心配、指示、先回りをやめたら子どもが動き出すわけ

不安で動けない

さて今日は

「心配・指示、先回りをやめたら

子どもが動き出すわけ」

についてお話します。

 

昨日は、心配だからこそ

つい先回りしてしまうママの気持ちに

ついてお話ししました。

 

起立性調節障害があっても、

なくても、

子どもが学校に行けなくなると、

親の声かけは増えていきます。

「起きなさい」
「もうお昼だよ」
「ご飯食べなさい」
「水を飲んで」
「ちょっとは勉強したら?」
「お手伝いくらいして」

どれも、子どものためを思って

出てくる言葉です。

 

体を心配している。

勉強の遅れも気になる。

このまま動かなくなったら、

将来どうなるんだろう。

 

だから、何とかしてあげたくて

声をかける。

でも、声をかけるほど子どもは

黙り込み、部屋にこもり、

ますます動かなくなる。

 

そんな姿を見ると、

「もっと言わないと

伝わらないのかな」

と思って、さらに言葉を

重ねてしまうこともありますよね。

 

昨日の過干渉チェックで3つ以上

当てはまった方は、

自分を責めるのではなく、

今の関わり方を見直すサイン
として

受け取ってみてください。

特に、お子さんの動きが

止まっている時は、

心配からの声かけが、

本人の緊張や負担を高めていないか、

立ち止まって考えてみることが

大切です。

 

なぜなら、

不安やストレスが強い時、

脳はまず「どうすれば安全か」を

考えようとします。

脳の警報装置が鳴っているような

状態では、

先のことを考えたり、

順番を決めたり、

自分で選んで動き出したりする余裕が

なくなります。


そこへ「起きて」「勉強して」と

指示が重なると、

子どもには「またできなかった」と

感じられ、脳の警戒モードが増し、

脳の成長どころか守りに入るので、

ますます動けなくなることも

あるのです。

 

だからといって、

声をかけるのをやめて

何もせずに待てばいい、

ということではありません。

必要なのは、

指示をゼロにすることではなく、

今のお子さんの状態に合わせて、

声かけを変えること。

 

体がつらい時は、

目標を増やさず休めるようにする。

気持ちを話せそうな時は、

すぐに答えを返さず聞いてみる。

少し選ぶ余裕が戻ってきたら、

本人が選べる小さな一歩を

一緒に考える。

 

同じ声かけでも、

回復段階によって

届き方や必要な支え方は変わります。

心配や指示を手放すのは、

子どもを放っておくことでは

ありません。

 

親が先に答えを決めるのを

少しゆるめて、

子どもが自分で考え、

選ぶ余白をつくること。

さらに回復の順番を知って、

その各段階で何が必要かを

ママが知っておくこと。

 

そのサポートの積み重ねが、

「自分で決めてみようかな」

「これならできるかもしれない」

という気持ちにつながります。

ゴールにたどり着く道を知って

のぼる山とそうでない山、

どちらが早く山頂につくかは

いわずもがなです。

レシピを知って作るお料理と

そうでないお料理も一緒。

タイムリミットのある子育てで

何を選択するかを

一度考えてみませんか。

今日はここまでです。

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