こんにちは〜。
今日は日曜日。
「ひろこ先生の本棚!」
の日です!
少し頭を休めて
新しい価値観に出会う日にしてくださいね^^
初めて読む方のために説明しておくと、
「ひろこ先生の本棚」コーナーは
私が、小児科医の視点から、
凸凹キッズの母親の視点から、
そして、脳科学と発達診断のプロ!
としての視点から
選りすぐりの1冊をお届けする企画。
今日ご紹介するのは
こちらの本です!
「ほんとのこと」は、
親には言えない
子どもの言葉を生み出す対話
木村泰子 著
木村先生は、大阪にある
大阪市立大空小学校の初代校長先生。
ご存知の方もいらっしゃるでしょう、
「みんなの学校」と言う
ドキュメンタリー映画。
その映画で紹介された
学校です。
木村先生は、この本で
誰かに対して疑問を持つ。
そして相手に問いかける。
そこから始まるコミュニケーションを
語ってくれています。
この本を買ったきっかけは
実はジャケ買い。
本屋さんでこの本に出会って
ビビビっときちゃいました。
表紙を開いた見開きにある文字
「どんな子も
ひとりぼっちにならないように」
の文字に、
胸を打たれたのでした。
木村先生がこれまでに出会ってきた
子どもたちとのエピソード。
その中で一番
私の心の中に残っている言葉がこちら。
「子どもから本当に言いたい言葉が出る。
それがコミュニケーション。
だから先生も親も、
子どもに『はい』と言わせたら
アウトなんです」
私は、子どもに
「はい」と言わせるような声かけを
していないかな?
関わる子どもたちは、ちゃんと
「自分の言葉」で語ってくれているかな?
皆さんはどうですか?
わが子に「問いかけ」
していますか??
こんな素敵な先生がいらっしゃる
素敵な学校。
そんな学校がたくさん広まればいいな。
そして、
「学校が子どもがありのままの
自分をだしていい『居場所』になる。
そうすれば、行くのが嫌だと思う
こどもはいなくなります」
この本の中にあるこの言葉を
実現できるように。
私も居場所を作ってきたい!
そんな思いになる1冊です。
今日は子どもとどんな風にコミュニケーションを
とったらいいかな?と悩むママの参考になる
1冊を選んでみました。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。