子どもの言い間違いは正す?正さない?どうやって教える?

脳を育てる

 

インリアル・アプローチ
リフレクティング
についてお話します。

 

小さい子の言い間違い
「かわいい」と思って
聞き流しますか?


それとも正しい言葉を教えて
言い直しをさせますか?



昔、娘たちは「蚊」のことを
「蚊が」と覚えていました。


蚊が家の中に入ってくると、

「ママ!蚊がが入ってきたよ!」

と報告してくれていました。

 

私はその度に

蚊が入ってきたんだね〜」

と正しい言い方のモデルを
聞かせていました。


ここで何をしているか、
というと

 

「ちがうよ。
 『蚊』だよ。」

 

誤りを指摘して
正しい言葉を教え込もうとせず、
ただただ正しい言い方を
会話の中で自然と聞かせる
ということをするということです。


このような関わり方を
リフレクティング
と言います。

 

もっと小さいお子さんなら、
「とうもコロし」と言われたら、
とうもろこしだね〜」と
正しい言葉を聞かせる、
ということです。

 

大きなお子さんの場合は、

「クラスのほぼが持ってたの!」

「クラスのほぼ全員がもってたのね。」

のように正しい言い方、
使い方を聞かせます。

 

なぜ、この方法をお勧めするか
というと、

「違うよ」
といわれた時も

「正しくは◯◯だよ」
と言われた時も


どっちも否定されたような気分
させてしまうからです。

 

否定されると脳の活動は
停止しやすく、
その後、どんなに正しいことを
教えてたとしても
スッと脳に届きにくくなるからです。



できるだけ素直に
受け入れやすいように、


否定的なやりとりは減らして、
肯定的な雰囲気で正しい使い方を
聞かせてあげてください。



遠回りのようで
実は近道になります。

 

明日は、
セルフトーク
についてお話しますね。

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