1.中学校の三者面談でどんなことを言われるんだろう?
中学校に入学すると1学期の終わり、2学期の終わりと三者面談があります。中3になるとさらに進路相談で先生とお話しする機会があります。
面談で、通知表を手渡されて勉強の成績が落ちていたり、実力テストの結果が良くなかったりすると…
「ご自宅ではどのような対応をされていますか?」
「長期休暇の間にリカバリーしてあげてくださいね」
と言われるのは『あるある』なこと。
しかし、先生からこの『面談あるある』を聞かされると、お母さんは「塾でも通わせたほうがいいのかもしれない」「学校であまりうまく生活できていないかもしれない…」と考えてしまう。
どうか面談で初めて聞かされる我が子の学校生活の様子に慌てないでください。
また、もしお子さんが今学校を休んでいたとして「なんとか学校に来れるように作戦を考えましょう」と言われたとしても不安になったり焦ったりしなくても大丈夫です。
発達障害グレーゾーンの子育ては起きた問題を表面的に捉えてもなんの解決にもならないからです。
課題解決のヒントは「成績が落ちた…」の本当の理由はなに?と探った先にあるんです。
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2.小学校とは違う中学校での成績の評価
中学校に入ると、公立中学校においては高校進学を考えて成績とともに内申点がつけられていきます。
中3での三者面談は三年間の内申点の評価を確認し、親子で進学する学校を選びます。
良い学校に進学したいと意欲のある生徒は良い内申点をつけてもらおうと、中学1年生のときから活動的になっていきます。
積極的にクラスのリーダーの活動をしたり、部活動に参加したり、自分のアピール場所を見つけながら集団活動を乱さないようにチームを意識した行動をしていきます。
そんな集団行動にちょっと苦手意識のある発達障害グレーゾーンの子どもたち。
原因はどこにあるのか。
感覚過敏があって集団の中で話を聞くのがしんどいのか…
集中力が続かなくて先生の話をしっかりキャッチできないのか…
ワーキングメモリが弱くて言われたことを整理して問題を解くのが苦手なのか…
何が影響しているかによって「勉強量を増やすこと」や「積極的に活動に参加させること」がかえって裏目に出ることもあるんです。
3.学校から伝えられた子どもの様子に不安になりやすくなるママ
発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)に出会う前の発達障害グレーゾーンの息子の中学の三者面談で
「授業聞いてないです」
「宿題出しません」
「友達としょっちゅう喧嘩してます」
「授業に遅れてきます」
こんな息子の学校生活の様子を先生から聞いて、隣にいる息子を慌てて見たら居眠りしてて(笑)
私はその場でグーでゲンコツしてしまったお母さんの一人です。
また、パステルジャンプの仲間は学校の先生から
「授業を聞かない、反抗するのはお子さんの自覚の問題なので三者面談の場で、“ちゃんとやります”と言わせましょう!」
こんな提案を受けたというご家庭もありました。
先生に言われたことにお母さんが不安になるのはよくわかります。
学校の先生の言うことは影響力がありますが、それを鵜呑みにしてはいけません。
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4.表面的な対応よりも発達の課題に目を向けよう
先生から言われて、慌てて表面的な対応に奔走してもうまくいきません。
まずは発達障害グレーゾーンの我が子の発達課題を理解することがスタートです。
三者面談で指摘されたことを俯瞰的に見てみると、子どもの困りごとは急に始まったことではないと思います。
小学校の時にあった困りごとや中学で言われた指摘内容を見直したとき、同じ歳の子ができていて、我が子ができていないとママが違和感を感じたら、発達に課題があるかもと考えて欲しいのです。
どのあたりに発達の課題があるか理解した上で、学校から提案された内容が誤った対応であれば手放しましょう。
子どもが傷ついて嫌な体験の記憶が残るだけの提案はなんの解決にもならないからです。
脳の発達もネガティブな記憶が多ければ停滞してしまいます。
具体的に発達の課題はどこにあるのか。
書籍などで調べることもできますし、こちらのパステルジャンプのサイトでも同じような経験をしたママが、子どもの困りごとがどこに原因があり対応したかを記事にして掲載しています。
思春期の中学生の脳は思考の部分が発達する大切な時期です。
お母さんが子どもの発達課題を理解し、先生と共に子どもの未来を考えていく姿は親子の信頼関係を紡いでいきます。
親子の良好なコミュニケーションを土台にして、学校の先生と実りある三者面談にしていきましょう!
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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