相手の気持ちを読み取る能力アップ!吃音×発達凸凹キッズの感情脳の育て方

脳を育てる

吃音があるASDやADHDグレーの子で、

人の気持ちを読み取る力が

弱いな〜と思われるお子さんは、

 

・思ったことを口にしてしまう、

 

・自分の言いたいことを

 一方的に話してしまう、

 

というコミュニケーションの特性が

みられることがあります。

 

▼参考記事▼
小さいのに博士のように難しい言葉を使って話が止まらないおしゃべりさん
https://www.agentmail.jp/archive/mail/3198/10383/598723/

 

これについて小さい時から

対応されずに大人になると、

職場でこんなミスコミュニケーションを

起こしてしまうことがあります。

 

例えば、上司から明日までの

報告書の進捗状況を尋ねられた時、

 

「え?明日までですか?

特に何も言われてなかったので

まだ全然できていません。」

 

と、できていない理由を

上司の指示が足りないから

のように言ってしまったり

 

「報告書を書いてたら、

◯◯さんから次の会合の

会場探しの相談されて、

ネットで探してたら、

すんごいオシャレなところを

見つけて・・・」

 

と、報告書とは関係ない話も

時系列に話してしまい、

上司が聞きたかったこと以外の

ことまでペラペラ話してしまう

なんてことが起きてしまいます。

 

これってどうして起きるのか、

というと、

相手の質問の意図を読み取る力が

弱かったり

 

自分の頭に思いついたことを

整理して必要な情報だけ伝える、

という力が弱いからです。

 

 

話している最中にも

上司の表情が曇ってくる様子に

気づければ、

 

話を修正できるかもしれないのですが、

この表情の読み取りも苦手なんです。

 

 

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そこで、紹介するのが、

オキシトシン投与の研究です。

 

オキシトシンというと、

「幸せホルモン」

などと言われて一般的にも

知られるようになりましたが、

 

ASDの方の治療薬研究で

一定の効果を発揮したことでも

有名です。

 

オキシトシンの点鼻薬を

投与された40名のASD男性から、

表情や声色から相手の真意を

読み取れるようになった報告や、

 

社会的なコミュニケーションを

司っている内側前頭前野の

活動が回復した

という報告があります。

 

 

ただ、連続投与(6週間)された

106名の研究では、

4週、6週となると

効果が弱まったという報告もあり、

 

 

オキシトシンを受けとる側の

活動が減るのではないか、

など研究は進められています。

 

 

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このオキシトシンは薬じゃなくても

スキンシップすることで

分泌されることでも有名ですよね。

 

だから!

ママとのスキンシップが大好きな

子どものうちに、

たっぷりスキンシップを

とって感情脳を発達させてほしいと

思っています。

 

とは言え、子育て真っ最中の

ママからすると、

 

・毎日、「抱っこ抱っこ!」と

 せがまれて肩も腰も辛いです!

 

・いつも食事は私の膝の上に

 座りたがって

 落ち着いて食べられません!

 

なんて方もいらっしゃると

思います。

 

そんな方の場合は、

せがまられる前に

先手必勝でいきましょう!

 

ここは日本ですが、

海外スタイルにすることを

お勧めします。

 

「朝、起きたらギュー」のハグ、

「行ってきますのギュー」のハグ、

「ただいまのギュー」のハグ、

「おやすみのギュー」のハグ、

 

スキンシップすることを

習慣にして

オキシトシンを定期的に

分泌させるんです。

すると、吃音キッズの中で

「なんだかママが足りない」

という状況になりにくくなります。

 

ハグだけじゃなく、

手足をさすったり、

隣に座ったり、

肩を寄せ合うのもスキンシップです。

 

ぜひ、たくさんスキンシップして

感情脳を育てていきましょうね!



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