ここのところ生徒さん
から多数のメール相談が
届いております。
多いのは、
登園・登校しぶりに
関する内容です。
登園・登校しぶりの原因は
様々ですが、根っこにあるのは
「うまくいく気がしない」
という不安です。
行った先でよいイメージを
持つことができないと、
大人だって行き渋りたく
なりますよね。
年齢にもよりますが、
園や学校はもう
新学期に向けて
動いています。
環境の変化が苦手な
お子さんは、
・クラスが変わること
・4月までに〇〇できる
ように!と言われること
・進級・卒園・卒業に向けた
準備・練習
などプレッシャーに
なるような言葉・活動が増えて、
吃音が悪化し、
登園・登校しぶりが
出ている子もいます。
そこで、ママたちは
少しでも子どもの
気持ちを癒そうとして、
共感したり、
励ましたり、
してくださっていると
思います。
ですが、この時の
「共感」が逆効果に
なっているケースもあるので、
注意してください!
例えば、
子:「保育園いきたくない!
ママと一緒がいい!」
母:「いきたくないよね。
ママと一緒がいいよね」
と子どもの気持ちを
受けとったよ、
と伝えるつもり言って
いることが、
「そうそう!
保育園はいきたくないところ!
行かない方がいいところ!」
とマイナスの記憶を
強化してしまっている
ことがあるのです!
大人の相談事は、
共感していればよいのですが、
(乱暴な言い方ですみません)
子どもは
共感されたからといって
自力で別の見方ができる
とは限りません。
そんな時は、
「そうなんだ〜。
いきたくないんだ〜。」
と肯定するでもなく、
否定するでもなく一旦
受け止めて、
ママはお支度を進めながら
その後の様子を観察して
いただきたいのです。
下手に共感すると、
マイナスのイメージを
強化してしまうことがある、
ということです!
一旦受け止めてから、
不安がそれほど
強くなさそうであれば、
・今日の給食は大好きな
〇〇が出るよ!
・今日は〇〇に
出かけるんだって
・今日お迎えの後に
〇〇にいこう!
など楽しみに感じる
先の見通しを見せて
気持ちを切り替える
お手伝いをしていた
だきたいです。
子どもへの共感は
大人の共感とは異なります。
上手な「共感」が
できるようになるには、
その前に3つのステップが
必要です。
それについては講座で
お伝えしています。
脳科学・心理学・教育学に
基づいたメソッドを学び、
お子さんの不安を自信に
変えて、
登園・登校しぶり、
吃音の悩みを
解消しましょう!