1.「わからない」ばかりで子どもとの会話が続かない…そんなお悩みはありませんか?
「今日学校どうだった?」
「…わからない。」
「これ、どう思う?」
「…わからない。」
子どもに何か質問しても、すぐに「わからない」と返されて会話が続かない…
そんな経験をしたことはありませんか?
「もっと話してほしいのに、どうして?」
「何を考えているのかわからなくて不安…」
「どうしたら考えて答えてくれるの?」
と悩んでいませんか?
親としては、子どもの気持ちを知りたいし、会話を楽しみたいですよね。でも実は、すぐにわからない」と言う子どもには、ちゃんとした理由があるんです。
この記事では、ちょっとしたコミュニケーションの工夫で、親子の楽しい会話を増やし、子どもの会話力を自然にアップさせる方法をお伝えします!
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2.すぐに「わからない」と言うのは考えていない証拠?
子どもに何か質問してすぐに「わからない」と言われると、つい「考えていないのでは?」「適当に返事をしているのでは?」と思ってしまうかもしれません。
でも、実は「わからない」と言う言葉の裏には、さまざまな理由が隠れているのです。
・考えがまとまらず、言葉にできない
・間違えるのが怖くて、無意識に答えを避けてしまう
・質問の意味がうまく理解できていない
・考えたいけど、すぐに答えが浮かばない
子どもにとって「わからない」は、必ずしも“考えていない”ことの証拠ではありません。なぜ「わからない」と答えるのか、その理由を理解するためには子どものことをよく観察し、コミュニケーションのどの部分が苦手で何につまずいているのかを知ることが大切です。
3.会話のキャッチボールがうまくいかない原因とは?
我が家の小学6年生の息子は、ASD、ADHD、LDの特性があります。人の話を聞く力が弱いことに加えて、早口で話してしまうことや吃音もあり、自分の話が伝わらない経験を積み重ねてきました。
私が息子の話を聞き取れず聞き返すことも多かったのですが、何度も聞き返すとイライラして怒ったり、「もういいよ」と話すのを諦めてしまったりしていました。
そこで、息子がコミュニケーションでつまずいているのは一体どこなんだろう?と思い、息子の様子を観察しながら会話をしてみることにしました。
すると、言葉で聞いたことを一時的に記憶し、頭の中で整理しながら自分が言いたいことを伝える力が苦手だということに気がつきました。実物やテレビの画面を見ながらだと説明できることも、言葉だけで会話をしているときには言葉が上手く出てこず、すぐに「わからない」となってしまうことが多かったのです。
息子の得意な力と苦手な力をよくわかっていなかった私は、耳で聴く集中が続かない息子に結論が分かりにくい質問をしたり、自分の意見がわからない段階の息子に「どうしたい?」と言う質問ばかりしてしまっていました。
会話は耳で聞いてやりとりするもの。聴くことが苦手な子どもの会話力をアップするためにはどうすればいいのでしょうか?次の章では、その具体的な方法を紹介します!
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4.子どもの「わかった!」を増やす親子の楽しい会話のコツ
子どもの会話力をアップするために一番大切なことは、会話が楽しいという経験です。会話が楽しいというのは、ただ話が面白いとか、ワイワイと盛り上がって楽しいということではありません。
ママの話が「わかった!」
自分の話を「わかってもらえた!」
という経験こそが“会話が楽しい!”ということにつながります。
ではどうすれば会話を楽しくすることができるのでしょうか?
まずは、ママがわかる伝え方をマスターしていくことが重要です。
わかる伝え方のポイントは、次の3つです。
・子どもが答えやすい質問をする
・子どもの得意なことで会話を増やす
・ママが会話のお手本を用意する
このポイントを意識して、会話の中で息子の「わかった!」経験を増やせたエピソードを紹介しますね。
息子は耳で聴いて覚えるのが苦手だけれど、道順を覚えることはとっても得意!
週末、外食に行くときには、いつも行ったことがある店の中から選んで行くことが多かった我が家。行動の幅を少し広げたいという思いもあり、初めての店へ行ってみることにしました。
すると、自分から地図アプリで目的地までの道を確認し、地図アプリに表示される道順をみながら行くことになりました。
「これってどの道のこと?」
「なんかこの表示の仕方おかしくない?」
と疑問に思ったことを聞いてくれる息子。
私が質問に答えると、「ああそういうことか!」と地図の表示に納得。
言葉だけの会話は全然続かなかったのに、地図を通して会話をすることで、たくさん会話のラリーが続いたのです。
わからないことがあって私が言葉で説明しても納得できないこともありましたが、実際に道をたどっていると正解がわかってくるのでイライラせずに理解できるようでした。
答えてくれたら嬉しそうに「よくわかったね!」「〇〇(息子の名前)が言ってたとおりだったね!」「合ってたね!」と笑顔で伝え、息子に会話って楽しいなと思ってもらえるようにしました。
このように子どもの得意を上手に使って苦手を補うことが、発達凸凹の子どもを伸ばす鉄則です!
子どもとの会話で「わかった!」という経験を増やしていくことで会話力をアップさせることができます。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
執筆者:小寺わかこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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