学校に行けない…勉強ができない…困りごとが多い子どもに合った進路を脳科学の視点から探そう!

「学校に行けない」”勉強ができない”など発達障害・グレーゾーンのお子さんに多い困りごと。どこに相談に行ってもなかなか解決しない、このままで進路はどうしようと不安になりますね。そんな時には脳科学の視点を持って進路を考えてみるといいですよ!

1.解決しない息子の困りごと

発達障害・グレーゾーンの子どもを育てていて、困りごとがたくさんあるのに、どこに相談しても子育ての悩みが解消しない…と、モヤモヤしていませんか?

我が家の息子は、小学校6年の時にいわゆる発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の強い「グレーゾーン」だとわかりました。

その当時、発達のことは専門家にお任せするしかない、というのが私の常識でした。

ですから、長い長い予約待ちを乗りこえてクリニックに通ったり、教育相談センターへ行たりしました。

仕事を休んでは、スクールカウンセラーにも、相談に行ったけれど何も解決しなかった。

相談と言っても、近況をお話するくらいでこれと言った対応方法を教えてもらえることもなく「ではまた3か月後に〜」となるのが恒例でした。

私が頭を悩ませていた

「友達ともめる」問題
「勉強大嫌い」問題
「習い事をサボる」問題
「お金使い込んじゃう」問題
「学校に行けない」問題

などの、実際に家で起こるトラブルの対処方法を知っている人はだれもいませんでした。

どこかに「正解があるのかも」と思い相談先をひたすら探しては、相談に行くの繰り返し…

途方に暮れて、夜な夜な泣きながらネットサーフィンをしていた時に、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を知り個別相談へ申し込んだのです。

2.「相談」から「脳科学の学び」へ子育てをチェンジ

個別相談で驚いたのは

「お母さんがADHDや自閉症スペクトラム・アスペルガーなどの発達障害のことを学ぶってありなんですか⁈」ということ。

”資格もないし知識もないしそんなことができるの⁈”

”いやプロに任せた方がいいでしょ!”

”いやいやプロに相談してたけど結局変わらなかったよな…”

そんな葛藤の末、私は息子への接し方を学ぶことにしました。

お母さんが学ぶメリットは、

ずばり!!

コミュニケーションをとるだけで365日、お家で、発達を加速してあげられること。

発コミュを学んでから「学校に行けない」問題や「勉強できない」問題など、次々と困りごとでてきましたが、そのたびに誰かに相談しようとする私はいなくなっていました。

自分で子どもの様子をみて、どのテクニックを使えば良いか考えられるようになったからです!

自分が学んで我が子専門の発達サポーターになるというのが発コミュのテーマですが、それを実感できるようになってから子育てはグーンと楽しくなりました!

そして、私が子育て上手になったのにはもう1つ理由がありました。

それは発達科学コミュニケーションを自分で実践し、その経験を発信する側になったことです。

伝えるためにどんどん自発的に勉強するようになり、「こんな場面ではどうしたらいいんだろう」と自分で考えるようになり、子育ても学びもそれまで以上に楽しくなっていきました。

3.学校に行けない・勉強できない子どもたちに合った進路

元々は、子育ての暗いトンネルに入って出口が見つからずに悩んでいた私でしたが、その大変さを知っているからこそお母さんたちを発コミュでサポートしたいと思い、今はトレーナーとして活動しています。

私がトレーナーになって研究テーマの1つとして選んだのが、思春期発達障害グレーゾーンの子どもたちの進路や勉強、不登校、です。

思春期になるとどうしても切っても切れないテーマですよね。

今の日本教育の「常識」で考えれば、勉強ができないことや学校に行けないことは、不安要素かもしれません。

将来がわからないとお母さんも不安になってしまいますよね?

不安になると

「もっと頑張らせなくちゃ」
「ちゃんとやらせなくちゃ」

という焦りにつながって知らずのうちに、発達障害やグレーゾーンの特性には合わないやり方をしてこじらせてしまうことも起こってきます。

だから、私はそのお母さんたちの不安を解消するために、発達障害グレーゾーンの子どもたちに合う学びの場・進路をリサーチし、発信することにしました。

元々は、我が家の発達障害ADHD傾向強い息子のためのリサーチとしてスタートしました。

が、調べれば調べるほど発達障害グレーゾーンの特性に合う進路って面白い!!!これが私の感想でした。

4.多様な学びのスタイルを知ってお母さんの不安を解消!

調べてみると、発達障害の特性に合いそうな、いろんな学びの場・スタイルがあります。

・学び直しをしっかりサポートしてくれる学校
・少人数制度の授業をしてくれる学校
・子どもの「好き」をとことん伸ばすために面白いカリキュラムを用意している学校
・登校するのが苦手な子のために自宅から学べる学校

などなど。

中でも印象的だったのは、そこで学ぶ生徒さんたちの様子でした。

「高校生になるまでは学校に行けない」と言っていた子が、すごくイキイキと学校案内をしてくれたり。

「高校になるまでは勉強も人前に出て話すのも苦手でした」という子がステージで堂々と英語劇をやっていたり。

「勉強が苦手で学び直しからやって大学に進んだ子もいますよ」という話をきいたりして、合った環境、合った学びの方法があればその子の成長のタイミングで頑張り始められるんだと確信しました。

子どもたちの未来は可能性に溢れている!ということを知ってください。

お子さんにフィットしたたくさんの選択肢を用意してあげて欲しいと思います。

お母さんがどこかに相談に行かなくても、発達障害のことを学ぶことで困りごとが減り、お子さんの未来が広がる、そんな道を一緒に歩いてみませんか?

執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

365日おウチでコミュニケーションをとるだけで発達を加速できます!

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