大自然のアトラクション!運動が脳の発達を加速させる!~阿蘇ファームランド「元気の森」~

楽しく運動できちゃうアトラクションが魅力の熊本県にある阿蘇ファームランド「元気の森」では、発達障害の子どもの脳の発達を加速させる、身体をたっぷり動かせる仕掛けがいっぱい!ADHDタイプの子どもと体験してきたのでご紹介します。
 
 

運動が発達障害の子どもの脳の発達を加速させるって知ってる?

 
 
発達障害の子どもが運動することで、脳が発達する。何となく聞いたことがあるような話だとは思いますが、それはなぜでしょうか?
 
 
運動は、大きく二種類に分類されます。
 
 
一つは手足や全身を動かす粗大運動。歩く、走る、ジャンプする、飛び降りるなどの動作がこれにあたります。
 
 
もう一つは、指先、目、口などある特定の部分を小さく動かす微細運動。文字を書く、視線を動かす、しゃべる、歌うなど、スキルと呼ばれるような器用な動作です。
 
 
微細運動は粗大運動をベースに発達していきますので、まずは全身を大きく動かす運動をやっていくことが大切です。
 
 
特に発達障害の子どもは、この2つの運動のどちらか、あるいは両方が苦手なことが多いのですが、その理由は運動をつかさどる脳の部位が発達していないから。
 
 
ですから、発達していないなら、発達させちゃえばいい!!
 
 
子ども時代は運動系の脳を鍛えるのに絶好の時期ですので、日々の生活や遊びの中で、目や耳を使ってたくさん身体を動かすことで運動系の脳をしっかり刺激したいものですね。
 
 
では、運動系の脳を鍛えるために毎日トレーニングをした方がいいのでしょうか?答えはNO!!
 
 
運動系の脳は感情をつかさどる脳と密接に連携しているため、運動して楽しい、と思えることが運動系の脳をさらに発達させてくれます。
 
 
ですので、子どもであれば思いっきり身体を動かして楽しく遊ぶことが運動系の脳を鍛える近道になるのです。
 
 
 
 

「元気の森」で楽しみながら健康づくり!思いっきり動くことでストレス解消にも効果的 

 
 
遊びの中で、全身を動かして楽しめるものって何でしょうか。最近は規制も多く、広い公園などで走り回ったり、ボールで遊んだりすることが難しくなっていますよね。
 
 
室内遊び場などもありますが、主に小さいお子さんが対象であることも多いです。
 
 
年齢が上がってくると、習い事や部活などスポーツをやっている子どもは別として、全身を動かして思いっきり遊べる場所は少なくなってしまいますよね。
 
 
そんな子どもにピッタリの場所があるんです。それはアスレチック。アスレチックでは、登ったりぶら下がったり、腕や足を思いっきりのばしたりといった普段やらない動作もできます。
 
 
さらに、「あそこに上るには次に手と足をどう動かしたらいいかな」という風に無意識に考えながら、目と身体を動かすなどの動作も必要ですので、自然と脳が鍛えられていくのです。
 
 
「でも、アスレチックってよっぽど大きいものじゃないとすぐに飽きちゃうんじゃない?」と思ったあなたにおススメのお出かけスポットがあります。
 
 
それが、熊本県阿蘇郡の阿蘇ファームランド内にある元気の森
 
 
阿蘇ファームランドは、雄大な阿蘇山の裾野に広がる健康増進パーク。大自然の中で宿泊・食事などいろんな体験ができる施設です。
 
 
今回オススメする「元気の森」は、約1万坪の森や谷を活かして作られた運動装置で、身体と頭脳の両方を最大限に使って健康づくりを楽しめる、をコンセプトとした世界に類を見ない施設。
 
 
大自然の中で日の光や風を感じながら楽しんでチャレンジしているうちに、脳と全身のありとあらゆる筋肉を活性化して、健康づくりやストレス解消ができちゃう場所なんです。
 
 
また、安全面にも配慮して設計されており、運動が苦手な方や小さなお子さん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまで、3世代で楽しむこともできます。
 
 
家族や仲間とコミュニケーションをとりながら、自分に合った運動を体験していくことができるんです。
 
 
 
 

ADHDタイプの子どもと体験してわかった「元気の森」のおススメ点と注意点

 
 
