1.後悔はない毎日を過ごしていますか?
夏休みは、お子さまたちと実家に帰省されるかたもいらっしゃるかもしれませんね。
私は、夏休みになる少し前に実家に帰省していた時期がありました。
中1と小1の子どもたちを残して、義姉(兄の奥様)が亡くなったためです。
義姉は45年の人生でした。
義姉の気持ちに、勝手ながら想いを馳せほんとうは母親としてやってあげたかったことがたくさんあったんだろうな…と、考えるとイチ母親としていろんな想いがこみ上げてきます。
そこで思いました、私。
明日どうなっても後悔はないと言える毎日を送ろう!と。
子どもたちに 「いつかやってあげよう」 「そのうちやってあげよう」 と思っていることを先延ばしにするのをやめよう!と。
2.姪っ子ちゃんのがんばっている姿
義姉が入院中、姪っ子ちゃん達のお世話は兄と私の両親がしていました。
ところが、その姪っ子ちゃんもなかなか個性豊かな凸凹キッズで、私の母はその対応に追われてヘトヘトになっていました。
とにかく、保育園に行きたがらない!
こだわりが強くて興味がないことにはテコでも動かない!
一度キレるとしばらく手におえない…
そんな凸凹ちゃんで朝、送り出すのもひと苦労、だったようです。
「全然、言うことを聞いてくれないんだけど!!!」というお悩み相談の電話が私のところにもよくかかってきました(笑)
うちの息子(現在高2)が小さい時も、手がかかる孫ではありましたが(笑)また、ちょっとタイプが違うのでその違いに戸惑っていたようです。
そこで、私は、発達科学コミュニケーション(発コミュ)の受講生や、記事でお伝えするのと同じように、怒らずに、肯定することを増やしてあげてね! と母にアドバイスしました。
私の母は、昭和の人間ですから最初は「褒める」ことに抵抗感MAXでしたが、騙されたと思って姪っ子ちゃんに声をかけ続けてくれました。
すると! 姪っ子ちゃんは、この4月小学校に入学してから登校しぶりをせずに、学校に行くようになったそうです!
「休まずに頑張って学校に登校していることを、こんなに頑張り屋さんになった姿を、ママ(義姉)にも見せてあげたかったな…」 と私の母はポツリとつぶやいていました。
だからこの記事を読んでいるみなさんにも「後悔はない」毎日かどうか、少し立ち止まって考えてほしいのです。
3.この夏「いつかやろう」からの卒業
そんな出来事があって、いつかやろう!と思っていることを、先延ばしにするのはやめようと私は改めて考えました。
明日は、当たり前にやってくるかもしれないけど
明日も、子どもの近くにいられるかもしれないけど
今できること、今やってあげられることを先延ばしにしないママになろう…
そう想います。
夏休み、子どもがなかなか言うことを聞いてくれない、ゲームや動画をやめない、などなどたくさんの~してくれないに、イライラしますよね。
そして、子どもたちに色々言ってしまい寝る時になって
「あー今日もあんなこと言っちゃったな」と後悔しているお母さん。
「いつかやろう」から卒業して後悔はない毎日を過ごそう
この言葉をガミガミいいそうになったら思い出してみてくださいね。
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
毎日のコミュニケーションでお母さんもお子さんも後悔はない夏休みを!