さて、今日は
わが家の発達凸凹長男
通称ふーと私の
発コミュはじめて物語を
お話させてください。
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元気でやんちゃな長男ふー!
4000g超のBig Babyで産まれ、
誰よりも大きな声で泣き、
1週間検診で1か月検診と
間違われるほどの
大物だった赤ちゃん時代。
そして、
かわいい笑顔を見せ、上手に言葉を操る
元気な「The男子」に
成長していきました。
だけど
気になるものがあると一直線。。。
立ち歩きばかりでごはんもゆっくり
食べられない。。。
まあ、でも男の子ってこんなもんよね。
元気が一番♪
そう思っていた3歳の春。
「ふーくん、おあつまりの時、
全然座ってくれないんです」
「ちょっと動きも多いかなと思います」
保育園での息子の行動を、
担任の先生にそう指摘されたのです。
「発達相談に行かれた方がいいと思います。」
その一言を聞いて初めて、
私は先生が何を言おうとしているのかを
理解したのです。
「ふーは、発達障害、、、
ってことかな。」
はじめて私の頭にその言葉が浮かびました。
男の子なんてみんなこうだって思ってた。
小児科医なのに
ふーの行動が普通だって思ってたなんて。
子どものこと
ちゃんとわかってなかったなんて。
情けない。
そう思ってしまったんです。
その後、市の発達相談に行き、
知能検査を受けましたが
言われた言葉は
「様子を見ましょう。」でした。
今まで、私も仕事で何度も使ってきた
この言葉。
それがどれだけ
母親を不安にさせるものか
身をもって感じたのでした。
とはいえ、なんとかしなきゃ!
という気持ちで、
ペアレントトレーニングやセミナーを
受講したり、
いろんな本を読みあさりました。
でも、全く変わらないふー。
それまでは
ふーらしくてかわいいなって
思っていたやんちゃさや元気さ。
本が大好きで、その世界を頭の中で
どんどん広げていく空想力。
思いついたことをポンポン
話してくれるときのワクワクした目。
そんなふーらしさが、
「この子は発達障害なのかも」
と思ったとたん、
「ADHD」というラベルを貼られたように思えて、
「修正しなきゃいけないもの」
に変わってしまいました。
それからは、
ふーをなんとかしなきゃ、と焦り、
小児科医=子どもの病気の専門家のはずなのに
子どもを怒鳴ってばかりの毎日。
子どもの夢を応援するどころか、
否定したり、バカにした発言をしてしまう。
そのうち、ふーは
私をおびえた目で見るようになり、
あのかわいい
空想のお話を聞かせてくれることも
なくなってしまいました。
さらに私を追い詰めたのは、
自分の子育ても
うまくいっていない私が、
お母さんたちから相談を受けることでした。
誰かに偉そうにアドバイスをするなんて
私にはそんな資格ないのに・・・
そして、
「私が働いてるから、
ちゃんと関わってあげられていないから
うまくいかないんだ」
といつしか自分を責めるようになって
しまいました。
母親としても、小児科医としても、
すっかり自信をなくしてしまった私。
そして、
「どうせ僕はダメなやつだし」
「自分なんて好きじゃない」
と言い始めてしまったふー。
その後、ふーは5歳の頃に
発達障害ADHDの診断を受け
私の心はさらに落ちていきました。
ですが!こんなどん底の私たちは、
この後、奇跡のV字回復劇を
見せるのです!
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さて、どん底まで落ち込んでしまった
私とふー。
一体どうなってしまうのか?
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