こんばんは。
今宵も、ママの「ワタシ時間」へようこそ。
今日から1週間、
「発達相談」をテーマに
ママたちに知っていてほしいお話を
させていただきますね。
今日のタイトルは
「子どもの発達相談って
なんのために受けるんだろう?」
という、あるママの言葉を
そのまま採用させていただきました。
あなたはどう思いますか?
子どもの発達相談って、
なんのために受けるんでしょうか。
私が考えている答えは、
「子どもの味方をつくるため」
これが、子どもの発達相談を
受けるたった1つの
理由だと考えています。」
この3月は、毎日のように
「ママカルテ」の
フィードバック(=結果解説セッション)を
実施していますが、
ママたちと
フィードバックを重ねるうちに、
気づいたことがありました。
それは
ママたちが、
既存の「発達相談」に満足していない
ということです。
私は「ママカルテ」を受ける
ママとお子さんのことを、
「事前ワーク」=問診を読み込み
「個別相談」=初診でゆっくりお話を聞き、
ママたちが一生懸命答えてくださった
「ワーク」を解析し、
「フィードバック」でお子さんとママの
未来について語る。
これだけ多くの時間考えながら
「ママカルテ」をつくっています。
ママたちの悩みに、思いの変化に、
ずっと私が寄り添うことで
1つの「ママカルテ」が完成するんです。
そんな中で、「発達相談」に対する
ママたちの思いを聞く機会が
これまでに比べて
ものすごく増えたんです。
「担任の先生に言われるままに
発達相談をうけたけれど
わが子のことは何もわからず
ただただ不安だけが増えてしまった。」
(小2・男の子のママ)
「わが子が人と違うってことを
どうしても認めたくなくって
発達相談に行ったけど、
結局、みんなと同じようにできないことを
つきつけられただけで
よけいに辛くなってしまった」
(小5・女の子のママ)
「ママカルテ」に寄せられる
ママたちの声は、
発達相談に行ったことで
よけいにママの心が
しんどくなってしまったり、
お子さんのことが
わからなくなってしまった。
そんな辛いものばかりでした。
私が考える理想の発達相談は
わが子を紐解く
未来への作戦会議
発達凸凹キッズ子育てという
ちょっとだけ上級編の子育てを
ママたちが迷わないで進めていけるように
ヒントをくれる場。
そして、ママがわが子のことを
まっすぐ見ることができる
大切な機会なのです。
その作戦会議で
ママがわが子のことを
しっかり知ることができるからこそ
わが子を心から
愛することができる。
わが子のすごいところを
認めることができる。
わが子が毎日頑張っている姿を
想像することができる。
少し人と違うところがある
発達凸凹キッズは、
決して人より劣っているわけ
ではない。
ただただ、
「自分らしく
あろうとしている」
だけなんです。
ママが、そんなわが子を理解して
わが子の本当の姿や心を
周りの人に伝えることができたら、
きっとその子には
たくさんの味方ができるでしょう。
だからこそ、「発達相談」の場では
教科書に載っている一般的な話ではなく、
ADHDや自閉症スペクトラムや
学習障害という
「診断名」でラベリングされた
話でもなく、
「その子の話」がしたいんです。
「発達相談」
=子どもの味方をつくるチャンス。
そんな当たり前のことが
この社会で
本当の当たり前になりますように。
そのためにまた明日も
たくさんの親子と向き合っていきますね。
今日のお話はここまで!
今日も頑張ったあなたへ。
おやすみなさい^^