1.不登校で部屋に引きこもるわが子…「このまま出てこないの?」と悩んでいませんか?
不登校になってから、お子さんが自分の部屋に引きこもるようになり、
「どうして部屋から出てこないの?」
「このままずっと会話できないのかな…」
と不安になっていませんか?
不登校になるまでは部屋から出てきて、
一緒にご飯を食べることも当たり前だったのに、
不登校になった途端に部屋から出てこない。
家族がいない隙にキッチンに降りてきて食事を自室に持っていったり、
外出から家族が戻ってくると顔を合わせないように、慌てて自室に戻ったりすることも珍しくありません。
そんな姿をみると、
「私に何か不満があるのかな」
「何か傷つけることを言ってしまったのかな」
と自分を責めてしまうママも多いものです。

ですが、部屋に引きこもるのは、
親が嫌だったり避けたかったりするからとは限りません。
その行動の裏には、ママが知らない子どもの本音が隠れているのです。
ゲームばかりでこのまま2学期を迎えて大丈夫…?
▼不登校の子に足りないのは“ゲームをやめる力”ではありませんでした。

*お手元のメールアドレスにお届けします!
2.子どもが部屋にこもる本当の理由は「自分を守ること」でした
なぜ、思春期のお子さんが不登校になると、
部屋に引きこもるようになってしまうのでしょうか。
不登校になる前まで、お子さんは心や体のつらさを我慢しながら、
何とか学校生活を送ってきました。

ですが限界を迎えると、心も体もエネルギーを使い果たし、
「安心できる場所」で自分を守ろうとするようになります。
そのとき、子どもの心の中には、
・心配するお母さんやお父さんの期待に応えられない罪悪感
・学校へ行けない自分はダメだという自己否定
・将来への不安や無気力
・学校へ行こうと言われることへの恐怖や反発
など、さまざまな気持ちがあります。
その結果、家族と顔を合わせることさえ苦しくなり、
自分の部屋だけが安心できる居場所になってしまうのです。
また、ご家族にそんなつもりがなくても、
お子さんは一人で「迷惑をかけている」と思い込んでいることも少なくありません。
我が家も、まさに同じ状況でした。
3.親子で笑える日はもう来ない…そう思っていた我が家が変わったきっかけ
我が家の中学生の息子は、起立性調節障害の発症をきっかけに不登校になりました。
その後、体を休めるために自室で過ごしていましたが、
2〜3か月すると体調は回復してきたにもかかわらず、一向に部屋から出てこなくなったのです。
私は、
「私に何か不満があるのかな」
「何か悪いことを言ったのかな」
と理由が分からず、不安な毎日を過ごしました。
「もう一緒に笑える日は来ないのかな」
「家族で食卓を囲むことは二度とないのかな」
そんなことばかり考えていました。
今振り返ると、過剰適応傾向だった息子は、
・親に心配をかけてしまっている申し訳なさ
・思うように動けない体への不安
・将来への焦り
など、さまざまな気持ちを一人で抱えていたのだと思います。
そうして息子は、自分の部屋でインターネットの世界に居場所を見つけるようになっていきました。
当時の私は、 息子を心配するあまり、不安や焦りを抱えたまま接していました。
その空気も伝わり、 息子にとって自室以外は安心できる場所ではなくなっていたのだと思います。

そんなときに出会ったのが、発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)でした。
発コミュでは、子どもを変えようとするのではなく、親の関わり方を変えることを学び、少しずつ親子の空気が変わっていったのです。
4.部屋から出てきた数分が親子関係を変えた!ママが続けた声かけとは?
私が最初に変えたのは、息子が部屋から出てきたほんの数分間の関わり方でした。
発コミュでは、子どものできていることに肯定的に注目する関わりを学びますが、
「ほめる」と一言で言っても色んなバージョンの声かけがあります。
例えば…
・「今日は少し早く起きられたね。少しずつ良くなるよ。」と励ます
・「いつもありがとう」と感謝を伝える
・「何してたの?」「それでそれで」と興味や関心を示す
・「ママがいない間にご飯を食べたんだね」と気づいていることを知らせる
・「今日は自分からお風呂に入ったんだね!」と喜ぶ・驚く
・マッサージや物の受け渡しなどのスキンシップ
・「じゃあ、次はこれをしてみようか?」と次の活動に誘う
・「いいと思うよ」と同意する
このような声かけを、息子が自室から出てきたほんの数分の間に投げかけるようにしました。
最初は、
「今日も声が聞けてうれしい」
「足音が元気でうれしい」
など、今ある事実をそのまま言葉にすることから始めました。
これは、「ちゃんとあなたのことを見ていますよ」
というメッセージを送るとともに、
「声や足音が元気」という事実を息子の脳に届け、
できていることを実感させる効果があります。
すると、少しずつ部屋から出てきて私に話しかけるようになりました。
「こんな面白い場所があるよ」
「こんなTシャツが欲しい」
とタブレットの画面を見せて話してくるようになったのです。

私はそのたびに、
「それでそれで?この服のどんなところがいいと思うの?」
と息子の発言に興味・関心を示すと、どんどん話が膨らみ、
「今度行ってみようか」とか「それ、買いに行こうか」
など次の活動につながる提案ができました。
実際に行動するうちに、息子はどんどん元気を取り戻し、
次から次に新しいことに挑戦できるようになりました。
そして、それが自信や行動するエネルギーになっていったのです。
こうして、また一緒に笑い合い、家族で食卓を囲める毎日が戻ってきました。
今となっては、こんなに幸せなことはないと心から感じます。
最初からすべての声かけをすることは難しいと感じるかもしれません。
そんな方は、まずはお子さんの現状を認める声かけから始めるといいと思います。
みなさんも、発コミュの声かけで親子関係を改善し、一緒に笑い合える毎日を取りもどしてみませんか?
「それならやってもいいよ!」
ゲームばかりの子が動き出しました。
▼今日から使える不登校キッズの“はじめる力”を育てるポイントがわかります!

*メールアドレス登録でお手元に配信します
▼部屋から出てこない子どもと会話を1週間で取り戻した具体的な声かけ
執筆者:大下真世
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
▼部屋に引きこもる、朝起きられない…。そんな不登校の悩みを、子どもの発達という視点から解決するヒントがいっぱい載っています!



