1.ママが、発達凸凹の子育て業界に革新を起こす『おウチ療育』
療育に通っているのになかなか子どもの発達の遅れが良くならない。
発達障害についての本を読んでいるのに変わらない。
というお悩みはありませんか?
私がお伝えしている発達科学コミュニケーション(発コミュ)は、ママが習得すればおウチでたった3ヶ月で発達障害グレーゾーンの子どもたちに大きな変化がおこります。
発コミュってすごいんです。
けれど、「私だけが発コミュのテクニックを磨き続けるだけでは発達凸凹子育て業界に革新は起こせない!」そう感じています。
今回は、発コミュが、ママが子育てをしながら我が子の最良の発達サポーターになる、『おウチ療育』を大切にしている理由をお伝えします!
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2.発コミュで一時的に悩みが改善した姪っ子たち
私にはかわいい姪っ子ちゃんが2人います。
一人は多感な時期を迎えた自称コミュ障の中学2年生。
もう一人は小学2年の自閉強め+ADHDのミックスグレーっ子ちゃん。
この二人は私の兄の愛娘ですが、奥さんが数年前、病で他界し、私の両親がママのかわりに子育て(孫育て)をし兄は仕事に追われる日々を送っています。
いつも両親は姪っ子ちゃんたちの対応に頭を悩ませていました。
▼小2の妹ちゃん
普段の様子は…
・欲しいものが我慢できない!お店で駄々をこねることがしょっちゅう
・自分の食べたいものは誰にも譲らない
・「外で遊びたい!」など自分の思ったことを押し通そうとして、大騒ぎする
・遊んだら遊びっぱなし、片付けない
・大人に命令をして大人を動かそうとする(自分でできるのにやらない)
こんな困りごとが日常茶飯事。私の両親がヘトヘトになるのも理由がわかります。
▼中2のお姉ちゃん
普段の様子は…
・口数が少なく、食事の時間以外はほとんど自室で過ごしている
・困ったことがあってもなかなか相談できない
実は、私が心配していたのは、お姉ちゃんの方でした。ジィジもバァバも「何を考えているか全然わからない…」と困惑していました。
そんな中、姪っ子ちゃんたちのママの一周忌で実家のある信州に駆けつけた時に、私は姪っ子ちゃんたちに発コミュを全力で発動しました。
すると、姪っ子ちゃんたちは具体的にそれぞれこんな変化を見せました。
▼妹ちゃん
・欲しいと思ったキーホルダーを我慢してちゃんとお店に置いてきた
・お買い物に行った帰りにゲームセンターで「1回だけ遊んでいいよ」の1回のお約束を守れた
・「外で遊びたい!」を我慢してお家の中で折り紙や宝探しをして遊ぶことができた(外、雨だったので)
・おやつの準備を手伝ってくれた
・自分の食べたいパンをバァバに分けてあげられた
・遊んだあとの片付けをちゃんとできた
・別れ際、駄々をこねずにバイバイができた
▼お姉ちゃん
食事が終わってもリビングに残って学校の宿題やら、プリントやらを広げて、たくさん話をしてくれ、夏休みに勉強合宿があることを知り「えーっ!!行きたくないんだけど。私の夏休みが」…と言ったり、
「学校には頭のいい子がたくさんいて追いつくのが大変なんだ」
「今授業でこんなプレゼンの練習をしているんだ」
などなど話してくれた。
ママが亡くなってからずっと無表情の印象が強いお姉ちゃんでしたが、笑顔で話したり笑ったりして私もほんとうに安心しました。
結局、私が兄の家を去るまでずっと一緒にリビングにいてくれたんです。最後は玄関まで来てくれて手を振って見送ってくれました。
姪っ子ちゃんたちの変化に、ジィジもバァバも(←私の両親です)「こんなにも子どもが変わるのか…」と、目をまんまるにして驚きまくっていました。
ですが!
この出来事が難しい子育ての悩みの本質を解消しているわけではありません。
私が1日対応しただけでは残念ながらあまり意味がないんです。
3.ママが発達の専門家になる『おウチ療育』はなぜ素晴らしいの?
ではどうして、一日対応しただけでは意味がないのでしょうか?
なぜなら、その時の姪っ子ちゃんたちの変化は「一時的な」変化だから。つまり、またすぐに戻りやすいのです。毎日毎日、継続的に、行動の変化を繰り返していくから、子どもの脳に定着して成長につながっていくのです。
結局、その時に私がやれたのは、週1回・月1回の療育などがやっていることと同じところまで、でした。
知識を持った専門家が対応するからその時はうまくいったように見える。だけど、やっぱりその瞬間だけ…になってしまう。
日常の困りごとに適切にアプローチするから、子どもが毎日の対話のなかで『学習』するから、脳が育って発達する。ここの部分がとっても大切!
発コミュで「ママが我が子の最良の発達サポーターになる」ことを大切にしているのは、時々会ってくれる資格をもった専門家よりも、365日子育てをしながら、子どもの一番近くにいて、脳が育つ関わり方をしてあげられる大人の存在の方が、力を持っているとわかったからです。
『質』も『量』も大切なのです。
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4.ママが子育てしながら、子どもの発達を促す知識とスキルを身につけられる『発コミュ講座』
「だけど、専門家のような知識もスキルもない」と思ったママ、大丈夫です!
発コミュではしっかりと『おウチ療育』するための知識もスキルも、『発コミュ講座』で学んでいけます。
実際にわたしが姪っ子ちゃんたちにどんなことをしたのか気になりませんか?
わたしが姪っ子ちゃんたちにやったこと。それは、怒らずに、肯定することを増やすこと。そして、今、出している指示をいったん全部やめることです。
なぜなら、指示がお子さんにとって全て『否定的な声かけ』になってしまっているからです。
・早く寝なさい
・いつまでゲームやってるの
・変な時間にお風呂に入らないで
・ご飯はしっかり食べなさい
・部屋にこもってばかりいないで
・病院の時間を守りなさい
こんな声かけはお子さんにとってはつらい声かけになってしまいます。
その代わり、何時でもいいから部屋から出てきた時は『指示』ではなく『会話』をします。
「今日は何のゲームやっているの?」
「昨日のご飯、おいしかった?」
「今日は何時ごろお風呂に入る?」
何時に寝ても起きてもいいから「おやすみ」「おはよう」の声かけをします。
お母さんが思う通りの時間で最初は動いてくれないことももちろんあります。だからと言ってガミガミいってしまうのは脳にネガティブなメッセージが蓄積していくので行動量が一番増えないパターンになってしまいます。
脳は行動するときに発達するため、このパターンは一番発達しにくいのです。
子どもを発達させるには「ママの聴くチカラ」と「安心できる会話」を活用しながらお子さんの行動を上手に増やしていくことが大切なのです。
こんな風に発達の知識に基づいたコミュニケーションの『質』も大切!
『質』も大切だから、発コミュを講座で学ぶママさんには、心理士が使っているレベルのコミュニケーションテクニックをお伝えしています。誤った対応は手放してもらうようお伝えすることもします。
\発コミュ基礎講座の様子です!/
・資格をもった専門家に相談するだけの子育てを終わりにする!
・ママが発達の知識をもって我が子をサポートする!
子育てをしながら『おウチ療育』することで、コミュニケーションの『質』も『量』も確保でき、子どもの発達はどんどん加速するのです。
「ママが我が子の最良の発達サポーターになる!」それがこれからの発達サポートの新常識です!
執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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