吃音のある子の発達障害もどきの困った言動に迷わない母になる!

脳を育てる

吃音が治るかどうか
不安に思っている方の中に、

「発達障害も
あるんじゃないか?」
と疑っている方は
いませんか?

・落ち着きがない
・ママベッタリで甘えん坊
・自分の思った通りに
 ならないと癇癪
・癇癪を起こすとなかなか
 おさまらない
・暴言・暴力がある
・一度要求に応えると 
 要求がエスカレートする
・外ではいい子
 家では困った子
・怖い人の前だといい子

最近は子育て情報が
あふれているので、

このような言動をみると
発達障害かも?!
と疑いを持つ方が
増えてきました。

が、しかし!

中途半端な知識で
思い込んでしまうのは
危険です。

発達期の子どもの時期は、
あることが発達してこないと
さきほどあげたような
発達障害もどきの困った行動が
増えるお子さんがいます。

この時の対応を誤ると、
吃音はどんどん悪化していき、
困った行動もエスカレート
していきます。

では、それは何か?
と言ったら、

「愛着」

です。

専門的には
愛着形成=アタッチメント
といいますが、

ママの愛情が足りないから
愛着形成が育たない、
ということではなく、

人を信頼する力の土台
となる心理的な発達が
育っているかどうかを言います。

つまり、感情面の発達に
大きく関わる力なのですが、

何か困った時でも、
自分が窮地に陥った時でも、
自分が刑務所に入ったとしても、

絶対に自分の味方で
いてくれる人が
この世にいる!

と人を信じ、
自分を信じ、
人に助けを求めたり、
人を助ける行動力の土台に
なる力です。

残念ながら、
愛着形成ができている大人は、
50〜60%と言われており、

実際には育たないまま
大人になっている人が多いのが
現状です。

愛着形成が不十分な人は
どんな大人になるかというと、

・人と距離感を取ろうとする。
または、愛されたい!という
願望が強くて強引になる。
あるいは、距離が近くなると
自分から離れる、など。

・感情を表にあまり出さない。
または、嫌われたくなくて
頻繁に連絡をとる。
あるいは、感情を爆発させて
コントロールできなくなる、など。

・親密な関係になっても
深い会話を避ける。
または、過干渉になりがち。
あるいは、衝突や誤解が
頻繁に起こる。

・恋愛や友情が浅い、
嫌なことがあると
すぐ関係を断つ。

または、関係が壊れるのが
不安で
自分を犠牲にするなど。

いずれにも共通しているのが、
人との距離感がわからず、
親密な人間関係を築く際に

壁を持ってしまう人
です。

この愛着形成こそ
吃音が進行するか、
進行せずよくなるか、
大きな影響力を与えます。

吃音がよくなるには、
安心できる環境、
安心できる人間関係
というのが欠かせない
からで
す。

想像してみてください。

小さい頃から、
人との信頼関係を築く
心理的発達、愛着形成が
進んだ子と、
そうでない子のどちらが
吃音をサラッと乗り越えるか。

想像しただけでも
愛着形成が進んだ子の方が
吃音を早期に解消することが
わかると思います。

私が講座でお教えている
発達科学コミュニケーションの
コミュニケーション術は、

単に子どもを肯定して
機嫌よくするのではなく、

ママに対する信頼度を
一気に爆上げする効果があるので、
愛着形成が進みます。

そのため、
ことばの練習をしなくても
数週間で吃音がよくなったり、

ぶり返してきた吃音を
ママの対応次第で、数日で
落ち着かせてしまう、
ということが起こるのです。

愛着形成が整った子は
吃音が落ち着くだけでは
ありません。

お友達トラブルばかり
起こしていた子が
友達とよい関係を築いたり、

自分で考えて行動する力も
育ちやすくなるので、

家でも、外でも
積極的に行動したり、
苦手なことにも挑戦する子に
なっていきます。

発達障害は脳の特性なので
完全になかったことに
することはできません。

ですが、愛着障害による
困りごとは、
愛着が形成されれば、
解消することができます!

つまり、
ママが知識をつければ
解消できること!
ということです。

愛着形成が加速する対応をして
困りごとを解消し、
吃音を落ち着かせましょう!

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