起立性調節障害は親のせい?「育て方が悪かった」と悩むお母さんへ

Q&A

 

Q|ママからの質問

「心理的な問題も関係しています」
と言われると、
私の育て方が悪かったのではと
思ってしまいます。

A|回答

いいえ。
「心理的な要因が関係する」ことと、
親の育て方が原因であることは
別です。

過去に原因を探し続けるより、
今、この子の負荷を増やしているものは
何だろうと考えることが大切です。

 

こんにちは!

起立性調節障害・不登校・不安で動けない子が、朝から笑顔で挑戦し始める力を育てる

発達科学コミュニケーション
トレーナーの大下真世です。

 

「心理的な問題も関係しています」

 

そう言われたとき、
「私の育て方が悪かったのでは」
「もっと違う関わりをしていたら」

 

そんなふうに、
自分を責めてしまうことはありませんか?

 

起立性調節障害は、
親の育て方だけで起こる病気ではありません。

 

だからこそ、
過去の自分を責め続けるのではなく、
今、この子にどんな負荷が
重なっているのか
を
見ていくことが大切です。

この記事でわかること

  • 「心理的な要因が関係する」と親の育て方を同じ意味にしてはいけない理由
  • 起立性調節障害で負荷が重なりやすい背景
  • 過去を責めず、家庭で今日からできること

「心理的な要因が関係する」と親のせいは別のこと

起立性調節障害には、
自律神経の働きや身体の成長、
生活習慣、心理社会的なストレスなど、
複数の要因が関わることがあります。

 

一方で、

 

「心理的な要因が関係する」ことは、
「親の育て方が悪かったから
起立性調節障害になった」
という意味ではありません。

 

二つを同じ意味にしてしまうと、
親は自分を責め続け、
子どもに必要な支援を考える余裕まで
失ってしまいます。

 

周りからの言葉を、
親がどう受け取るといいのかを
整理してみましょう。

 

周りからの言葉を、どう受け取るといい?

周りから言われる言葉 親の受け取り方 ここで持ちたい視点
「心理的な要因も関係しています」 私の育て方が悪かったせい? 何が悪かったのかを探すより、今の子どもの負担を見る
「家庭での関わりも見直しましょう」 親の接し方が悪いの? 今日から減らせる負担や、増やせる安心を考える

 

起立性調節障害は一つの原因だけで考えられない

起立性調節障害のお子さんを見ていると、
身体の状態だけではなく、
さまざまな負荷が重なっていることがあります。

 

・睡眠
・学校生活
・友達関係
・不安の強さ
・もともとの発達特性
・頑張りすぎや失敗への怖さ
・日々の生活の中で感じる緊張

 

もちろん、
これらがすべてのお子さんに
当てはまるわけではありません。

 

だから大切なのは、
「何が原因だったんだろう」と
一つの答えを探すことではありません。

 

今、この子の負荷を
増やしているものは何だろう?

 

と考えていくことです。

 

過去の犯人探しより今の負荷を見つけよう

たとえば、

 

学校の話をされるだけで、
苦しくなっていないでしょうか。

 

勉強の遅れを考えるたびに、
「どうせ無理」と思っていないでしょうか。

 

できなかったことばかりに注目され、
自分の気持ちを言葉にする余白を
失っていないでしょうか。

 

親子の関わりを振り返るのは、
「あなたの育て方が悪かった」
と言うためではありません。

 

今の子どもの負荷を減らし、
安心できる時間を増やすため
です。

 

家庭を見直すのは親を責めるためではない

家庭は、
過去を裁くための場所ではありません。

 

今日から変えられる場所です。

 

1.安心できる関わりを増やす

できなかったことだけに注目せず、
体調や気持ちを受け止める関わりを
増やしていきます。

 

2.自分の状態を考える余白をつくる

親がすべてを決めるのではなく、
子どもが自分の状態や気持ちを
少しずつ言葉にできるよう支えます。

 

3.「できなかった」の次を一緒に考える

失敗を責めるよりも、
次はどうするかを
一緒に考えることを大切にします。

 

 

まとめ|自分を責めるより今日からできる一手を増やそう

「心理的な要因が関係する」ことと、
「親の育て方が原因である」ことは
別です。

 

起立性調節障害は、
一つの原因だけで考えられるものではありません。

 

だからこそ、
過去の自分を責め続けるよりも、

 

今、この子の負荷を増やしているものは何か。

今日から変えられる関わりは何か。

 

そこに目を向けていきましょう。

 

 

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