吃音×発達凸凹キッズに
自信をつけさせるために
成功体験の記憶を授けよう!
と日々書いていますが、
かと言って、
失敗させないようにしよう、
とは言っていません。
この春、小学校に入学した
お子さんがいたら、
きっとママさんたちは、
・宿題をさせなきゃ!
・間違いは自分で直させなきゃ!
・忘れ物しないように
チェックしなきゃ!
・学校に遅刻しないように
引きずってでも
学校に送り出さなきゃ!
と呪縛に取り憑かれていませんか?
これ、過去の私です。
私はまんまとこの呪縛に
やられてしまい、
毎日、長女に目を光らせて
いました。
宿題が終わらないと、
イライラし出して、
「早く終わらせて!」
と否定的な声をかけ、
ちょっとでも払いや止めが
汚いと書き直させ、
ちょっとでも先生に
叱られないように、
ダメ出しされないようにと
先読みして娘を
守ろうとしていました。
ですが、それが失敗の始まり。
娘は完璧じゃないとダメなんだ、
と思い込むようになりました。
ちょっとでも綺麗に書けないと、
消しゴムで乱暴に消して、
「もう人生の終わり〜!」
って勢いで泣き喚いていました。
そこから娘は何度も同じことを
書かなければいけない
漢字ドリルが嫌いになり、
漢字そのものが嫌いになり、
漢字をつくった中国の昔の人を
嫌うようになりました。
私は娘に良かれと思って
していたのですが、
まったく逆効果だったのです。
小学校で先生から花丸を
もらうよりも、
本来なら、失敗した時に
自分で取り返す力、
困難なことがあった時に
自分で立ち直る力を
つけさせてあげたい
じゃないですか?
だったら先読みはせずに
本人に任せていくらでも
失敗させてあげればいいんです。
その代わり、失敗したことを
放置しない。
あなたのせいだよ〜、
と自己責任のように冷たくしない。
「ママ〜!宿題忘れちゃった〜!」
と泣きついてきたら、
「忘れちゃったか〜」
と共感して、
「じゃ、どうしようか?」
と切り替えるお手伝いをして
あげます。
一人で考えられない時は
一緒に考える。
失敗しても大丈夫!
なんとかなるよ!
困った時は相談すれば
必ず助けてくれる人がいるよ!
ということを
小学生の時にたくさん経験させて
おいた方がよっぽど
大人になった時に役立ちます。
子どもに本物の力を
つけさせたいのなら
勇気を持って先読みするのは
やめてみましょう^ ^