繊細タイプの子の「学校に行きたいけど行けない」の正体

不安で動けない

※セミナー開催しました。

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たくさんの方に来ていただき、

ありがとうございました^^

 

さて今日は

 

「繊細タイプの子の

『学校に行きたいけど行けない』の正体」

 

というお話です。

 

朝になると、

「今日は行く」と言っていたのに

布団から出られない。

 

準備を始めたのに、

突然、動きが止まる。

 

玄関まで行ったのに、

「やっぱり無理」と戻ってしまう。

 

そんな姿を見ると、

「本当は行きたくないのかな」

「気持ちの問題なのかな」

と思ってしまうことがあります。

 

けれど、

「行きたい」も本音。

「行けない」も本音です。

 

繊細な子の中には、

学校へ行こうとした瞬間に、

 

「また具合が悪くなったらどうしよう」

「教室で何か言われたらどうしよう」

「途中で帰りたくなったらどうしよう」

 

と、まだ起きていない未来への不安を

強く感じる子がいます。

 

脳はその不安を

“危険かもしれない”と受け取ると、

考えるより先に、

 

体を止める、避ける、逃げるという反応を

起こすことがあります。

 

しかも難しいのは、

本人が自分のストレスに

気づいていないことがあるという点です。

 

「何が嫌なの?」

「何が不安なの?」

と聞かれても、

本人にもよくわからない。

 

気持ちを言葉にする前に、

頭痛、腹痛、吐き気、だるさ、眠気など、

体の反応として現れることもあります。

 

だから、

「行きたいなら行けばいい」

「何が不安なのか話して」

と正論で動かそうとしても、

脳のブレーキは外れません。

 

では、どうすればいいのでしょうか。

 

このタイプの子に必要なのは、

不安を完全になくしてから

動くことではありません。

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必要なのは、

「不安だったけれど、少し動けた」

という経験です。

 

玄関まで行けた。

先生にメッセージを送れた。

学校の近くまで車で行けた。

一時間だけ別室に入れた。

 

行けなかったけれど、

自分で今日の過ごし方を決められた。

 

大切なのは、

学校へ行けたか、行けなかったかの

二択だけで評価しないこと。

 

不安を感じながらも、

自分で考え、選び、

小さく動けた経験を見つけることです。

 

その経験が積み重なると、脳の中に、

「不安になっても大丈夫だった」

「全部できなくても、ここまでは動けた」

という新しい記憶が増えていきます。

 

これが、不安のループを

少しずつ断ち切っていきます。

 

さらに育てたいのが、

感情に関わる脳の働きです。

 

これは単に、

気持ちを吐き出させることでは

ありません。

 

今、自分が何を感じているのかに気づく。

 

その感情を言葉にする。

これができると、

ほかの人の感情との境界線を

引けるようになります。

 

「怖くない子」にするのではなく、

怖さや不安があっても、

自分で扱いながら

一歩を選べる子にしていく。

 

そのためには、

「どうして行けないの?」と

理由を追及するよりも、

 

「どこまでならできそう?」

「今日はどうしたい?」

「ここまでは動けたね」

と、子どもが自分の状態に気づき、

選べる会話を増やすことが大切です。

 

「学校に行きたいけど行けない」は、

矛盾でも、甘えでもありません。

 

行きたい気持ちよりも、

脳の不安の反応が

強くなっている状態です。

 

だから回復の鍵は、

不安をゼロにすることではなく、

「不安だったけれど、なんとかなった」

「怖かったけれど、少し動けた」

という記憶を、

おうちで一つずつ増やしていくこと。

 

その積み重ねが、

不安に振り回される脳から、

不安があっても

考え、選び、動ける脳へと、

子どもの力を育てていきます。

 

こんな見立てができるかどうかで

お子さんへのサポートは変わります。

 

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お会いできるのを楽しみにしております。

 

今日はここまでです。

 

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