さて今日は、
『「学校怖い!」
中学受験で入ったものの、
学校が怖くなった子が
海外研修で活躍した話』
というお話です。
昨日は、
「頭がいいのに朝動けない子」
「学校だけ止まってしまう子」には、
ただ怠けているのでも、
やる気がないのでもなく、
不安や緊張がループしやすい脳の反応が
関係していることがある、
というお話をしました。
ここで、もしかすると
「うちの子は、
頭がいいと言えるほどではないかも」
「高IQの子の話なら、
うちには関係ないかも」
と思った方もいるかもしれません。
けれど、今回ご紹介する
「頭がいい子」とは、
自分の中に基準がある子。
納得できないと動けない子。
好きなことには驚くほど集中できる子。
中途半端にやるくらいなら
最初からやらない子。
こういう子たちも入ります。
※もちろんこのタイプと別に繊細さの強い子もいます。こちらのお子さんもセミナーの対象になります。
ママから見ると、
「こだわりが強い」
「頑固」
「融通がきかない」
「扱いにくい」
そんなふうに見えるかもしれません。
けれど、このタイプの子は、
自分の中に大切にしている
世界がある子です。
意味がわからないこと。
納得できないこと。
失敗するかもしれないこと。
自分らしくいられない場所。
そういうものに対して、
脳が強くブレーキをかけることが
あります。
今日お話しするお子さんも、
まさにそんなタイプでした。
その子は、
中学受験をして入った学校に
通っていました。
けれど、ある時から
学校が怖くなってしまったのです。
学校でいじめがあったわけでは
ありません。
先生にひどいことを言われたわけでも
ありません。
大きなトラブルがあったわけでも
ありません。
それなのに、
学校の話になると吐き気がする。
学校という言葉を聞くだけで耳をふさぐ。
部屋にこもる。
朝になると動けない。
起立性調節障害の診断も
ついていました。
ママは何度も思ったはずです。
「嫌なことがないなら、なぜ?」
「体は良くなってきているのに、なぜ?」
「好きなことならできるのに、
なぜ学校だけ?」
ここで苦しくなるのは、
理由が見えないからです。
けれど、この子に起きていたことは、
単純な「学校嫌い」では
ありませんでした。
体は少しずつ整ってきている。
だけど、学校の話になると止まる。
学校を思い出した瞬間に、
脳が危険だと判断してしまう反応が
重なっていたのです。
特に、こだわりが強い子は、
「前みたいにちゃんと行けない自分」
「途中から戻って注目される自分」
「勉強が遅れている自分」
「周りにどう思われるかわからない状況」
こうしたものを、
頭の中で一気に先読みしてしまいます。
だから、
学校に行く
=また失敗するかもしれない
=できない自分を感じる
=怖い
という回路ができてしまう。
この状態の子に、
「嫌なことがないなら行けるよね」
「少しだけでも行ってみたら?」
「みんな待ってるよ」
と声をかけても、
本人の中では納得が起きません。
むしろ、
学校の話そのものが地雷に
なっていくこともあります。
だから、この子に必要だったのは、
学校に戻すための説得では
ありませんでした。
必要だったのは、
学校以外の場所で、
もう一度“自分は動ける”という感覚を
育てることでした。
私がママにお伝えしたのは
回復のプロセスと各段階にあった
回復を加速する声掛けです。
そうただのメンタルやマインドの
話ではありません。
科学に基づいた
根拠あるサポートです。
どんなふうにお子さんを見たてて
何を声かけとして選んでいくか…。
その中でこの子のママが
「学校に行かせる」という常識を
いったん横に置いて
大切にしたのが、
この子の趣味でした。
ウクレレ。
ギター。
古着。
ビンテージジーンズ。
学校の話になると耳をふさぐ。
部屋にこもる。
吐き気がする。
だけど、
好きなことの話になると、
少し表情が変わる。
調べる。
語る。
比べる。
選ぶ。
工夫する。
もっと知りたいと思う。

