音読の宿題に悩む吃音のある小学生の対応はこれで解決!

吃音
吃音があるお子さんが小学校へ入学する時心配なのが音読の宿題ではないでしょうか。「必ずやらせないとダメかな?」と悩むご家庭が多くなります。今回は音読の本来の目的をふまえ吃音のある子にとって最適な方法を考えます。


吃音があるからと言って
音読の宿題が苦手とは限りませんよね。

 

 

文字を読む時に
・どもらずスラスラ読める子
・どもっても気にせずどんどん読む子
・たくさんどもって苦痛でしかない子
の3タイプがいます。

 

 

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はじめの2つのタイプの子は本人がいやがらないのならば通常通り宿題をしてもらってよいのですが、最後の「たくさんどもって苦痛でしかない子」は対応が必要です。

 

 

どもることがどんどん嫌になり
宿題をすることが嫌になり
勉強することが嫌になり
学校にいくことが嫌になり・・・・

 

 

放っておくと悪い方向に行くことがあるからです。

 

 

そもそも音読の宿題の目的は、文字を読むことに慣れて、大量の文章をスラスラ速く読むための練習だそうです。

 

 

そう!ゴールは黙読で素早く読めるようになること!なんです。

 

 

声を出してスラスラ速く読めるようになるのは、その通過点ということであれば、どもってしまう子に効果的な方法ではないんです。

 

 

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ということで、
堂々と本人と先生に相談しましょう。

 

 

まず、先生には吃音があることを説明し、スラスラ読めるようになるどころか吃音にとって逆効果であることを伝えましょう。

 

 

その上で、
1)音読を免除してもらう
2)黙読でも音読したことにしもらう
など代替案を提案しましょう。

 

 

1)と2)のどちらを提案するかは本人と相談してください。

 

 

本人が真面目な性格決められたことはしないと気が済まない!と言う子なら2)を提案してみてください。

 

 

音読の宿題免除でも気にしない!と言う子なら1)を先生に相談してみてください。

 

 

裏技として、先生には相談しないで音読をしたことにしてチェック表にハンコをおしてしまうのも個人的にはありだと思っています!

 

 

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我が家の娘たち2人は音読の宿題をしたことがほんの少ししかありません^ ^

 

 

やったことにして、チェック表の
「スラスラ読めた」
「大きな声で読めた」
「間違えずに読めた」
堂々と◎をつけていました。

 

親子でグルになって学校の先生に嘘をつくなんてできません!というご家庭はやめてくださいね。

 

初めの頃は、真面目に音読していたのですが、同じ話を何度も読むことにすぐ飽きてしまい、やっつけ仕事のように何をいってるかわからないぐらいの速さで読むようになったので、

 

 

「好きな本を一冊読んだら(音読でも黙読でも)音読したことにするよ〜」

 

 

という我が家ルールをつくり、いつの間にかその一冊の本も読んでいないのに、音読の宿題をしたことになってしまいました。

 

 

とにかく、子どもたちが勉強をすること、学校にいくことが嫌になるようなことをしなければいけない!ってことはないと考えています。

 

 

学校からの要求を守ることよりもまずは子どもたちの心を守りましょう!

 

 

執筆者:おざわつきこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

 

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