「やってみる!」不安だったけど一歩踏み出せた行きしぶり次女へのサポート

朝起きられない

さて今日は、

 

新学期、行きしぶった次女が

自分から「やっぱり行きたい」と

一歩を選べたお話です。

 

発明クラブを翌日に控えた夜、

次女が腹痛を訴え始めました。

 

次女の希望で行き始めた

発明クラブです。

 

実際に何度もトイレへ行き、

なかなか眠れません。

 

その姿を見ながら、正直私は、

「今度は次女まで……?」

と、胸がざわつきました。

 

我が家は長男、長女に続いて

次女もストレスに反応しやすい

タイプです。

 

疲れると、

 

・ランドセルを何度も拭く

・帰宅後すぐにシャワーを浴びる

・イライラが強くなる

・腹痛などの身体症状が出る

といった様子が見られます。

 

そして毎年、2学期の始まりには

恒例のように行きしぶりが始まります。

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子どもの不調が相次ぐと、ママは、

「私の育て方が悪かったの?」

「だからストレスに弱くなったの?」

「このままずっと、子どもの不調に

振り回されるの?」

と、自分を責めたくなることがあります。

 

私も、3人の子どもたちの不調が

次々に重なったときは、

「またなの?」

「今度はあなたまで?」

と思ったことが何度もあります。

 

ですが、これは

ママのせいでも、

子どものせいでもありません。

 

その子がもともと持っている

ストレスへの反応のしやすさも

関係しています。

 

その反応と環境との相性もあります。

 

思春期ならではホルモンバランスの影響や

学年を経ることに高まるストレスが

関係していたりもするんです。

 

だから必要なのは、

ママや子どもを責めることではなく、

 

「不安だったけれど、

自分で一歩を選べた」

という新しい経験を

少しずつ増やしていくことです。

 

その夜、私は次女に、

「お薬もあるよ」

「温めてもいいよ」

「マッサージもできるよ」

と伝えました。

 

夜中でも嫌な顔をせずに看病し、

「つらくなっても、できることはあるよ」

と、安心できる選択肢を渡しました。

 

そして迎えた朝。

私は、

「行けそう?」

「せっかく申し込んだんだから行こう」

「お友達にも迷惑がかかるよ」

とは言いませんでした。

 

代わりに、

「今日はお休みしてもいいよ」

「途中から行ってもいいよ」

「行ってみて、無理なら

帰ってきてもいいよ」

と、“行かない”も含めた選択肢を

次女に渡しました。

 

本音を言えば、

親としては行ってほしかったです。

 

次女が楽しみにしていた

発明クラブですし、

一緒に参加するお友達もいます。

 

「できれば行ってほしい」

その気持ちはありました。

けれど、いったん横に置きました。

 

不安が強い子にとって、

「行くしかない」

「行ったら最後までいなければならない」

という逃げ道のない状況は、

脳の緊張をさらに高めます。

 

反対に、

「行かなくてもいい」

「途中で帰ってもいい」

と引き返せる道が見えると、

自分で考える余白が生まれます。

 

不安が強いときは、

危険を察知する扁桃体が過敏に反応し、

考えたり選んだりする脳の働きが

使いにくくなります。

 

だから先に逃げ道をつくることが、

甘やかしではなく、

子どもが自分で考えて動くための

脳の土台になるのです。

 

すると出発時間ギリギリになって、

次女が自分から言いました。

 

「やっぱり行きたい」

私は、

「今からじゃ遅いよ」

「もっと早く決めてよ」

とは言わず、

 

「分かった。じゃあ準備しよう!」

と答えました。

 

腹痛が出たときのために

内服薬を準備し、

「つらくなったら先生に言っていいよ」

「無理だったら途中で

帰ってきていいからね」

と、困ったときの対処法を

明るい声と表情で確認しました。

 

そして、もう一つ。

「化石掘りが終わったら、

お友達とランチに行こう」

と、一歩踏み出した先の

楽しみも一緒に設定しました。

 

これは、ランチで釣って

無理に行かせたのではありません。

 

「つらくなっても対処できる」

「無理なら引き返せる」

「その先には楽しみもある」

と、不安でいっぱいの脳に

動き出すための足場をつくったのです。

 

次女は炎天下の中、

化石掘りに参加できました。

 

帰りには、

お友達とのランチも楽しみました。

 

もちろん、一度行けたからといって

不安のすべてはなくなりません。

 

大切なのは、

不安をゼロにしてから

動かすことではありません。

 

不安があっても、

「困ったらこうすればいい」

「無理なら引き返していい」

「やってみた先には楽しみもある」

と思える条件を整えることです。

 

挑戦とは、

子どもを頑張らせることではありません。

 

安心して引き返せる道と、

一歩踏み出した先の楽しみを

用意すること。

 

すると子どもは、

誰かに動かされるのではなく、

「自分はどうしたい?」

と考え始めます。

 

不安になった自分でも、

考えて、選んで、動けた。

 

その経験です。

 

だから、行きしぶる子を前にしたときは、

「どう言えば行かせられる?」

ではなく、

 

「この子は、何があれば

少し安心して自分で選べるだろう?」

と考えてみてください。

 

そしてお子さんにも、

「行けそう?」ではなく、

「何があったら、少し安心できそう?」

と聞いてみてください。

 

休むことを選んでも、

行くための条件を整えても、

どちらもママの失敗ではありません。

 

大事なのは、

その子の今に合った一歩を

見つけることです。

 

「不安だったけれど、やってみた」

「やってみたら、楽しかった」

そんな一歩は偶然を待たなくても、

家庭の関わり方で設計できます。

 

起立性調節障害や

不安で動けないお子さんに、

誰かに決められる未来ではなく、

自分で考え、選び、動ける未来を

手渡したい。

 

私はそのために必要な、

お子さんの現在地の見立て方と

毎日の小さな一歩のつくり方を

お伝えしています。

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一人では、

「休ませる?行かせる?」

「待つ?背中を押す?」

の判断が難しいと感じているなら、

一緒に、お子さんが動き出せる条件を

見つけていきましょう。

 

今日はここまでです。

 

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