こんばんは。
怒ったあとケロッとしてる。
反省したのかどうか
いまいちよくわからない。
結構激しい怒りだったのになんで?
振り回される親の方が疲れますよね。
ADHD傾向がある子は
・衝動性が強くブレーキがきかない
・脳の中が常に情報で溢れかえっている
という特性があります。
次から次へと情報を頭の中に入れて、
情報を出していて、
高速ベルトコンベアーのような状態です。
そのため、
嫌なことがあると一気に怒りが爆発し、
エネルギーを出し切ると
次の情報へと意識が移っていきます。
だから「さっきの怒り」を
頭の中にとどめておくことが苦手なんです。
こちらが
「まだ話終わってないでしょう」
と続けようとすると
「は!?」
次の怒りが出てきてしまう。
これが
怒りのエンドレスループです。

ただ、これ自体は
特性の問題なので一時的の対応でも
カバーできることはあります・
問題は「繰り返す」こと。
脳は繰り返すと定着するので、
最初は特性により出ていた「怒り」が
脳のクセになることで
どんどんコントロールが効かない状態になる。
これが「なんか怒りっぽいな」で
済ませられない理由です。
怒りの沸点がどんどん低くなり
本人もコントロールできなくなっていき、
どんどん自信を失っていきます。
なぜか?
自分が怒った原因はわからない。
だけど周りの目が厳しくなり
「また怒られた」とストレスを感じて
心を守るためにまた「怒る」から。
生徒さんのお子さんの中にも
「なぜあの時、周りが怒っていたかわかる?」
と聞いても
「わからない」
「相手が怒ってたのはわかる」
という怒られた記憶だけが
残っているケースがよくあります。
原因はわからないから
本人もどうしていいかわからない。
その間に次の感情が出てくるから
ケロッとしたように見えるんです。
その瞬間は、傷ついていたとしても。
だから、
ADHDキッズの「怒り」は
感情コントロールをするための
テクニックや
会話で「怒らない」ようにさせる
といった
『感情を抑えてなくしていく』
方法は効果がありません。
感情の土台を整えて、
怒りそのものが出にくくなる
対応が必要になっていきます。
たとえば
・少しだけ我慢できた
・言葉にしようとしていた
・切り替えようとしていた
そんな小さな変化を
「今のよかったね」と意味づけしていく
こうした積み重ねによって
“怒るしかなかった脳”に
別の回路が少しずつ増えていきます。
怒りをなくすのではなく
怒りを扱えるようにする
ここが変わると、
同じ場面での反応が変わり始めます。
では。今日はここまで^^

