1.スマホを禁止したことで悪化した親子関係
スマホ三昧だった不登校男子と私の七転び八起きストーリーを今回からお話しします。
息子が中学1年の5月。
部活の連絡で必要だから…という理由で息子にスマホを買いました。
「スマホはあくまで連絡用」
「約束を守れるなら大丈夫』
そう思っていました。
ですが、気づけば、
息子はYouTubeやゲームに夢中。
一方で勉強や部活も後回し。
私は
「やるべきことを先にしなさい!」
と怒ってばかりでした。
仕事から帰って勉強していなければ、即禁止です。
スマホを取り上げて鍵のかかる部屋に隠すと息子は、ドアや壁を本気で破壊しようとしていました。
*今でも我が家にその痕跡は残っています…。
怒鳴り合い、取っ組み合い。
BB弾を顔に向けて打ち込まれたこともありました。
親子関係はボロボロ。
息子は、私の言葉に、全く耳を貸さなくなりました。

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2.気づいていなかった…子どもにとってのスマホの大切な役割
あの頃の私は息子の「表面的な問題行動」ばかりをみていました。
けれど、その裏にあったのは息子の脳がすでに疲れ切っていたという事実。
知識がないゆえに私はそれを見過ごしていたのです。
✔学校でうまくいかない
✔叱られることが多い
✔誰も僕のことなんてわかってくれない
✔どうせ僕なんて、と感じる
そんな経験が積み重なると脳は慢性的なストレス状態に陥ります。
これが、いわゆる二次障害のはじまり、です。
二次障害とは
特性そのものではなく「うまくいかない経験の積み重ね」で脳の働きが偏ってしまう状態のこと。
感情をキャッチする扁桃体が
過敏に反応し
考える力や感情を抑える前頭前野が
うまく働かなくなります。
そうなると少し注意されただけでも「攻撃された!」と感じて反発したり
冷静に判断してやることの優先順位を決めるのはできなくなります。
さらにこの状態が長く続くとやる気や好奇心を生み出す元気をなくしてしまいます。
つまり、
「やる気がない」のではなく
「やる気を出せない脳」に
なってしまう、ということなのです。
息子にとっては脳が疲れきっているとき
唯一“安心”を感じられるのが自分の世界に没頭できるスマホやゲームだったのです。
本当は、人との関わりの中で安心を感じたいはずなのに
現実では傷つくことが多すぎてその代わりをスマホが担っていたのです。

"勉強してないのにこのままで大丈夫?"
お子さんをよく見てるからこその心配を
安心に変える関わり方がありますよ。
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3.拠り所を奪ってしまうのは逆効果
今なら、はっきり分かります。
私は、息子の脳が悲鳴を上げているときにそれを回復させてあげる声かけをするどころか、
スマホを禁止し、その“拠り所”を力づくで奪ってしまうという逆効果なことをやっていたのです
「やる気を出させる」ことばかり考えて
「やる気を出せる脳」にしてあげることを全くしていなかったのです。
ですが、これに気づいたのは発達科学をしっかり学び脳の知識がついてから…です。
当時の私は、関わり方のスキルを学んではいるものの
「どうして、この場面で、こんなことを言わなくちゃいけないのか?」
が理解できませんでした。
「今、私が学んでいることは本当に合ってるの?」
と悩んでいた私は
「うちの子、依存症なんじゃない?」
を疑って、ある場所に、足を運びました。
その経験が
「発コミュ対応を徹底しよう」
と私の覚悟を固める出来事となりました。

次回は「うちの子依存症なんじゃない?」
と心配になる全てのママに読んでいただきたい私のエピソードをご紹介いたします。


執筆者:清水畑亜希子(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
スマホを禁止するのは逆効果!脳で起きていることを知ることで正しい対応が分かります。
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