発達障害ADHDタイプの子どもにサクッと指示が通るようになるには親子の〇〇の改善が鍵!

発達障害ADHDタイプの息子は、指示を出してもなかなか言うことを聞かなかったり、癇癪を起こすことがありました。しかし、発コミュを学び息子への対応を改善し始めて2か月ほどで、話に耳を傾け、指示が通るように!「親子の○○」が改善したことで起こった変化をお話します。
 

1.発達障害ADHDタイプの子どもは言うことを聞かない?!

発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんがいらっしゃるお母さんで「うちの子、全然言うことを聞かない!」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

子どもが言うことを聞かないとイライラして、ついガミガミ怒ってしまいますよね。

以前は、ADHDタイプの息子と私も、親子バトルの連続でした。

学校から帰ってくるなり、通学帽やランドセルを玄関に放り投げる息子に

「通学帽とランドセルを片付けて!」

何度も指示を出すのですが、全く反応しない息子にいら立ち

「何回も同じこと言わせないで!」
「早くやりなさい!」

と怒ってばかりでした。

またゲームに夢中になった息子が約束した時間を超えてもなかなかゲームをやめない、ということもよくありました。

「ゲーム、時間過ぎてるよ!」
「〇〇の時間になったんだから、いいかげんにやめなさい!」 
カッとなった私がゲーム機を取り上げ、息子が癇癪(かんしゃく)を起こして部屋から出ていく…そんなやり取りが日常化。

息子の癇癪の対応に悩んだ私は、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を学ぶことにしました。

発コミュを学んだことで息子なかなか言うことを聞かないのは、発達の特性が関係しているということを知ったのです。

2.ADHDタイプの子どもが言う事を聞かない理由

ADHDタイプの子どもが「言うことを聞かない」状況は、発達の特性が関係していることがあります。

「過集中」といって興味のあることに没頭し過ぎてしまい、その結果、周りの話が耳に入ってこないのです

「全然聞いていない!」と息子を叱る毎日でしたが、ゲームに夢中になっている時の息子は、まさにこの過集中の状態で、聞いていないというより「聞けない」状況だったのです。

また時間管理が苦手というADHDの特性もあり、約束の時間通りにゲームを終わらせるということは息子にとってさらに難しいということがわかりました。

ゲームは子どもにとって楽しい仕掛けがいっぱいで、ADHDタイプの子にとっては「時間通りにゲームを終わらせる」ということは発達の特性から考えるとハードルが高いのです。

さらに否定的な言葉は子どもの脳に届きにくいので、怒ってばかりではお母さんの言葉をますます子どもは受けつけなくなります。

息子は、私のガミガミに対してさらに反抗的な態度をとったり癇癪を起こすようになっていました。

しかし、指示を聞きづらい発達の特性があったとしても、あることを改善することでグッと指示が通りやすくなります。

3.ポイントは親子の○○を改善すること!

子どもが指示を聞かないと、お母さんもなんとか言うことを聞かせようとムキになって怒ってしまいますが「お母さんからの言葉は指示や注意ばかり」と子どもが思ってしまうと、お母さんが何か話したとしても、子どもはシャットアウトするようになります。

発コミュを学び始めて、まず最初に教わったことはあれこれ指示をしたり、できていないことを指摘するのではなく子どもが「できていることを褒める」ということでした。

このファーストステップで気づいたことは、私と息子のコミュニケーションは、指示出しばかりだったということ。

講座で「できていることを褒める」と言われても正直なところ、どこを褒めればいいのか分かりませんでした。

発コミュを始めた当初は「指示を出して、その指示のとおりにできたら褒める」という自己流のやり方をしてしまっていました。

しかし、私の「指示を出す」という行為は結局、ADHDタイプの息子のできていないことを指摘することになってしまっていたのです。

そのことに気づいてからは、息子が学校から帰ってきたら

「おかえり、学校行ってえらかったね。」
「そのテレビは、どんな話なの?」
「今のゲームはスゴイねぇ。」

できて当たり前に思えることでも言葉にして伝えるようにしました。また息子のやっていることに興味を持ち、話したいことがあるときは息子が話を聞けるタイミングの時に、笑顔で、伝わりやすい短い言葉でゆっくりと話しかけようにしました。

なかなかやめられないゲームも、一度言って終われなかったとしても最終的に終えられたときに「ゲームやめられたね」と肯定的に褒めるようにしました。

このようなコミュニケーションを始めて2か月ほど経つと、息子に変化が現れました。私が話をし始めると

「えっ、何?」

耳を傾けるようになってきたのです!

そして、今までは癇癪を起こしていたような「そろそろゲーム終わる時間だよ」という言葉にも癇癪を起こさず「よし、終わろう!」と息子が自分でゲームを切り上げるようになりました

息子への対応を変えたことで、私が取り戻したのは「親子の信頼関係」だと思います。

指示や注意ばかりしていた対応を改善したことで親子の関係が穏やかになりました。

もちろん指示や注意をしなければならない時もあり、息子が何度も言われたことがある言葉だと今でも嫌そうな顔をすることがあります。

その時は、私は伝え方を工夫するようにしています。

たとえばテレビの音を小さくして欲しいときなどは「テレビの音を小さくして!」ではなく「テレビの音を1つだけ下げようか?」と提案する声かけに変えたところ、快く対応してくれるようになりました。

発達の特性があったとしても親子のコミュニケーションを明るく肯定的なものにすることで、子どもに言葉が届きやすくなります。

ADHDタイプのお子さんに指示が通りやすくなるためのポイントは「親子のコミュニケーションの改善」です。

「子どもが言うことを聞かない」とお悩みのお母さんは、お子さんへの声かけをまず意識して変えてみてくださいね!

 

執筆者:福井 縁
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

親子の信頼関係を築くポイント、たくさん発信しています!

タイトルとURLをコピーしました