昼夜逆転生活が改善! 発達障害不登校さんの好きなこと探しで生活リズムが整い自信を持って動ける会話術

発達障害で不登校のお子さんの睡眠問題。昼夜逆転生活になり生活リズムが崩れ、朝、起きられない…そんなお子さんの様子にお困りの親御さんはいらっしゃいませんか?今回は、好きなことにフォーカスしお母さんの声かけをかえるだけで、お子さんの生活リズムが整う方法をお伝えします。

1.発達障害で不登校になり生活リズムが崩れ、昼夜逆転してしまうワケ

お子さんが不登校になると生活リズムが崩れ、昼夜逆転生活になってしまいますね。深夜まで、オンラインゲームをしてしまう。

そして、翌日、朝起きられず、昼まで寝てしまう。お母さんは、このような生活リズムが続くとお子さんの体調が心配になってしまいますね。不登校になると、どうしてお子さんは、昼夜逆転生活になってしまうのでしょうか。

その原因は、心のストレスにあります。

朝や昼間の明るい時間帯は、同年代の子どもたちが活動しているため、学校に行けない自分に対し罪悪感を抱いてしまいお子さんの脳は、ストレスで負荷がかかっている状態なのです。

また、昼間に外出すれば、

「学校はどうしたの?」
「体調悪いの?」

と必ず聞かれます。

そのように学校に行けていないことに注目される声かけは、ますますお子さんに罪悪感を抱かせてしまうのです。

その一方で、夜は、昼間学校に行っている子どもたちも寝ている時間帯なので、不登校のお子さんには、夜の方が静かに落ち着いて過ごせるというわけです。

私の息子が昼夜逆転生活になった当時も、理解できずにただただ心配するばかりでした。

そんな私が声かけを変えるだけで生活リズムを改善することができたのです!

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2.登校息子の昼夜逆転生活エピソード

息子は小学5年の2学期から不登校になり、中学は、最初の3ヵ月ほど登校しましたが、その後また不登校になってしまいました。

息子は、当時フォートナイトというオンラインゲームにはまり、1日中ゲームをしている状態でした。

そんな息子の身体が心配になり、私は、

「ゲームを21時にはやめて」とか
「1日中ゲームして」と口うるさく言っていました。

そんな風に私から口うるさく言われる息子は、食事やトイレやお風呂の時以外は部屋から出てこなくなりました。

当時、息子がハマっていたフォートナイトの公式大会が夜遅い時間の開催だったため、息子の生活リズムは、大会に出場することにより崩れ、徐々に昼夜逆転生活になってしまいました。

では、そんなゲームにハマっていた息子を私はどんな声かけで、昼夜逆転生活から改善させ、生活リズムを整えていったのかみていきましょう。

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3.息子の生活リズムを整えた声かけと新たな『好き』との出会い!

♦ゲームに口出しするのをやめる

私は、息子の好きなゲームに関して、口出しすることをやめました。息子の好きなゲームに口出しすることは、息子の自己肯定感を下げてしまうと感じたからです。

また、息子がゲームに夢中になる理由を考えるようになりその理由を知るには息子とコミュニケーションを取り信頼関係を築いていくことが大切だと気付きました。

♦周りの目が気にならない時間に外出に誘う

当時、息子はお昼過ぎに起床し深夜までゲームをしている生活スタイルでした。

私は、息子の身体が心配になり、息子に「少し外出できそうな時間帯あるかな?」と聞くと、息子は「暗くなってからなら出かけられる」と教えてくれました。

そこで、息子と相談し19時以降、近所の大きな公園に散歩に出かけるようになりました。息子は、次第に公園に行くことを楽しみにしてくれるようになり、バスケをしたり、縄跳びをしたり身体を動かすようにしていきました。

息子に「バスケのゴールにシュート入ったら、ジュース買うよ!」と提案しやる気になるように「○○君ならできるよ」と声かけしました!

息子は、一生懸命チャレンジし、ジュースをゲット!縄跳びも「どっちが長く飛べるか競争しよう!」と言ってチャレンジしました。

そんな息子との時間は、私にはとても大切な時間となっていきました。公園の帰り道、息子に

「どんなことに興味あるのかな?」
「やってみたいことあるかな?」

と尋ねると息子は、「昼間に○○に行ってみたい」とか「○○やってみたい」と言うようになり、一緒に出掛けるようになっていきました。そして、少しずつ、昼間の時間に活動的に動けるようになっていきました。

♦外で行動するすることで新たな出会いがあった!

そんなある日、息子と出かけた帰り道、たまたま、路上ライブを見る機会がありました。息子は、目をキラキラさせ「ギターやりたい!」と私に宣言しました。

突然のことで驚きましたが、息子の目があまりにも「キラキラ」していたので、私は、「いいよ!チャレンジしてみよう!」と返事をしました。

そして、その日を境に、息子は、ギターを買いたいから「ゲームをやめる」と宣言しゲーミングPCを売却したのです!

そしてそのPCを売ったお金で、ギターを購入しました。次第に、息子は、ギターの練習のために早く起きるようになり、昼夜逆転生活は改善されていきました。

私は、息子がゲームに夢中になっていたのは、「不登校になった現実からにげたかったからだ」とようやく理解することができました。

息子が、本当の自分の気持ちと向き合い、行動できるようになったことは、とても嬉しかった!

不登校になると、夜中までゲームをし、生活リズムが崩れることに注目してしまいますが、そうではなくお子さんの興味や関心のあることを通して、コミュニケーションを取っていきましょう。

お母さんの声かけが変われば、昼夜逆転生活は必ず改善できますよ!

\不登校さんのやりたいが見つかる声かけがこちらでもわかります!/

執筆者:小川 薫
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)

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