1.発達障害の特性がある子の塾選びで悩んでいませんか?
発達障害の特性があるわが子に、なかなか合う塾が見つからなくて悩んでいませんか?
集団がいいのか個別がいいのか、家庭教師がいいのか、通信教材がいいのか、選択肢がたくさんある分悩んでしまいますよね。
発達障害・グレーゾーンの子ども達は、集中力が続かなかったり、読み書きが苦手だったり、勉強したいという気持ちがあっても、発達障害の特性のためにつまづいてしまう子が多いです。
その子に合わない方法で勉強を強要されることで、勉強=嫌なものと子どもが認識してしまい学習に対しての意欲が低下するだけでなく、できない自分はダメと自己肯定感まで下げてしまいかねません。
親の方も勉強を嫌がるわが子を見ていると、せっかく子どもが伸びる力を持っていても、「この子は勉強が苦手」「やらせても無理」と思ってしまいがちです。
そのため、発達障害の特性がある子は、その子に合う学習スタイルや環境を見つけてあげることがとっても大切!
「苦手なことはできなくてもしょうがない」とあきらめる前に、今回は発達障害の特性がある子の塾を選ぶときに知っておいていただきたい3つのポイントをご紹介します。
合う塾や学びの方法が見つかると、苦手な分野の事でも、子どもを前進させてあげられますよ!
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2.書字が苦手なわが子にもピッタリな塾が見つかった!
わが家の息子は小学3年生。書字が苦手で、ビジョントレーニングや体の使い方を習得するための療育を受けています。
学校の勉強では、漢字の宿題は書くのをいやがり、毎日時間がかかっていました。そのため、国語に対しては苦手意識が出てきてしまっていました。
家で集中して自分で勉強するのが難しい息子に学習習慣を身に着けさせたい、もし中学受験をしたいとなった時のために基礎的な学力はつけさせてあげたいという思いから、3年生の夏から塾に通い始めました。
発達障害の特性による苦手がある息子の塾選び…。正直なところ、合うところが見つかるまで探し続けるなど、難航するかなと思っていました。
しかし、1回で息子に合う個別指導の塾と巡り合うことができたのです!
塾を選ぶときに大切にしたポイントについて、次にご紹介します。
3.苦手分野でも子どもの力を伸ばす塾選びのポイントはこの3つ!
私が塾選びで重視したポイントは、以下の3つです。
♦その子に合った環境か?
発達障害の特性がある子の場合、集中力が続かない子も多く、集団だと気が散ってしまう子もいます。その子に合ったスタイルを選んであげましょう。
わが家の息子も、「個別指導の方が自分に合っている」と言っていたので、先生1人に生徒2人までの個別スタイルの塾を選びました。
また通い続けるとなると、塾の場所も大切です。1人で通うのか、送迎が必要かなど、無理なく通える環境かどうかもチェックしましょう!
♦苦手なことに対して負荷を下げられるか?
発達障害の特性がある子の学習で大切なのは、苦手なことに対して負荷がかかり過ぎないようにしてあげることです。
わが家の場合は、書字が苦手だったので、たくさんノートをとったり何度も字を書いて覚えさせられるスタイルの学習は向いていませんでした。
しかし書字が苦手なために、漢字や言葉を知らないままになってしまうのは避けたかったので、塾でもできれば学ばせたいと思っていました。
その塾には、「漢字・語い」についてタブレットにタッチペンで書いて学習するクラスがあり、塾の先生にも「書くのが嫌いな子でも、タブレットだと喜んで取り組んだりしますよ」と助言をいただきました。
パソコンやタブレットなどの電子機器が好きな息子にとっては、紙に書くよりも苦手意識が和らぐようで、そのクラスで前向きに「漢字・語い」の学習に取り組んでいます。
タブレットは通信教材にもありますが、家で「勉強しなさい」と言ってもなかなか続けられない息子には、塾で学習するスタイルが合っていました。
また、家で集中して学習に取り組むのが苦手な息子は、宿題が多い塾は合いません。
個別指導でその子にあった宿題の量を出していただけるのも有り難いところでした。
♦先生と子どもの苦手について話ができるか?
先生と子どもの特性について話ができる塾だと、苦手なことに対して配慮していただけたり、学習の進め方について相談ができます。
先生と話ができる塾なのかどうかも大切なポイントです。
発達障害・学習障害の子向けの塾もありますが、その子に合った学習スタイルが選べていて、家庭と塾でしっかり連携ができれば、一般の塾でもその子の力を伸ばしてあげることは可能だと思います。
1回でその子に合った塾を選んであげるのが難しいこともありますが、その場合はいくつかの塾を何回か見学したり体験してみてくださいね。
苦手なことでも、学び方や環境を配慮してあげることで、子どもの力を伸ばしてあげることはできますよ!
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☆メルマガ読者さんからのご感想☆
不登校の息子をどうにかしたい、息子の気持ちを知りたいとネットサーフィンする中、パステルジャンプの記事にたどり着きました。清水畑さんのメルマガを読み始めたとき、思春期の子どもと会話が出来るようになんてなるの?と半信半疑でしたが、毎日届くメルマガの中に不登校を経験しても子どもの未来は明るい!とご自身の経験談が書いてあり、説得力がありました。(Oさん)
執筆者:滝麻里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)