今の学校教育って
あのやり方がいいのかな?
と考えたことないですか?
・ひらがなから順番に覚える。
・足し算から順番に覚える。
・英語はアルファベットから。
・・・・・
私たちが受けてきた教育は、
どれもこの順番だったと思います。
ボトムアップ式の教育。
・基礎から応用へ。
・知識から実践へ。
脳科学的に言えば、
子どもの発達支援は、
簡単なものから難易度の高いものへ
スモールステップで
進めていくことが理想です。
で・す・が!
お勉強については
果たしてそうでしょうか?
甘いものが大好きなら
お菓子作りから学びを
スタートしてもいいですよね!
数字を知らない子
だったとしても、
「小麦粉150gだから
計りの数字がこの『150』と
同じになるまで小麦粉を入れて」
とやって数字に触れても
いい訳です。
レシピを見て文字を
覚えてもいいし、
温度やグラム、ml、cc の単位を
覚えてもいいんです。
学年なんて関係ありません。
うちの娘たちは
幼児期からお料理を通じて、
単位や質量、化学変化を
学んできました。
実は、私のラボもこの順番で
進めています。
❌知識から実践
⭕️実践から知識
以前の私は、
・吃音とは〜、
・言語発達とは〜、
・脳科学とは〜、
という理屈から教えようとしていた
過去があります。
ですが、ママたちの関心は
そこじゃなかった!!
そんな理屈はどうでもいいから
どうやったら
吃音よくなりますか?
まずは、そこからでした!
そうだよね><
理屈なんてどうでもいいよね。
さっさとどもらずスラスラ
話すのを聞きたいよね。
というわけで、
理屈を先にこねるのを
やめました。
基礎講座では、
テクニックの話が8〜9割!
まずは吃音の悪化の原因となる、
子育ての困りごとや
親子のミスコミュニケーションを
解消するための声かけを学び、
実践していただきます。
さらに、
ママにどもりにくくなる話し方で
話していただき、
吃音の症状を抑えていただく発話法を
身につけていただきます。
まずは実践から!
知識はあとでも全然OK!
専門知識については、
時間が足りないので、
上級講座でお伝えしています。
吃音にしても、
子育ての困りごとにしても
大元は「脳」なので、
脳のメカニズムについて
コンサルで学んだり、
動画を観て学びを深めていただきます。
今日は、
基礎講座から上級講座に進み、
知識をインプットしたことで、
基礎講座で学んだテクニックを
さらに上手に実践されている
Yさんをご紹介します。
Yさんの娘ちゃんは、
負けず嫌いで完璧主義の
5歳の女の子です。
朝は、太陽よりも先に起きたいので、
目が覚めた時に日が昇っていると
大癇癪!
と、朝から忙しい生活を
されていました。
ちょっとのことで癇癪を起こす
ということは、
ちょっとのことも許せない、
つまり、
ストレスに感じやすいお子さん
ということです。
吃音はストレスが天敵です。
ストレスに感じることがあると、
吃音となって出てきてしまうので、
癇癪を起こさず、
感情をコントロールする力を
先に育ててあげることが必要です。
Yさんは、苦戦しながらも
基礎講座で学んだことを
素直に実践し、
娘ちゃんの癇癪を落ち着かせる
ことができるようになりました。
上級講座に進んでからは、
・脳の発達には順番があること、
・発達の順番に従って
アプローチした方が物事が
楽に進み、発達が加速すること、
・人は一人一人得意と不得意があり、
得意な領域から伸ばすと、
不得意は引き上げられること、
・得意と不得意を分解し、
スモールステップでアプローチ
しながら成果を出していくこと、
などなどを学び、実践し、
娘ちゃんは癇癪を起こすどころか、
失敗しても、
思った通りにいかなかっとしても、
難しそうだと感じることでも、
癇癪を起こすのではなく、
「どうしたらできるように
なるかな?」
を考えられる子になりました。
実践から子どもの脳を
発達させる!
ことを理解されてからは、
時間をみつけてはお子さんを
外に連れ出し、
様々な体験から娘さんの脳を
発達させてくれています。
ただ公園で遊ばせているだけに
見えるかもしれませんが、
Yさんはお子さんの行動観察から、
この機能が伸びていると分析できる
ようになり、
さらに、
この機能を伸ばしたいから、
次はこんな公園に連れていく、
と目的を持ってお出かけができる
ようになっています。
どこの発達の専門家よりも
断然上手な専門家になってきている!
といっても過言ではありません!
本当に嬉しく思いますし、
こんなお母さんが増えてくれたら、
日本には才能あふれる子が
わんさと増えるだろうな〜、
と思えて仕方ありません。
いつも言いますが、
子どもの脳には成長するメカニズムが
あります。
脳の吸収率がよいこの時期に
どれだけ良い刺激を入れられるか
です。
Yさん!この冬休みの遊びから
どんな力をのばしたか!
また報告を楽しみにしています!
みなさんにもYさんの取り組みを
またご紹介させていただきますね!