子どもの「どうせ」にはワケがある

 

3月!凸凹キッズが口にすることが多い

「どうせ無理」というワードを

紐解いてきています。

 

 

目的は「どうせ無理」からの卒業!

わが子に自信をつけ、どんどん行動する子に
なってほしい!と思うママは
ぜひ読んで見てくださいね。

 

 

今日は第5回。
バックナンバーはこちらから

 

うちの子、どうして「どうせ無理?」ってすぐあきらめるの?

うちの子、どうして「どうせ無理?」ってすぐあきらめるの?
発達凸凹キッズの口ぐせの1つに「どうせ無理」と言うものがあります。頑張ってもできないことが多い凸凹キッズ。すぐに諦めてしまう「諦めぐせ」や、「やる気がでない」ことが多い凸凹キッズが、「やってみよう!」と思えるようになる声かけをお伝えしていきます。

 

・「どうせ無理」の正体はこれだ!

「どうせ無理」の正体はこれだ!
発達凸凹キッズではやればできることでも「どうせ無理〜」と言ってやる前から諦めてしまうことがあります。この「どうせ無理」は、失敗経験を重ねることによる学習性無力感の表れなんです。今日の記事では、凸凹キッズがどうして「どうせ無理」と言ってしまうのかを紐解いていきます。

 

・わが子の「どうせ」に隠れているSOSと思い込み

わが子の「どうせ」に隠れているSOSと思い込み
子どもが口にする「どうせ無理」という言葉をスルーしていませんか?どう声をかけたらいいかわからない。なんて返したらいいんだろう。そう悩んでいるママもいるかもしれません。実はこの言葉には、子どもの「SOS」と「あきらめ」が隠れているんです。

 

・「どうせ無理」を卒業するたった1つの方法

「どうせ無理」を卒業するたった1つの方法
「どうせ無理」を紐解く。第4回目は「どうせ無理」を卒業するためのたった1つの方法についてお伝えしています。

 

 

 

さて、自信のない凸凹キッズが
よく口にする
「どうせ…」という言葉

 

 

紐解いてみると、
「どうせ」が口グセになるのには
必ずワケがあるのです。

 

 

今日からそれを1つ1つ
紐解いていきますね。

 

 

まず、理由の1つめは
「失敗体験」です。

 

子どもは大人と違って
何でも上手にできるわけではありません。

だから、毎日毎日
何かしら失敗しています。

 

 

ある日のわが家で起こったエピソードを
例に考えると

 

9歳小4長男は

「コーンフレークを食べようと思い
スプーンとお皿と牛乳を
同時に持とうとして
牛乳を落としこぼしてしまった。」

 

7歳小1次男は

「麦茶を自分で注ごうとして
勢い余って
コップからあふれてしまった」

 

そんな失敗がありました。

 

 

まあ、どっちも私にとっては
大惨事

 

1日に2回も床を拭き掃除するなんて
ついついため息をついてしまいたい
気持ちになっちゃいますよね。

(しかも1回は牛乳だし。。。)

 

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ですが、大事なことは
失敗したという事実ではない。

 

この失敗に対して
どう目をつけるか、なんですよね。

 

 

例えば長男。

失敗の原因は
いろんなものをいっぱい持ちすぎたから

なのですが、

 

 

ここで

「たくさん一度に持つから
こぼしたんでしょ!」

 

と毎回叱ったらどうなるか。

 

 

何度か同じ失敗を繰り返した後

「どうせ牛乳こぼすから
もう自分ではやらない。
母ちゃん注いで」

になってしまう。

 

 

親としては、

「何度も失敗するから
自分で考えて

お皿を一度置いてから
牛乳を持ってきたらいいんだ」

自分で気づいて欲しい
思ってしまいがちなのですが、

 

 

それがなかなかうまくできないのが
発達凸凹キッズなのです。

 

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そこで私がした声かけは
こんな感じ。

 

「おお、牛乳こぼれちゃったね
(事実を伝える)

 

「〜くんにかからなくってよかったよ^^
(私の感情)

 

「ぞうきん持ってくるから
一緒にふこうね(提案)

 

さらに、

「だけどさ、小さい頃は
お皿もスプーンも全部母ちゃんが
準備してたんだよ。

 

自分でできるようになって
母ちゃんうれしいよ^^
(息子の成長を伝える)

 

 

ここまでできると完璧♪

 

息子は怒ることもなく、
凹むこともなく、
一緒に床を拭いておしまい。

 

 

これを繰り返していくと、
子どもたちは

 

「どうせできないから」
「どうせやっても怒られるから」

と感じずに、

 

「じゃあどうしたらいいかな?」

と考えるようになってくれるんです。

 

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発達科学コミュニケーションでは
子どもの脳に届く声かけ
科学的に学ぶから

 

悩んだ時、
どう対応していいのか
わかるようになるんですよ。

 

講座の中でも、

「こういうシチュエーションで
どう声かけするか」

 

を徹底的にトレーニングします。

 

 

では、今日は講座のシミュレーション。

みなさんに宿題
出しておきたいと思います。

 

先日のわが家の次男の失敗。

「麦茶を自分で注ごうとして
勢い余って
コップからあふれてしまった」

 

に対して、

 

今のあなただったら
どんな声かけをしているのか?

 

 

そして、

わが子に「どうせ」と言わせないためには
どんな声かけをしたらいいのか?

 

 

自分のお子さんだったら
どうかなあ?と想像して
考えてみてくださいね^^

 

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