前回の記事では
「秋バテって、体だけじゃなく
“脳”も疲れている状態」
というお話をしましたね^^
この時期の学校嫌いキッズは
感情をつかさどる
役割をしている脳が疲れていて
その中でも
“危険を察知するセンサー”の
ような働きをする「扁桃体」が
過敏になっているんですね。
そのため、
ほんの少しのことでイラッとして
「もうムリ」と動けなくなってしまうのです。
だからこそ今、ママにできる
秋バテ対応は
“行動を促す”よりも
“脳を落ち着かせる”こと、なのです。
今日は、そのために
今日から実践できる
ママの関わり方を3つまとめました
1)余計な感情刺激をへらそう!
ママのイライラの感情も
実は子どもに伝播しやすいのです。
だから、
「なんでやらないの?」よりも
「今はちょっと休みたい気分なんだね」
と気持ちを言葉にして
受けとめてあげましょう!
これだけでも
扁桃体の興奮が
落ち着きやすくなります。
2)“小さなできた”の発見力を磨く!
例えば夕飯のどきのこと
「ご飯だよと呼んでも
すぐにきてくれなかった…」
ではなく
「疲れてるけど
ご飯を食べにきてくれた!」
と”できたこと”に目を向けましょう。
勉強1つとってみても
「机に向かわなかった」
ではなく
「プリントを出した」「鉛筆を持った」
でOKです。
完璧な結果を求めるのではなく
行動の“入口”を肯定してみましょう。
行動の一歩を認められると、
「これでいいんだ」と記憶の
上書きがされていきます。
3)夜の会話は「明日」ではなく
「今日をねぎらう」時間にしよう。
「明日は、学校何の授業がある?」
「明日は何時に起きようか…?」
これ元気な時は
普通に使ってもらって大丈夫ですが
学校ストレスが高まっている時は
未来の話(明日のこと、学校のこと)を
考えるだけで、不安が高まりやすい子達。
だから、寝る前は
「今日はあの動画面白かったね」
「ごはんおいしかったね」など
今日1日をプラスの感情で締めくくる
安心づくりトークで
脳をリラックスモードに
導いてあげましょう。
子どものやる気を引き出す前に
まず“ストレスOFF”から!
それが「秋バテ脳」を整える
ママのいちばんのサポートになります。
ぜひやってみてくださいね!
今日のひと声が、
明日の“笑顔スイッチ”になりますように