思春期の子が動けなくなる「優しさ」の正体|親子の共依存が起きる理由

こだわりタイプ
思春期になってから「ママのせい」「ママが決めて」と言われ、子どもが動けなくなっていると感じることはありませんか。その背景には、優しさから生まれる親子の共依存が隠れていることがあります。日常に起こりやすい関わり方のズレと、子どもの自立を支える視点を解説します。

 

1.思春期になってから、子どもの言動が変わっていませんか?

 

「思春期の子が動けなくなる

 “優しさ”の正体「共依存」」

 

についてお話しします。

 

少しだけ耳の痛い、

でもとても大切なお話です。

 

今までよく言うことを聞いていた

お子さんが、

 

思春期になり、

「ママのせい」「ママ決めて」

というようになったり、

 

感情をぶつけてくる場面が

増えてきたら、

 

それ「共依存」に陥っているかも

しれません。

 

 

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2.それは「優しさのズレ」から始まる共依存かもしれません

 

といっても、

重たい心理学の話ではありません。

 

日常によくある、

“優しさのズレ”の話です。

 

夜21時。

リビングでスマホを見続ける我が子。

 

「お風呂入らないの?」

「明日、大丈夫?」

「もう寝る時間だよ?」

 

声をかけるたび、

返ってくるのはため息と不機嫌。

 

ママは思います。

 

「今はしんどい時期だから」

「私が支えなきゃ」

「ここで機嫌を損ねたら、明日が大変」

 

言葉を選んで、様子を見て、

結局、ママの一日は左右され、

子どもの調子次第になります。

 

これ、一見すると

優しいママだなと感じたり、

「仲がいい親子」に見えます。

 

3.子どもの感情を“代わりに管理する”関係性

でも、少し視点を変えてみてください。

 

ここで起きているのは、

子どもの感情を、

ママが管理している状態

これが共依存です。

 

ここで、

わかりやすい例えを出しますね。

 

テレビのリモコンの話です。

 

本来、

テレビを見る人が

自分でリモコンを持って

チャンネルを変えます。

 

でも、

「この番組つまらないでしょ?」

「今はこれがいいと思うよ」

「音量下げとくね」

と、ずっと親がリモコンを操作していたら

どうなるでしょう?

 

最初は楽かもしれません。

 

でも次第に、

子どもは

「自分で変える感覚」を失います。

 

✔ 自分はどうしたいのか

✔ どう切り替えればいいのか

✔ 不機嫌をどう立て直すのか

 

わからなくなるんです。

 

 

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4.思春期に必要なのは、リモコンを手渡す関わり方

思春期は本来、

親から少しずつリモコンを

手渡していく時期です。

 

感情の上がり下がりを

自分で調整する練習の時期。

 

でも、

ママが先回りして

全部受け止めてしまうと、

 

子どもは

「自分で立て直すチャンス」を

失ってしまいます。

 

結果として、

・自信が育たない

・意欲が湧かない

・行動力が出ない

という状態が続きます。

 

ここで大事なのは、

突き放すことではありません。

 

必要なのは、

「子どもを変える前に、

 大人が変わる関わり」

なんです。

 

✔ 機嫌を直してあげる

✔ 不安を先に消してあげる

✔ 決断を代わりにしてあげる

 

これを少しずつ手放すイメージです。

 

 

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その代わりに、

✔ 判断を任せる

✔ 失敗する余白を残す

✔ 感情を“本人のもの”として尊重する
(自分の感情と分けて考える)

 

これが

日常の関係性を整える方法です。

 

覚えておいてほしいことがあります。

 

「親の関わりが、

子どもの環境になる」ということ。

 

どんな言葉をかけるかも大事ですが、

どこまで介入するかが、

子どもの土台をつくります。

 

共依存をほどいていくことは、

冷たくなることではありません。

 

むしろ、

「自信・意欲・行動力の土台を育てる」

ために必要なプロセスです。

 

今日は、

気づけただけで十分。

 

リモコンを

少しだけ、子どもに手渡すところから

始めてみてください。

 

 

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