怒ってばかりで生徒から人気のなかった先生が伝え方を変えて人気者になった理由

脳を育てる

怒ってばかりで

生徒から不人気だった先生が

数ヶ月で人気者になった理由を

お伝えします!

昨日は小学3年生の次女の

展覧会と授業参観でした。

次女の担任の先生は、

昨年、長女の学年の先生で

お友達ママやその生徒達からも

辛口評価をいただいている方

でした。

いつも怒っている、

怒鳴る、

にらむ、

脅す、

その結果、生徒から信頼されず、

クラスは荒れて、

長女のお友達は最終学年でありながら

最悪な想い出で卒業したのでした。

次女の担任になったと知った時、

さて、どうしたものか、

と思いましたが、

やはり1学期の次女の反応は

最悪なものになりました。

「宿題をしないと怒られる!」

「忘れ物したら生きていけない!」

怯える発言が増え

「先生、大嫌い!」

と言うようになりました。

と・こ・ろ・が!

2学期に入ってから

娘の様子が徐々に変わって

いきました。

「算数、得意!

だって先生が面白いから!」

「国語、嫌いだけど

授業は好き!

だって先生がボケるから!」

ポジティブな発言

増えてきました。

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昨日、授業参観があったので

先生に何が起きたのか

偵察してきました!

以前も授業参観の時には、

父兄がいるせいか怒鳴ったり、

過剰に怒ったりすることは

ありませんでしたが、

今回は、ニコニコ穏やかに

笑顔でいる様子からも

以前とは変わった雰囲気

感じました。

チャイムが鳴って、

数名が座ると、

「〇〇さんいい姿勢だね」

「〇〇さんも姿勢いいね」

「〇〇さん教科書の準備
 バッチリだね」

と、良い行動をしている子を

褒め始めました。

まだ歩き回っていた子や、

遊びを中断できていなかった子達も

それを聞いて、

慌てて自分の席につき、

1〜2分で子ども達は準備完了

となっていました。

授業中は、先生がちょいちょい

ボケを入れるので、

子ども達は先生の話に

ツッコミを入れます。

自由に発言する雰囲気があり、

授業中だからといって、

静かに黙って座っていなければ

いけない、という雰囲気では

ありませんでした。

1人、ADHDタイプかな?

と思う女の子がいました。

授業中、後ろを向いて、

父兄に「誰のママ?」

と聞いてきたり、

先生が何かを言うたびに

衝動的に思ったことを口に出して

しまっていました。

「知ってるそれ〜!」

「ママから聞いたことある〜!」

「うちにもあるよー!」

それに対して先生の態度は

スルー

でした。

大したことを言っている

わけではないので、

スルーしてもクラスの運営に支障は

ありません。

その子に

「だまりなさい!」

「授業に関係ない発言はしない!」

「発言する時は手をあげて!」

と抑制しようとすると、

逆効果だと私も思いました。

クラスのみんなも気にしている様子は

まったくなく、

少し余計なことは言ってしまうかも

しれないけれど、

授業の内容にはしっかり集中して

聴いているので「良し!」とする

先生やみんなの態度に

感心していました。

 

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また、授業中、何度も

立ち歩く時間が設けられていました。

まずは自分で考えてみて、

最後の2分はお友達と

答え合わせをしに

遠くまででも歩いていっていい

という時間です。

これもまた効果的!

同じ席にずっと座っていると

子どもの脳は

飽きてきます。

飽きると授業に集中

できなくなるので、

体を動かすなどして、

脳の別の部位を使って

刺激するのは、

脳の神経疲労の回復、

集中力の持続の維持に

とても効果的です。

先生、変わったな!

と思いました。

大人がここまでわかり易く

変化することに感動しました。

子どもは大人が、

・どんな態度をみせるか、

・どんな言葉を使うか、

で良くも悪くもなります。

もしお子さんが癇癪を起こす、

授業中、立ち歩く、

授業に集中できずグダグダである、

などあれば、それは大人の態度が

あっていないんです。

子ども達の脳はまだ未熟です。

その発達レベルを

大人が読み取って

能力を引き出す声かけ

にしてあげれば

容易に解決する

ことがほとんどです!

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