こんにちは!
パステルジャンプ編集部です。
前回お届けした、清水畑トレーナーの波乱万丈な子育て体験と大きな決断をしたストーリーはご覧になりましたか?今回は、「子どもを褒めたい」と思っていてもうまくいかないママへ読んでほしい、ママの価値観についてお話してもらいました!
1.どうして子どもをうまく褒められなかったのか?
うちの子ってどうしてこんなに育てにくいの?
あちこちに相談しているのに様子を見ましょうと言われるばかり。
こんな状態の私が決断したのが、
「ママの声かけで子どもの脳の発達を加速させる発達科学コミュニケーション(発コミュ)」
を学ぶことでした。
発コミュを学ぶ決断をするきっかけとなった息子との壮絶なストーリーはこちらです。
育てにくい子どもに「将来の不安」を抱えるママに知ってほしい!我が子の発達を伸ばす1番の方法とは
息子が中学1年の終わりから、スタートした発達コミュ基礎講座。
ですが、私、実は、発コミュが上手に使えなかったんです。
特に一番の難関だったのが息子を褒めることでした。
なぜ褒めることができなかったのか?
「やるべきことを全然やってくれない息子をこれ以上調子に乗らせてなるものか!」
「怒ることをやめたら今よりもっとやらなくなるんじゃないか」
「できていないことばかりなのに一体どこを褒めたらいいのか」
こんな複雑な想いがずっとぐるぐるしていたからです。
それに加えて、
「もう、思春期だし、後がない」
という焦りもありました。
だから、私が知っている唯一の子育て方法「しつけ」をなかなか手放せなかったんです。
その常識を覆すことがとっても怖かった…
発コミュをスタートするとき、創始者の吉野さんからは、
「オレ流が服を着て歩いていると思ってね!」
と言われるほど自由奔放で無頓着な我が家の息子。
ルールも時間もお構いなし
自分のやりたいことしかしない
凸凹キッズだったのですから…
「ちゃんとさせねばならぬ」
「迷惑をかけてはならなぬ」
親としての使命感でいっぱいだったのです。
ですので、せっかく講座を学んでいても、講座の日が来るのが億劫なこともありました。
吉野さんのメルマガを読んで「こんなに変わりました!」という生徒さんの事例を見ては一人で落ち込んでいる時もありました。
ですがどうしても私には忘れられない言葉がありました。
それが、発コミュを始める時に吉野さんとの個別相談で言われた
『この子は、社会でやっていけるだけの自立ができます』
の言葉。
だから、基礎講座がなかなかうまくできなった私ですがそこで諦めたくなかったんです。
発コミュトレーナーの私に発コミュがうまくできない過去があったことに、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな私がどんなステップで発コミュを使いこなせるママになっていったのか…?
そこにはただノウハウを使いこなすだけではうまくいかなかったもう1つの「当たり前の変化」がありました。
2.「自分ばかりツラい…」からの脱却!新たな子育ての価値観
子どもの未来を諦めたくなかった。
そんな私は、発達のこと、脳科学のことを理論から学ぶ上級講座に進む決断をしました!!
基礎講座でまなんだことすら上手にできないことが多かった私でしたが、上級講座にはいってある大きな価値観の変化に出会い、そこから私の子育ては大きく変わりました。
まだ、発コミュを上手に使いこなせなかった時の私は心の中でこう思っていました。
「あの子のせいで私ばっかり苦労している」
「あの子のことで頭を悩ませるのは私ばかり」
「辛いのは私」
と。
ところが、それをひっくり返された衝撃の出来事がありました。そしてその時の気づきが今の私の軸にもなっています。
その出来事は、私が上級講座に入り初めてのチームコンサルの日に起こりました。
息子は家出をしたのです。
(私ばかりが辛いと思っていた私は言うことを聞かない息子のことを叱り飛ばし息子は家でをしてしまったのです。所在はちゃんと確認済みです。)
もう、気持ち的には、チームコンサルに参加するどころの話ではありませんでしたが、泣く泣くチームコンサルに参加。
私の心の中は、
どうしてこんなに辛いの。
ああ、私の人生って…
やっぱり、上級講座なんて私には向いていなかったんだ…
こんな想いがぐるぐると巡っていました。
家出事件の話をコンサルの仲間に話したところ、発コミュ創始者の吉野さんがこう言ったのです。
吉野さん:辛いよね…
私:そーなんです…本当に…
吉野さん:息子くんが。
私:…⁉
一瞬、私は、吉野さんが言った言葉が理解できませんでした。
辛いのは私じゃなくて息子なんですか?
もう衝撃です。それまでずっと自分が辛いと思っていたので…
息子が辛い、って意味が分からない。
トラブルの尻拭いばっかりしてお説教も全く届かず一方的に私ばかりが辛いものだと思っていました。
でも、その時の吉野の表情がとってもとってもとっても…悲しそうだったんです。
そして、この人は本気で「凸凹の子たちの味方」でいる決意をしている人なんだと感じたのです。
すぐにはその言葉の意味を受け止めきれなかった私でしたが、上級講座で、ママが発達のことを学び、研究して、実践する環境に身をおいたことで発達凸凹のある子たちの辛さの正体が理解できるようになったのです。
そして、私の中には『子どもだって辛い』という新しい軸ができました。
そこからです。私の子育てが大きく変わっていったのは。
3.価値観をアップデート+発達の学びで子育ては面白くなる!
私は、基礎講座で学んだ親子のコミュニケーションの変え方をもう一度しっかり実践しなおし、上級講座で発達の専門的な知識や脳の仕組みを学びました。
すると、私は、息子のコンディションが荒れる時も、良い時も、迷わず対応できるようになりました。
新しい子育ての軸、価値観を、手に入れた私は、そこから、一気に、ギアを上げて息子の困りごとを受け止めながら「じゃあどうする?」をプランニングするのを楽しめるようになっていきました。
どんなに売れている子育て本を読んでも、どんなに効くと評判の子育てテクニックを学んでも、ママの価値観が変わらなければ使いこなすことができません。
問題ばかりを起こす扱いが大変な「困った子ども」は、脳の使い方が未熟なことで周りの大人に理解してもらえない「困っている子ども」。
そんな視点を持てるようになると、子育てのテクニックも、本気で理屈から学んで理解したいと思えるようになります。
そして、子ども達のこれからの人生を救ってあげたい!という勇気が湧いてきます!
子どもが「困ったな…」と悩んでいたら、「こうやったらいいんだよ!」って子どもに教えてあげられるママになれたら、カッコイイとおもいませんか?
皆さんも、きっとなれます!
発コミュの学びに参加すると、テクニックだけではなく、色々な価値観もアップデートされていきます。ぜひ、ママが、自分の価値観を変える一歩を踏み出す勇気をもってほしいと思います。
子どもを褒められない原因は、ママの価値観が変わらないことだったんですね!
価値観を変える体験、みなさんはどれほどしているでしょうか?
パステルジャンプの講座生達は、日々価値観をアップデートして子育て上手になっていますよ。
次回、子育て上手なママに変身した清水畑トレーナーに突然ふりかかった、息子さんの不登校体験についてお伝えしていきます!
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
パステルジャンプ編集部
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