うちの子、ちょっと外出するだけ
すぐに疲れ果ててしまうんです…
のお悩み、これ、早めに解決しましょう。
なぜなら、集団に入っても
疲れなくなる体力、は
復帰に欠かせないからです!
家で過ごす生活が続くと
体を動かす時間が減り
生活のリズムもルーズになる分
どうサポートしていけばいいのか
今日はしっかり解説しますね!

不登校キッズは
ほんの短い距離を歩いただけでも
まるでマラソンを走った後のように
ドッと疲れてしまうことがあります。
それは、例えるなら
長い不登校期間で
「外に出る体力バッテリー」が
弱まっているようなものです。
・筋力低下
・生活リズムの乱れ
・自律神経の乱れ
が起きているので
少しの外出でも
”マラソン並みの負荷”
に感じてしまうのです。
じゃあ、大急ぎで、
何か運動をしなくちゃ!と
焦らないでくださいね。
嫌がることを無理にやらせると
「ママが言ったからやったのに
いいことがなかった!」と
拗らせがつよくなりますので
注意が必要です。

「体力がない…」ということを
上手に認識させて
体力作りに興味を持たせた
Nicotto講座生の取り組みを
ご紹介します。
中学2年生、
不登校が1年以上つづく
お子さんのママ
沢木十和子さんの取り組みです。
勉強会で
「夏休み、子どもが楽しく
参加できるおでかけを企画しよう」
という課題がありました。
沢木さんは
お子さんが行ってみたかった
ユニバーサルスタジオジャパンに
お出かけするプランを立てました。
お子さんが
やりたいこと、いきたいことは
全部やってみよう!と
一緒に調べて計画を立てました
外出が苦手だったお子さんも
楽しいことなら頑張ってみよう
と外出のきっかけになったわけです。
ですが、行ってみて気づいたのは
「俺、体力ないなー」
「体力あったら、もっと楽しめるのに」
ということ。
子どもにいくら
「運動した方がいいよ」
と諭したところで
うまくはいきません。
だから
発コミュの考え方の1つとして
「体験させて気づかせる」
ということをします。
やってみたら”しんどかった”とか
やってみたら”寝不足を体感した”など、
言わずに、教える。
言わずに、気づかせる。
これが大切なんですね^^
さらに!そこから
一番大切なのは
体を動かす習慣を
日常のなかで
どうやって作ってあげるか?
です。
運動(スポーツ)を
させればいいということでは
ありません。
自分にとって
ちょっと負荷になることだけど
やってみたらできた、という
体験をどうやって積ませてあげるか?
それには
ママの提案力と
子どもの聞く力の成長が
欠かせません。

やって欲しいのは
「いつも通りの生活」に
「プラスワンの新しい行動」を
加えてみる挑戦、です。
「あなた背が高いから
電球変えるのお願いしたいな」
など、
子どもができそうなことで
尚且つ普段とちょっと違うこと
これを上手に
日常の中でふやしてあげて
「いつも使っている脳ではない
場所を使う練習」を
スタートしてあげてください。
これが、ちょっとした負荷に
強くなる脳を育てるコツです。
今日はここまでです。
連日の昼メルマガで
外出できない子の理由について
シリーズでお話ししています。
(今日は3つ目)
どれか1つ…ではなく
全部をやるつもりで
保存して、トライしてくださいね。
えー!昨日までの2つを見逃しちゃった
という方はこちらから↓
1)玄関までは行けるのに… そこから動けないわが子に戸惑っていませんか?
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1638/5402/819081/
2)人混みが苦手な感覚過敏の子は“快適な刺激”で集団ストレスをやわらげてあげよう
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1638/5402/819516/


