1〜2月といえば!
受験シーズンですね。
今日は普段とはちょっと
毛色の違う話をします。
受験まで、あと数週間!
となったら
親は何をしてあげたら
いいと思いますか?
・ゲームや動画に
走らないよう監視する!
・今日はここまで勉強しなさい!
と管理する!
・「これ覚えていないと
合格しないよ!」と
知識のチェックする!
いえいえ、
これぜ〜んぶ
お勧めできません。
プレッシャーばかり
与えられて、
脳の活動が低下するからです。
では、どうしたらいいか?
というと、
あと数週間後に
せまっているなら、
やることは2つ!!
1)体調管理
2)できるイメージを育てる
脳の活動生、
つまり、パフォーマンスを
最大限にあげることです!
1)の体調管理は
想像つくと思いますが、
2)の「できるイメージを
育てる」はどうするの?
と思いう方もいるかもしれません。
そこで、我が家の
昨年の受験の記録を
ご紹介します。
吃音のあった長女は
昨年、中学受験をしました。
聴覚過敏があったり、
大勢の集団活動が
苦手な娘は、
小学5年生の秋から
学校にいかず、
ホームエデュケーションを
選択していました。
つまり、不登校なのですが、
私はあえて不登校という
言葉を使っていませんでした。
なぜなら、彼女の脳の特性上、
学校という環境は合わない!
脳が発達しにくい状況に
何時間も身をおくなんて
もったいない!
という考えで
ホームエデュケーションに
切り替えたつもりだったからです。
実は、
当の本人はそんなふうに
思っていませんでした。
あの学校はいやだから
いきたくないけど、
本当は、学校に行って
勉強したい!
と思っていたのです。
そこで、
彼女が悩んで出した決断が
「自分で行きたい学校を
選びたい!
中学受験したい!」
でした。
それを言い出したのが、
小学6年生の9月末。
私としては、
想定外のことが起きて
軽いプチパニックを
数秒起こしましたが、
娘が悩み、調べて、出した考えは
尊重したかったので、
10月〜2月まで
たった4ヶ月ですが、
お受験ママになりました。
10月〜12月の2ヶ月間は
詰め込みの時期、
1月からは過去問演習の時期です。
そこで、ぶつかった壁が、
完璧主義の娘は、
答えがあってるかどうか
自信がないと回答しない、
というこだわりでした。
算数は見直しをすれば
答えがわかるので、
自信を持って回答するのですが、
困ったのは国語です。
自信のない問題については
回答しないスタイルだったので、
苦手な物語文の問題は
壊滅的な成績でした。
そこで、試したのが、
「何を答えても正解問題!」
です。
過去問に取り組む直前に、
行いました。
Q:ママは子どもの頃、
実は男の子になりたかった
でしょうか?
Q:ママは今、つま先立ち
しているでしょうか?
Q:ママとパパは夕べ
〇〇の話をしていたでしょうか?
などなど、絶対に答えが
わからない問題を出します。
悩ませる時間を作らないように
次々に答えさせていきます!
そしてリズミカルに、
「正解!」
と明るくリアクションしていきます。
何を答えても正解問題なので
間違いがありません。
「推測して回答する」
という活動を一定量させ、
しかも全問正解すると、
「あてずっぽうでも
正解するかもしれない!」
と脳の構えができてきます。
その直後に回答した
国語の過去問は合格ラインを
あっけなく超えました!
そして、試験当日は、
「楽しかった〜!」
という感想と共に初日の試験を終え、
志望校に一発合格して、
受験が終わりました。
何が言いたいか、というと、
受験など勝負の時は、
その子の持っている力のほかに、
当日のパフォーマンス力が
左右することが大きい
ということです。
脳がどんなモードに
なっていたらよいか考えると、
「いける気がする!」
という状態に持っていけば
いいということです。
受験生でも受験生じゃなくても、
今日から肯定の声かけを
10割増しにして、
「何答えても正解問題」を
毎日して、
「僕/私いける気がする!」
という脳のモードを
育ててみてください!
成績がよくなったり、
積極的に行動するようになったり、
吃音がよくなったりします!