自由ののびのびさせるだけでは吃音はよくならない!

吃音

宿題や学校がない長期休暇だと
吃音がス〜っと落ち着く!
という経験をされた方
いませんか?

課題や規律がストレスに
なっている子は、
そのストレスの原因が
なくなっただけで
症状が落ち着きます。

これが発達性吃音の
最大の特徴です。

子どもの頃の吃音は、
子どもが本当に安心できると
症状がス〜っと軽快していきます。

このような事例は
た〜〜〜くさんあって、
ストレスを極力なくして、
自由にのびのびさせてあげよう、
という環境調整法
という治療法はうまれました。

で・す・が、

自由にYoutubeを観たいだけ
観せているのによくならない、

ゲームも好きなだけさせているのに
よくならない、

お風呂も歯磨きも嫌だ!
というから「しなくていいよ」
許容しているのによくならない、

という方もいます。

私達親子がそうでした。

娘に「遊ぼう!」と言われれば、
食事の準備の手を休め、
娘の遊びに付き合い、

「ママ、来て!」と言われれば、
家事の手を休めて
「な〜に?」と対応し、

一生懸命娘に合わせて、
娘に尽くして
できることは全部やっているのに
吃音はよくならない、、、、

ただただわがまま
しているだけじゃ変わらなかった。

家事も仕事もままならず、
とにかく毎日、時間が足りなくて
パタパタ家の中を走り回って
いました。

娘に「No!」と拒否はしなかったかも
しれないけれど、
きっと私の表情は毎日険しく、
疲れた顔をしていたと思います。

必死に作った食事を
なかなか食べようとしない娘に
きっとイライラした表情
見せていたと思います。

「ダメ!」とは言われないけど、
そんなママのネガティブなオーラ
娘に伝わってしまうのです。

形だけ自由にのびのび
させていては
ダメなんです。

ママの否定的な態度も
なくなっていないと
効果を発揮しません。

けれども、
ママにも限界がある!


エンドレスのメディア、
片付かない食事、
出発の時間になっても
終わらないお支度、

そんなことばかりが続けば、
ママも笑顔ではいられません。

親子が楽しく、
楽に生活できるようになるから
自然と吃音は落ち着いていく!

子どもを自由にわがままに
させているばかりでは
変化がみられない!

という親子の場合、
大事なものが足りないんです。

まず、することは、
子どもの耳を
開かせることです。

そして
脳の発達を加速
させること!

自由に好きなことを
わがままにしているのに、

「ご飯の時間だよ!」
「お風呂だよ」

がスッと入る状況を
作るのです。

このことについては
また明日、
解説していきますね!

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