読み書き苦手

読書嫌いの小学生に「読みなさい」と言わずに子どもから「今日は何を読む?」と言うようになった関わり方

本を読まない子どもに困っていませんか?読めるはずなのに本を開かず、つい「少しは読んでほしい」と思ってしまう。でも、読書嫌いの原因は読む力ややる気ではないかもしれません。読む目的を変えただけで、子どもが自ら本に向かい始めた実例を紹介します。

1.読めるはずなのに、どうして本を読んでくれないの?

小学生なのに、本をほとんど読まない読書嫌いのわが子に、どう関わればいいのか悩んでいませんか。

・動画やアニメに出てくる字幕の文字は読める。
・自分で漢字も書けるし、テレビや広告の感じも読めている。

でも、本を開きません

勉強中は問題文をきちんと読まずに
「わからない」
「もうイヤ」
イライラすることもあります。

「読めるはずなのに、どうして読まないの?」
そう思ってしまいますよね。

ですが―――

読書嫌いとは、本が嫌いなのではなく、“読む行為が脳にとって負担になっている状態’’かもしれません。

文章を読むとき、子どもの頭の中では

・文字を追う
・意味を理解する
・前の文を覚えておく
・話の流れをつなげる

といった処理が同時に行われています。

このとき大きく関わるのが’’ワーキングメモリ(作業記憶)’’です。
ワーキングメモリがいっぱいになると、読むことは’’楽しい活動’’ではなく’’処理が追い付かない作業’’になります。

この状態で

「読めば慣れるよ」
「もう少し頑張ってみよう」

と言われても、脳の負担は減りません

だから必要なのは、読書の量をふやすことではなく、脳の負担を軽くしてあげること。ここが、私が今まで気づいていなかった視点でした。

今、もし毎日学校に行けなくても
"大丈夫です!"

毎日の声かけを変えて
子どもの脳を育ててストレスをリセット!
▼今読めば進級進学前に間に合う!▼

2.試行錯誤しても読書嫌いは変わらず、あきらめかけていた…

我が家には小学生の娘がいます。文字も漢字も学年相応に読めるのに、自分から本を読むことはほとんどありませんでした。

アニメのノベライズやマンガ、名作といわれる本。 いろいろ用意してみましたが、どれも続きません。 読み聞かせをしても、途中で気持ちは別のところへ行ってしまいます

一文ずつ交代で読む方法も試しました。でも、自分が読み終わると目線はあちこちへ。「今どこ?」と確認しながらで、 文章の意味をつかめていませんでした。

私は
「読ませれば慣れる」
「読める力はあるはず」
と思っていました。

でもそれは、読む力が育っていないのに、’’読む量’’ばかりを増やそうとしていたのです。

娘の問題は、読めないことではなく、ワーキングメモリに余裕がない状態で読ませていたことでした。

そこに気づいた私は、娘の読書の取り組み方を大きく変えることにしました。

すると―――

✓ほぼ毎日、本を楽しく読むようになりました。
✓勉強中、問題文を読むときのイライラが格段に減りました。

そして何より、
今日は何を読む?」と、娘の方から聞いてくるようになったのです!

▼テクニックを探す前に。
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3.得意を生かした場面で読書が楽しい遊びに変身!

私が読書をするために変えたのは、“読む場面”です。

娘は、お世話をすることが得意な子です。
そこで始めたのが、「おうち幼稚園ごっこ」です。

娘が先生役。ぬいぐるみと私が園児役です。先生になった娘が、園児たちに絵本を読み聞かせる、という設定にしました。

使ったのは、少しやさしい内容の絵本。

すると―――
内容がやさしくてわかりやすいことに加えて、

ごっこ遊びで楽しい
自分の役割があってワクワクする
ママと一緒で嬉しい

といった感情を伴い、脳がうまく連携しあってワーキングメモリの負荷を下げることができます。

時間は、主に寝る前。読み終わったあとには、「先生、クイズ出して」と声をかけました。

娘は内容を思い出しながら、一生懸命説明します。読むこと(インプット)と、話すこと(アウトプット)が、 ごっこ遊びの中で自然につながっていきました。

忙しい日は、
「今日は先生お休みかな」とぬいぐるみに話しかけます。

すると娘は、
「また読んであげるね」と言いました。

読むことが、やらされることではなく、自分の役割になっていったのですね。

読書嫌いは、 怠けや甘えではありません脳の負担が大きい状態で“読ませよう”としていたことが原因でした。

負担が下がると、子どもは自分から動き出します

読書嫌いを変えようとする前に、問い直してみてください。

・読むことは、脳にとって重くなっていないかな?
・子どもにとって読む目的や役割はあるのかな?

子どもは、苦手を押しつけたときよりも、好きという感情や得意を使えたときに動きます

読書は、その入り口の一つでした。

この記録が、同じように悩むママのヒントになれば嬉しいです。

執筆者:徳みか(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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