1.本を読まない発達凸凹キッズも読書の習慣を作れます!
読書好きな子どもに育ってもらいたい。
そう思っていたのに、子どもが全然本を読まない。
と困っていませんか?
小さななころは絵本の読み聞かせをしていて、読んで欲しい本をママのところに持ってきてくれたのに、大きくなったらゲームやYou Tubeばかり。
面白いエンターテイメントが増えすぎたせいで、子どもが本を面白いと思わなくなっちゃったのだろうか?
国語のテストでもバツが多いし、算数の問題文も読んでもわからないことが多いみたい。
もっと、読書をして語彙力や読解力をつけて欲しい!
そんなお母さんの望みを叶える方法がありますよ。
漫画しか読めなかった子どもが活字の本を読みあさるようになった、読書習慣の作り方をお伝えします!
2.小学1年生で読書が途絶えた息子…
我が家の中学2年生の息子は、家で活字の本を一切読まない子でした。
小さな頃は毎日読み聞かせをしていたので、絵本や図鑑が大好きでした。自分で絵本を読めるようになってからは自分で読むことも増えました。
けれど、小学1年生で「かいけつゾロリ」シリーズにはまったのが最後。その後はぱったりと本を読まなくなってしまいました。
文字が大きくてイラストが入った本じゃないと読めないのでは?
そう思った私は、似たような本をたくさん買ってきたのですが、息子はあまり読もうとしませんでした。
一応教科書は読めているし、文字をまったく読めないというわけではない。
けれど、私が読んで欲しいと思っていた活字の本は嫌がる代わりに、漫画ばかり読みたがる息子にあまりいい気持ちにはなりませんでした。
こんなに読書ができないのは読字障害かも?
漫画やゲームばかりでは視野が狭い大人になってしまいそう。
学校の教科書も読めなくなってしまうのでは…
そんな不安が襲ってくるようになりました。
自分で読むのが嫌ならお母さんが読んであげようか?と思うのものの、小学3、4年生男子ともなると読み聞かせを喜んでくれる雰囲気でもありませんでした。
3.本が好きになるために必要なことは「興味」です!
読書ができない・したがらない子どもは、見るチカラと理解するチカラの連携した働きが遅れている可能性があります。
活字が多くなっていくと、文字を読みながら理解して記憶していかなければなりません。
読むことが苦手なのに、活字を「読め!読め!」と言わんばかりに文字の多い本を子どもに薦めるのはあまり意味がありません。むしろ、活字嫌いになる可能性もあるので要注意です。
まずは、「読むっていいな!楽しいな!」と子どもに思ってもらうことが大切です。
漫画でもOK!雑誌でもOKです!You TubeだってOKなんです!
それは、発達凸凹キッズ達は興味のあることしかやりたがらないという傾向があるからです。だから、子どもが好きなものを見る、読むという経験を積ませてあげることが必要ですよ。
子どもが興味を示して見たいと思うものがあれば、見る力がついていき、読む力もつけられます!
また、子どもが見て理解しやすいのは、よりリアルに想像できるもの。
実物>写真>イラスト>文字 の順に理解が容易になります。
カラーか白黒かでいうと、もちろん、よりリアルなカラーの方が理解しやすいです。
小さな子どもが図鑑やイラストの多い絵本を好むのは納得ですね!
4.子どもっぽい本はNGかも?意外な興味で読書好きに変身!
例えば、子どもがYou Tubeを見ていたら、だいたいの動画に字幕が出ているはずなので、
「面白そうに見てるね。どんな動画なの?画面になんて書いてあるの?」と聞きます。
「フィッシャーズがね、カラオケバトルするんだよ!」
※我が家の息子が以前見ていたYou Tubeです(笑)
「へぇ〜どうやってバトル?タイトルはなんて書いてあるの?」
と内容を説明してもらったり、字幕を聞いてみましょう。
すると、楽しいことはママに教えてくれるはずなので、子どもは見ている動画に関して説明してくれたり、字幕を読んでくれるでしょう。
教えてくれたら、「読んで教えてくれてありがとう!面白いね!」と伝えます。
You Tubeやゲームは、子どもの好きなことを発見できる宝庫です!子どもがどんなことに興味を示しやすいのか、どんなことならお喋りが進みやすいのかを調査します!
我が家では、次第に、文字量の多い解説動画を好むようになり、You Tubeで読む機会が増えていきました。
その頃から、自作PC(パソコン)の動画や投資の漫画にハマったりしていったので、パソコン関連の雑誌や図・イラストが多くわかりやすい投資の解説本を買ってリビングにそっと置いておきました。
パソコン関連の雑誌を見ているときも、質問を繰り返し、理解したことをアウトプットする習慣をつけました。わかったことを人に伝えることで、より理解することができるのです。
すると、読書は漫画しかしなかった息子は、会社四季報という分厚い本を読んだり、投資に関する文字びっしりな本を読んだりするようになりました!
「ずいぶん集中して読んでいるね」
「本を読むといろんなことを知れて面白いよね」
「こんなに本を読めるようになったんだね」
と、息子の変化を言葉にして伝えることで、息子はますます本を読むようになりました。一切本を読まなかった息子は、今では毎晩読書をし、勉強の参考書まで読めるようになりました!
うちの子どもは本を読めない…と嘆いているお母さん、子どもが読まないのは興味のある本に出会えていないだけかもしれません。
興味のあることに出会えたら、あとはお母さんとの会話で読むチカラを育ててあげることができます。
子どもの興味に関心をもって、読むチカラを高めてあげてくださいね!
\子どもの勉強にお悩みのママにはこちらもオススメです!/
執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
発達凸凹キッズの本当はやりたい想いを叶える方法がわかります!
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