そんな「元気の森」に、注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの息子と一緒に行ってきました。
 
 
子どもには、あらかじめホームページの写真を見せながら、「楽しいアスレチックがたくさんあるんだって、みんなで運動できて楽しそうだね」という情報を刷り込んでおきました。
 
 
体験当日はいいお天気。阿蘇山がすぐ近くに見え、周りには山以外何もない開けたロケーションにテンションがあがる我が家。
 
 
入場券を買って入場ゲートをくぐります。「元気の森」は、当日であれば何度でも入退場が可能なので、ごはんを食べたり、休憩を取りながら楽しむこともできますよ。
 
 
入場ゲートを後にし、エレベーターで谷底まで降りると、目の前にはたくさんの運動装置が!! 約70種類ものさまざまな装置があり、それを順番に回っていく、というシステムでした。
 
 
中には難易度の高いものもありますが、それぞれの装置の横に立て札があり、対象年齢や身体のどの部分を使うための装置か、ということが書いてありましたので、迷わず進むことができます。
 
 
一つの装置が終わったら、すぐに次の装置があらわれる、というスタイルは、興味の対象がどんどん移っていくADHDタイプの息子にぴったり!飽きずにどんどん進んでいきます。
 
 
4歳の弟も一緒でしたが、さすがに一人ではできない装置もあり、自分のできる範囲でスキップしたり、親が手を貸しながら楽しむことができました。
 
 
ものすごく高いところに登るような不安定で危険な装置はないので、不安が強いタイプのお子さんでも選びながら楽しめます。
 
 
途中、色とりどりのドームの中に丸太や石などで作られた装置が一つずつ配置されている「アドベンチャーゾーン」というエリアがありました。
 
 
ドームが密集した丸太の山を登って下りる、木や網が張り巡らされた室内を抜けていく、などのアトラクションを次々にクリアしていくというものです。
 
 
次々クリアする、というゲーム感覚の進み方が息子はとても気に入ったようで、一つ終わってはまた次へと、どんどん進んでいってしまいます。
 
 
中には、身体の小さい子どもには簡単に通り抜けられるものの、大人は時間がかかってしまうものもあり、気がつけば息子を見失ってしまいました…
 
 
アドベンチャーゾーンの入り口に「このエリアでは迷子が多いので注意しましょう」と書かれており、我が家と同じように子どもを探している親御さんが何人かいました。
 
 
エリアの最後は赤い壁の迷路で、その後のゴールで息子は待っていてくれましたが、集中してどんどん進んでしまう周りが見えにくい発達障害特性をもつお子さんは注意が必要だと思いました。
 
 
あらかじめ「最後に赤い迷路があるから、そこをクリアしたところで待っててね」と約束するなど見通しをつけておくとよいでしょう。
 
 
我が家はお昼前にスタートし、お昼ご飯をはさんで夕方まで、3時間半ほど滞在して楽しみました。
 
 
途中、時間がかかるアトラクションがあったためか、最後までたどりつくことができず、息子は「また絶対来るから!!」と不満とやる気半々で元気の森を後にしました。
 
 
気がつけば息子たちの洋服は真っ黒、親も普段使わない筋肉を使いへとへとでしたが、ものすごく身体を動かした実感があり、子どもたちは夜もぐっすり眠ってくれました。
 
 
雨が降った場合でも、半数以上のアトラクションは屋根の下にありますので遊ぶことができます。
 
 
また、アトラクションの間にベンチや飲み物の自動販売機などもあるため、休憩を取りながら楽しむこともできます。
 
 
中には、お弁当を持ち込んで食べている方もおり、比較的自由に楽しむことができるようです。
 
 
我が家の訪問は秋の晴天の日でしたが、真夏だと屋外のアトラクションは厳しいかもしれませんし、冬の阿蘇は雪の日も多いので訪問の際は季節やお天気を選んだ方がいいかな、と思いました。
 
 
面白そうだな!と思ったあなた。子どもも大人も「できた!!」が体験できる「元気の森」に、ぜひ行ってみてください。
 
 
 
 
――施設詳細――
【施設名】阿蘇ファームランド 元気の森
【住所】熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5579-3
【開園時間】年中無休9:00~17:00(元気の森の受付は16:30まで)
【公式サイト】https://asofarmland.co.jp/
※この記事の情報は2019年11月時点のものです。訪問の際には公式ホームページで最新の情報を確認してくださいね。
 
 
執筆者:森中博子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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