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小学4年の次女がまたまた
ピンチを迎えています。
先々週の金曜日、
元気に学校から帰ってた娘は、
姉や犬に八つ当たりをして、
機嫌が悪い様子でした。
「これは学校でまた
何かあったな…」
と予想していたところ、
その日の夕方、
担任の先生からお電話が
ありました。
帰りの会の時に
先生が黒板にこのように
書いてクラスのみんなを
怒ったそうです。
「先生は怒っています。
そして悲しいです。」
こう書いた理由は、
社会の時間に書いた
ノートが、
・汚かった
・いい加減だった
・まじめに取り組んでいなかった
からだそうです。
この先生は教室に
このような張り紙も
していました。
「まじめにしない時
先生は起こります」
「何度言っても
直せない場合、
先生は怒ります」
何をしたら先生は怒るのか、
「お怒りポイント」
が壁に貼ってあるのです。
次女本人が怒られたことは
今までなかったのですが、
クラスメートの中に、
毎日、宿題をしてこない
子がいて、
毎日、その子が怒られて
いるのをみて、
「宿題を忘れたら
あんなふうに怒られる」
と不安を強くし、
毎日宿題をしながら、
「こんな汚い字じゃ、
先生に怒られちゃう!」
「まじめにやらないと
先生に怒られちゃう!」
と泣きながらするように
なっていました。
という訳で、その日、
社会のノートが
きれいじゃなかったことで、
クラスの全員が怒られてしまい、
次女は、
一人泣き出してしまった
そうです。
その日の放課後、
先生からお電話が入り、
このような説明と
お願いがありました。
「他の33人の子は誰も
泣いていなかったんです。
〇〇さんだけ泣いてしまって…。
もしかしたらお家に帰って
何か言うかもしれないので
フォローをお願いします。」
これまで、
先生から言われた言葉で
娘がどんどん萎縮していることは
伝えていたので、
警戒してのお電話だったようです。
先生の予想通り、
それから1週間、
学校に行くことが
できなくなりました。
先週は、
朝と夜になると、
「学校に行きたいけど、
怖いよ〜、いけないよ〜」
という娘のケアに
専念しておりました。
情緒不安定だった次女は
お家でリラックスする
時間を過ごし、
発コミュの褒めトレを
強化した1週間を過ごして
ようやく学校に復帰しました。
で・す・が、
字が汚いだけで怒る先生です。
またすぐに不安を強くして
学校に通えなくなる日が
くることは容易に想像できます。
「怒られないために宿題をする」
「怒られたくないからきれいに書く」
このような思考のパターンは
未来にはつながりません。
「怒られなければいいや」
「ばれなければいいや」
「怒られるぐらいなら
余計なことはしないようにしよう」
と間違った思考パターンを
学習させてしまうからです。
一見、大人のいうことをきく、
いい子が育ったとしても、
人と違う独創的なアイデアを
発想したり、
自分が好きなことやしたいことが
あっても大勢の意見に流されたり、
合わせることでしか、
自分の身を守れない子が
育ってしまう可能性が
あります。
これまで明るく、楽しく
学校に通えていた次女は
別人のようになってしまいました。
やっぱり教育って大事だな、
と改めて痛感しています。
日本の未来の子ども達に
どんな力を授けたいか、
そこから教育を考え直した時、
先生や日本の教育を変えるのは
時間がかかる、
まずは、家庭の教育だな、
と思っています。
そんなことを真剣に考え
取り組んでいるのが、
私の主催するPlay Talk Labの
上級講座です。
学校は、
どんな先生にあたるか、
どんなクラスメイトにあたるか、
「運」のようなところがあります。
けれども
家庭教育はそんなこと
ありません。
ママが専門知識と技術を
学ぶことで変えることが
できます!