GW明けの朝、
「学校行きたくない」
と言われたら
と不安になりますよね。
はじめから「学校行きたくない」
と言ってきたとしたら、
それって親子関係バッチリ!
な証拠でもあります。
まずは
「私達、信頼関係できてる!」
と自分にハナマルしてくださいね。
大抵の場合、
いきなり気持ちを言い出せず、
・表情が暗い
↓
・朝なかなか起きられない
↓
・朝の支度がズルズル遅くなる
↓
・朝食の進みが遅い/食べられない
↓
・腹痛や頭痛など身体症状を訴える
など段階をふみます。
ママとしては「どうしたんだろう?」
と気になっても、
「遅刻させちゃいけない!」
という思いから、
急かして送り出すことに
必死になっている時期です。
そこでお子さんの限界が来た頃に、
「学校行きたくない」
と本音を打ち明けられる時がきます。
まず、
行きたくない理由が吃音の場合、
ママに話すのも「恥ずかしい」
と感じる子や、
ママを心配させるから言えない
という子がいることを
覚えておいてください。
吃音を気にして
必死に隠そうとしている子は、
必ずしも正直に吃音のことを
語れるとは限りません。
また、
行きたくない理由が
吃音のせいではない場合、
本人の中でも
行きたくない理由が明確ではなくて
説明できないという子もいます。
小さなことが積み重なって
その苦痛が溢れてただただ辛い、
ということもあります。
この段階で原因追求すると、
答えられなかったり、
ママが納得してくれそうな理由を
探して言い出すので
本心がわからなくなる
場合があります。
ですからこの段階で
原因追求するのは得策では
ありません。
「そっか。行きたくないんだ。」
と受け入れて、
お休みさせてください。
1度休ませたら休み癖が
つくんじゃない?
このままずっと
学校に行きたくないって
言われたらどうしよう?
と不安に思われますよね。
わかります。
だけどね、
勇気を出して言った
「学校行きたくない」
を受け止めてもらえない、
という1度の経験で、
もっと子どもの本音を引き出すのが
難しくなるんです。
行きたくないなら、
行きたくない理由を知りたい
じゃないですか?
何を言っても否定されたり、
反対の提案をされていると、
人は心を閉ざします。
1日や数日、または半年、
1年間学校に行かなかったとしても、
子どもが親に心を閉ざし、
壁を作ってしまう方が
何十年と続く親子関係に
支障を来たします。
ですから、
「学校行きたくない」
と言われたら、
今日、明日のことだけを考えずに、
もっと何年も続く未来のことを考えて
受け止めてあげてください。
そして1日思いっきり子どもの
好きなことをして遊んでください!
すると、子どもの心の用心の壁が
取り払われてポロリと本音を
打ち明けてくれるようになります。
内容によってはママの胸が
苦しくなるものや、
怒りを感じることもあると思います。
ですが、
なにを言われても否定せず、
大きなリアクションもせず、
子どもの気持ちに共感しましょう。
「そっか。
そんなことがあったんだ。
それで辛くなったんだね。」
人は「わかってもらえた」
という時にス〜っと心の重荷が
軽くなります。
子どもの気持ちが軽くなったところで、
「じゃ、どうしようか。」
とようやく作戦会議を始める
スタートが切れるようになります!
それまではブレずに
お子さんのどんな態度も
受け止めてあげてくださいね。
また、吃音について悩んだ時に
いつでも子どもが相談しやすいように
普段からサラリと吃音のことを
会話できる親子になっておきましょう^ ^