ち着いたことで、職場で出会うお母さんたちの悩みを自分ごととして考えることができるようになりました。
 
 
専門的なアドバイスだけでなく、自分の経験を参考にした工夫や、自分がこうしてもらえていたらうれしかったなという対応お母さんの気持ちに寄り添う声かけを意識できるようになったのです。
 
 
いかがでしょうか?
 
 
今回は、専門職ママならではのお悩みでしたが、このリフレーミングの思考はどんなお母さんにも応用することができます。
 
 
ネガティブなぐるぐる思考にはまってしまったら、
 
 
・ネガティブな状況が、他に役立つ状況がないかを考える
 
・ネガティブな状況が、他にどんなプラスの意味や価値があるかを考える
 
 
この2点を意識して、リフレーミングを試してみてくださいね。
 
 
専門職ママが今悩んでいる経験が、お子さんや、他の悩めるお母さんのチカラになれますように。応援しています!
 
 
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執筆者:森中博子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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