早く吃音が落ち着くように
褒める子育てを頑張っているのに
成果が出ない、、、、
と悩んでいるお母さんは
いませんか?
もし、それが事実だとしたら
褒める子育ての落とし穴に
はまっているかもしれません。
それは何か?と言ったら、
褒め方が子どもに
あっていない!
という落とし穴です。
吃音のある子の中には、
とっても聞き分けがよくて
小さい頃から手が
かからなかったという
お子さんがいます。
実は、このタイプが
最も要注意タイプ
だったりします!
なぜなら、
吃音が長引く本当の問題が
当事者である本人達に
気づかれにくいからです。
吃音をよくするためだけでなく、
その子が人生を
生きやすくするために、
一度、親子でガチンコ勝負を
してもらうことに
なる場合もあります。
このタイプの子を私は、
「いい子症候群」のお子さん
と通称よんでいますが、
生まれながらにして
親や周りの人の顔色や
感情を読むことにたけていて、
つい、周囲の人を優先してしまう、
というお子さんです。
親が忙しくしていると、
「今は声かけるのやめておこう」
と判断して待つことができたり、
親が下の子に
手を焼いていると
自分が折れるか譲るかして
丸く収めようとする子です。
この根っこには、
揉め事が嫌い、
怒っている人が嫌い、
悲しんでいる人を見たくない、
という想いが潜んでいるので、
知らず知らずのうちに
我慢を覚えて
表からは気づかれない
ストレスを溜め込んでいる
お子さんです。
この時点で、
「あれ?
もしかしてうちの子…?」
と気づかれた方は、
今日から
褒め方を変えてください。
このタイプの子は、
できたことを褒める
「一般的な褒め」を
すればするほど、
いい子症候群が悪化し、
その結果、吃音も
こじらせていくからです。
自分がどうしたいのか、
自分が何をしたいのか、
そこに気づいてしまうと、
ママや大人、友達の期待に
合わせるのが苦しく
なってくるので、
次第に自分の意見を
主張しないのではなく、
考えようともしなくなって
いきます。
その結果、
何か決める場面になって
意思を尋ねられると、
「ママがしたい方でいい。」
「〇〇と同じでいい。」
「わからない。」
となっていきます。
こうなると事は
深刻です。
吃音うんぬんよりも
自分で自分が何が好きで、
何がしたいかわからなく
なっていくので、
思春期頃になると
混沌と一人悩むように
なっていきます。
そうならないためにも、
今日から褒め方を
変えていきましょう!
最後までできた時を
褒めるのを控えめに
してください。
それよりも、
行動の始まりを1番大きく
褒めましょう^ ^
成功しても失敗しても
結果を褒めたり、
結果にコメントするのではなく、
プロセスについて
お母さんの気持ちを
表現して聞かせてください。
絵を描いたなら、
できた絵について
「上手だね」
と褒めるのではなく、
「色使いがいいね」
「この赤の線が決まってるね!」
などプロセスを具体的に
褒めることをしてください。
まずは、
ここからスタートです!
子どもの行動の結果に
注目せず、
プロセスに注目し、
成功も失敗もどんな時でも
肯定の声かけができるよう
ママの見方・捉え方を
変えていきましょう!