夏の個別面談が始まり、
年長さんのママから
こうした相談が増えています。
「園の先生から、
“就学前に一度、
発達検査を受けてみては?”
と言われました。
検査を受けたら、
普通級に行けなくなるのでしょうか?」

先生も、
わが子のことを考えて
話してくれたとは思うけど、
「わかりました」
と、その場で素直に
言えない気持ち、ありますよね。
発達検査を受けたら、
「発達障害がある子」と
決められてしまうのではないか。
本人の前で吃音の話をされて、
本人が意識し始めたら
どうしよう。
普通級に行きたいと思っても、
選べなくなってしまう
のではないか。
検査を受けることで、
わが子の未来が
どうなるかわからない。
そう。
その怖さは
「わからない」
ことが多すぎることに
あるのではないでしょうか。

今日は、少し踏み込んで
お話していきますね。
園の先生から
発達検査を勧められたなら、
私は、一度受けてみることを
おすすめしています。
発達検査は、
わが子を「普通」「普通ではない」に
振り分けるためのもの
ではないからです。
発達検査が教えてくれる情報は
とても多く、
今、この子の脳は
どんな情報を受け取りやすく、
どこで理解や行動が
止まりやすいのか。
何を手がかりにすれば、
動き出しやすいのか。
わが子の発達の現在地を知る、
一つの材料になります。
検査結果だけで、
発達障害かどうかも、
普通級か支援級かも
自動的に決まるわけでは
ありません。
園や家庭での様子、
本人に必要な支援、
保護者の意向などを含めて
総合的に考えていきます。
だから、
「検査を受けなければ、
普通級に行ける可能性を守れる」
とは限らないんです。
情報がないまま、
何となく大丈夫だろうと
就学を迎える方が、
入学してから
「はげしい行き渋り」
「指示がわからない」
「みんなと同じように動けない」
「失敗するのが怖い」
という体験を重ねてしまう
こともあります。
検査を受けるだけで、
発達が加速するわけでは
ありません。
大事なのは、
検査で得た情報を、
「この子はできない」
という判定に使うのではなく、
残りの半年で
どこから伸ばすかを
考える材料に
変えることです。

私は講座の中で、
吃音の症状だけを見ません。
理解の仕方や、
気持ちの切り替え方、
失敗した時の受け止め方など、
吃音の奥に隠れている
脳の発達全般を見ます。
すると、面白いのがママたちも、
「なるほど!そういうことか。」
「なんでだろう?と思ってたけど
つながりました」
とほとんどの方が
話されます。
ママは、
毎日そばで見ているからこそ、
小さな違和感に
気づいているんです。
けれども、
それがなぜ吃音に関係しているか、
癇癪に関係しているか、
爪噛み、食事中の立ち歩き、
ゲームの切り上げの悪さに
繋がっているか、
知識として
整理されていないだけ、
なんです。
つまり、
わが子について、
判断するための情報が
まだ足りていない、
ということです。
脳科学的に言うと、
平均的な脳をしている人の方が
圧倒的に少ない。
人の脳はみんな
発達に特徴があり、
凸凹しているものです。
我が子の脳の凸凹を知ることは、
わが子の未来を
狭めることではない。
むしろ、
この子が伸びるルートを知り、
選べる未来を増やすことです。

吃音だけを見るのではなく、
わが子の脳の使い方を
どう見立てるのかを
知ってください。
就学前のお子さんなら、
なおさら、
就学までの時間を
わが子の発達につなげる時間に
してください。

開催
8月10日(月)13:00〜 残2
8月21日(金)13:00〜 残3
場所:Zoom
時間:60分
費用:無料
各回5名限定!
▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.agentmail.jp/lp/r/24844/191833/

