前回のメルマガから「思春期専用」の
褒めない肯定術をテーマに
お届けしています。
前回のメルマガでは
「えらいね、すごいね」の
褒めワードがどうして効きにくいのか
というお話をしました。
ご覧になっていない方はこちらから
↓ ↓ ↓
褒めても嫌がる!?思春期専用の『褒めない』自己肯定感の伸ばし方
今日は、その続きです!
あからさまに褒めなくても
子どもの自己肯定感が伸びる
声かけの1つとして
子どものやっていることに
興味関心を示す
という方法があります。
この方法は、発コミュを
学んでいるママからも
人気上位に入るテクニックです。
どうしてこの方法が人気かというと
肯定の量をラクに増やすことが
できるから!
ちょっと考えてみてください。
発達凸凹のある子や
不登校でエネルギー切れに
なっている子は
何かをやらせようとしても
必ずしもうまくできるとは
かぎりません。
だから
「できたこと」「完了したこと」
だけを褒めようとすると
いつまで経っても
自己肯定感を伸ばすチャンスを
作ってあげられなくなります。
一方で、子どもたちは、
家の中で何かしら
取り組んだり動いたりしています。
ゲーム1つをとっても
ご飯を食べる行動1つをとっても
「取り組んで」いるんですよね。
そんな子どもの行動への声かけを
「いつまでやっているの!!」
のお説教モードではなく
「今日はどんなゲームやってるの?」
の肯定的モードに変えるだけで
子どもたちの脳は
ポジティブなメッセージとして
受け取りやすいんです!
だから「どうせ僕なんて…」
と自信をなくしている子にも
自己肯定感を高めて
あげやすくなるわけです^^
今日から使えるテクニックなので
ぜひ活用してみてくださいね!
ですが、この「興味関心を示す」
というテクニックを使っても
高学年・プレ思春期以降の子は
イライラしたり嫌がったりする
子がいます。
それはどんな子に多いかというと
「あれしろ」「これしろ」
「ちゃんとできてないじゃない」
と言われる経験をたくさん
積んできてしまった子、です。
ちゃんとやらなかったら
また怒られるんじゃないか…
また何か言われるんじゃないか…
という不安が先立つので
「もう見ないで!」
「もう何も言わないで!」
の拒否モードを発動してしまっている
ケースはこうなりやすいんですね。
そんな場合は
お母さんの要求値を少し下げて
お子さんの警戒心を和らげて
あげることが大切です^^
せっかくのママの声かけが
届かなかったら
もったいないですよね!
だから
いいよと言われるテクニックを
使うことも大切ですが
それをどう使うかという
ママのスタンスも
とっても大切になってきます。
今日は、思春期の子が
ママからの声かけに警戒してしまう
理由をお伝えしました。
うまくいかない理由がわかれば
「いいよ」と言われるテクニックを
使ってみてうまくいかない時に
ママがどう対応したらいいのか
すっきりと整理できるように
なりますよね^^
テクニック+マインドで
思春期凸凹子育てを
乗り越えていきましょう!
今日はここまでです!