なぜ怒る?勝ちにこだわる吃音のある子どもが負けを受け入れられるようになる方法

吃音
勝ちにこだわりゲームに負けそうになると諦める、負けると泣く、怒る。楽しい雰囲気も台無しになってしまっている吃音のあるお子さんはいませんか?単に負けず嫌いと放っておくのは危険信号!そんな吃音のある子どもが負けを受け入れられる方法を紹介します。

吃音のある子どもを単なる負けず嫌いと放置は危険

吃音のあるお子さんの中に負けそうになると途中で諦めちゃう・・・負けると泣いて、怒って、時には癇癪を起こす。楽しかった雰囲気も台無しに!
 
 
 
 
 
けれど、負けて悔しがることは悪い事ではない。負けず嫌いなだけと、放っておいていないですか?
 
 
勝ちにこだわり、負けを受け入れられず、泣く、怒るといった強い感情が

吃音を悪化させる原因となっているかもしれないので、吃音のあるお子さんの脳の特性を理解し対応していきましょう。

 

 

負けを受け入れられると吃音も落ち着く

勝ちにこだわる特性のあるお子さんは、ネガティブな感情を貯めやすいです。それはなぜかというと理由は2つあります。

 

1つ目は、ネガティブ思考をためやすい吃音のあるお子さんは、負けはダメ、かっこ悪い など負けた時の経験から負けに対するネガティブな記憶が強く残っています。そのため負けを受け入れられません。

 

 

 
 
2つ目に、予想を立てるのが苦手だからです。予想を立てるのが苦手、想定力が弱い吃音のあるお子さんは勝つ気満々で勝負事を始めているので、負ける可能性があることを想定していないんです。
 
 
ゲームのルールを守るのも分かっていても、勝てなかった自分が受け入れられず、感情コントロールができないのです。
 
 
これらの要因が負けを受け入れることを難しくし、心の余裕もなくなり、 結果的にストレスを感じやすくなります。ストレスは吃音が悪化する原因の1つになっています。負けるたびに吃音に影響するので、早期に対応してやわらげてあげることが得策です。
 
 

吃音のある子を、負けを受け入れ挑戦する子に育てる方法

それでは吃音のあるお子さんが勝ちにこだわらず負けを受け入れる、さらに挑戦できる子に育てる方法をお伝えします。

 

◆頑張った事実をほめる 

勝てなくて怒る子どもの感情に巻き込まれず、そのゲームで出来ていた、頑張っていたポイントを褒めてあげてください。
 
 

例えば
最後まであきらめなかったね」
「順番をまもれたね」
など、頑張っていた事実をほめてあげてください。

 

◆家では勝たせ続け、負けた時の姿をみせる

家族でなにかゲームをする時、吃音のあるお子さんを 飽きるまで勝たせてあげましょう。まずは、勝つことが楽しい!ゲームは楽しい!パパやママと遊ぶのが楽しい!で良いのです。
 
 
さらに パパやママが勝てなくて、
「悔しい!でも次、頑張ろう」

「負けちゃった。まいっか、次は勝てるかも」
と勝てなかった時の姿を見せます。

 
 
そうすることで勝てなかった時、
「悔しくても良いんだ。」
「そっか、次は勝てるかもしれない」
と勝てなかった時の気持ちを受け入れて次にどうするかを学ぶことができます。
 
 
 
 
勝っても負けても大丈夫と思えるようにすることで、結果だけでなく、挑戦を楽しむ姿勢が育ちます。この心の変化が安定をもたらし吃音を次第に落ち着かせることに繋がっていきます。

 

365日ママが対応を知ってお家で吃音は良くできます。

 
 
執筆者:井口あおい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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