こんにちは!
2022年年末に、発達凸凹キッズの
対応策について知ってほしい!
そんな気持ちから、過去に
ご相談いただいた内容で
皆さんにお役立ちかも?と
思われることをまとめた
発達凸凹基本のキ!を
配信しています。
前2回はこちらをチェック
第1回
発達凸凹ってどういうこと?〜発達凸凹基本のキ vol.1〜
https://desc-lab.com/morinakahiroko/808/
第2回
発達凸凹の子ってどうして困りごとが多いの?〜発達凸凹基本のキ vol.2〜
https://desc-lab.com/morinakahiroko/811/
さて、今日は第3回。
前回の宿題、覚えていますか?
お子さんに呼びかけて、
返事が返ってくるまでの時間を
計る、でしたね。
どうだったでしょうか?
思ったより「長っ!」って
思われませんでしたか?
今のわが家の場合、
小4ADHD長男は2〜10秒
小1次男は4〜10秒
でした。
意外と短いなあ、とか
ばらつきが結構あるのね、とか
新しい気づきがあったんじゃないですか?
そして、やってみて気づいた方も
いらっしゃるんじゃないですか?
こういう風に話しかけたら、
子どもが返事しやすい
話しかけ方ってあるんだな、って。
こういう時に話しかけたら
子どもに声が届きにくいんだな、って。
なぜ、子どもが返事するまでに
時間がかかるのか、
それは、子どもの脳は未熟なので、
情報を処理する時間がよけいかかるから。
頭の中で入ってきた情報を処理して
なんて返事しようかと考えて
そして言葉になる。
その作業に時間がかかるんです。
だから、何かに集中しているときには
お母さんの言葉は耳には届くけど
脳には届かない。
さらに、矢継ぎ早に話してしまうと、
お子さんは処理が追いつかなくって
これまた脳に全然届かない。
ですので、今回計った時間を意識して、
1つのことを話したら、
反応を待って次を話してあげると
脳に届きやすくなりますよ。
この反応するまでの時間っていうのは、
だいたい年齢とともに短くなっていく
傾向にありますが、
発達凸凹、特に少し不注意傾向が
あるお子さんだと、
年齢が上がるとより
気が散るものが増えてしまって
返事までに時間がかかる場合もあります。
また、発達凸凹のお子さんでは、
じっくり聞くことが苦手な子が多い。
だから何度お母さんがよんでも
返事をしないとか
聞いてくれない
っていうことが多いんですね。
それを、お母さんたちはつい
「もう無視しないで!」
って怒ってしまうんですけど
無視しているのではなく
本当に聞こえていないことが結構あるんです。
何歳だから、何年生だからこのくらい、
っていうのはないんですね。
お子さん自身を観察することで
見つけて行ってくださいね。
脳に言葉を届けるためのテクニックとしては
まずは話の始め方が重要です。
脳に届くような言葉かけにするには
笑顔でゆっくり優しく話す
を意識します。
これを発コミュでは
「3S(スリーエス)」と呼んでいます。
つまり、
Smile(笑顔で)
Slow(ゆっくり)
Sweet(優しく)
の3つのSですね。
どんなに、言葉だけを子どもの脳に
届くものに変えたとしても、
子どもの脳は大人より未熟なので、
言葉の意味よりも雰囲気やイメージに
引っ張られてしまいます。
だから、どんなに伝わりやすい言葉を
使っても
お母さんの顔や声色が恐ければ
やっぱり脳には届かないんですね。
この3Sは
まずはお母さんの声を
お子さんの脳に届きやすくするための
基盤づくりになります。
いつもガミガミ怒って怖い人の話って、
大人であってもやっぱり聞きたくない。
耳がぴっと閉じてしまわないように
3S、やってみてくださいね^^
発達凸凹基本のキ特集も
残り2回!
次の記事は、褒めるのが苦手なママにオススメ!
最強の褒め方テクニックを1つ
お伝えしますね。
お子さんと接する時間が
多いからこそ、
ママが楽できるテクニックを
1つ覚えてほしい!
次の記事もお楽しみに^^