そこに、
この子の脳が動き出す入口がありました。
ママは、
学校に行くか行かないかだけを
毎朝確認する関わりから、
この子が何に反応するのか。
どんな世界なら夢中になれるのか。
どこまでなら自分で選べるのか。
そこを見る関わりへ変えていきました。
「学校、行ける?」ではなく、
「それ、どこが面白いの?」
「どうしてその服を選んだの?」
「そのギター、何が違うの?」
「そのジーンズのどこに惹かれたの?」
そうやって、
本人の好きな世界に関心を
向けていったのです。
すると少しずつ、
その子の中に成功体験が
積み上がっていきました。
自分で調べられた。
自分で選べた。
自分の好きなことを語れた。
誰かに興味を持ってもらえた。
自分の世界を否定されなかった。
誰かにほめられた。
その小さな成功体験が、
少しずつ不安をゆるめていきました。
そして、
趣味を通して、
その子の才能が立ち上がってくるときが
きました。
その子は、
学校に行けない子ではなく、
自分の好きな世界を持っている子。
深く調べる力がある子。
違いを見分ける感性がある子。
自分の言葉で語れる子。
そんな姿を見せるようになっていった
のです。
そしてその積み重ねの先に、
学校行事の海外英語研修がありました。
かつて学校の話だけで
吐き気がしていた子が。
耳をふさいで、
部屋にこもっていた子が。
英語研修に行きたい!を言いだし、
ついには英語を使って、
自分の好きな
ビンテージジーンズについて
現地の学生に語るというところまで
一気に駒を進めたのです。
私はこういう変化を見るたびに思います。
子どもの力は、
止まっているように見える時でも、
消えているわけではありません。
ただ、
学校という場所では、
不安が強くなりすぎて、
その力が出せなくなっているだけ。
こだわりが強い子は、
扱いにくい子ではありません。
自分の中に、
大切にしている世界がある子です。
好きなことに没頭する力は、
その子の未来を切りひらく
エンジンになります。
だからこそ、
このタイプの子に必要なのは、
こだわりを折ることではありません。
好きなことを
取り上げることでもありません。
無理に学校へ押し戻すことでも
ありません。
必要なのは、
好きなことを通して、
「自分は動ける」という感覚を
もう一度育てること
です。

6月は、
この子たちにとって分岐点に
なりやすい時期です。
体調は少し良くなっているのに、
学校の話になると止まる。
休日は動ける。
好きなことなら動ける。
でも学校だけは動けない。
そんな状態が続くと、
ママも苦しくなります。
だからこそ今、
ただ待つだけでも、
ただ押すだけでもない、
わが子の脳が動き出す順番
を知ってほしいのです。
今回のセミナーでは、
こだわりが強くて動き出しにくい子、
学校の話になると耳をふさいでしまう子、
体は良くなってきたのに学校だけ
怖がる子が、
なぜ学校の前で止まるのか。
なぜ好きなことからなら動き出せるのか。
どうすれば、不安のブレーキをゆるめ、
小さな成功体験を積み上げられるのか。
ここを具体的にお伝えします。
この子たちのこの不安のループ
ここを緩めるのは自己流では
至難の業。
だからこそ正しい知識とスキルが
必要です。
今、わが子が止まって見えても、
その子の力は消えていません。
好きなことの中に、
もう一度動き出す入口があります。
こだわりの中に、
才能の芽があります。
趣味の中に、
未来へつながる道があります。
学校の話で耳をふさいでいた子が、
英語でビンテージジーンズを
語る日が来るように、
子どもは、
自分の世界が未来とつながった時、
大人が想像する以上の一歩を
踏み出します。
「この子は、もう無理かもしれない」
と思ったその場所から、
「この子には、この子の
動き出すルートがある」
そう思える視点を、
セミナーで受け取ってください。
わが子のこだわりを、
不安の原因で終わらせず、
未来を切りひらく力に
変えていきましょう。

不安のループを「未来を切りひらく力」に変えたいママはこちら▼
メルマガ読者様限定です。
セミナーでしか語れないことが
あります!
お会いできるのを
楽しみにしております^^
今日はここまでです。


