【動画解説付き!勉強会レポート】不登校の子が一人寝できるようになったら昼夜逆転!?発達凸凹でも早寝できるようになる親子習慣の作り方

不登校のお子さんの昼夜逆転をどうにかして直したいとお思いのお母さん、発達凸凹があったり思春期だったりすると聞く耳も持ってもらえなくて困っていませんか?生活リズムの悩み解決に重要なことはここからスタート!オンライン勉強会レポートです!

パステルジャンプでは、チーム制を導入してママたちが発達や子育ての研究活動をしています。その様子をご紹介!今回の記事では不登校の子の生活リズムを整える研究をしたチームのママのレポートをシェアします。

1.不登校の子どもの昼夜逆転の原因は?

不登校のお子さんの昼夜逆転生活を直したい。
お子さんが夜遅くまでゲームやYouTube視聴をしていて、睡眠時間が短いのが心配。

お母さんはお子さんのためを想って「早く寝なさい」「早く起きなさい」とガミガミ言っていませんか?

日本人は大人も子どもも理想の睡眠時間よりも平均して2時間不足しているというデータがあります。実際には中学生は9時間、小学生は10時間の睡眠時間が必要です。

しかし、思春期ともなると

「うるさい!」
「寝たくない!」

と反抗されたり、

逆に無視されたりといった反応…

「いったいどうしたらいいんだろう」と続く昼夜逆転生活に困り果ててしまうこともありますよね。

勉強会の生活リズムチームは、昼夜逆転の不登校の子にどのようにアプローチするべきなのかを研究しました。

そしてアプローチの結果、チームメイト達のお子さんはどう変わっていったのか?

チームの研究結果からたくさんのヒントを得ることができました。

お子さんの睡眠について悩んでおられるお母さんにはぜひ読んでいただきたいレポートです。

学校がしんどい子専用の
学校の休み方がわかります!
↓↓↓こちらをクリック


*小冊子は登録のメールに無料でお送りします

2.「一人で寝る!」と決めて一人寝できるようになった息子が深夜まで動画視聴

小学6年生で1年以上不登校の男の子のお母さん、寺門さんのお悩みは…

外出する機会が少なくて子ども自身が早起きをする必要性を感じていないという状態。
まずは早寝早起きをしてみようと思わせるきっかけを作り、生活リズムや睡眠についても考えてもらいたい、ということでした。

お子さん本人が、6年生の4月から「一人で寝る」と言い出し、一人で寝るようになったのですが、寝る前に動画視聴をするようになりました。

発達凸凹の特性もあり、もともと不安やこだわりが強く、「動画を見ながら寝るとよく眠れる」と本人が思い込んだことで、だんだんと視聴時間が長くなり、寝る時間が遅くなっていってしまったということでした。

悩み解決のヒントを得ようと書籍を読んで研究して「これイイ!やってみよう」と思っても、いざやってみるとうまくいかないことって多いです。

書籍の通りにできたら苦労しないのですが、ここはひと工夫!お母さんの腕の見せ所です。
実際どんな風に取り組んだのでしょうか。

3.本のとおりにならなくてもあきらめない!お母さんの工夫次第でうまくいく!

思春期のお子さんに対するアプローチでまず何よりも大事なこと。

親子の時間には、一切小言も封印して徹底的に否定をせずに肯定をし、愛情を示すことで、親子の信頼関係を構築していきます。

特に夜、早く寝てほしいからと「早く寝なさい」「何時まで起きてるの!?」といった言葉は一切封印。

イライラ・ガミガミの緊張、興奮状態の元では、スーっと寝付くことができないですよね。

親子の信頼関係が構築されていけば、家庭が安心な場所となります。
リラックスして、お母さんもお子さんもワクワクしながら会話をしたりお出かけをしたりできるようになり、一見関係ないように見えるのですが、生活リズムを整えることにつながるのです。

寺門さんはこだわりや不安が強くて思い込みを手放せないお子さんに
「あなたが知っている以外にも方法もあるよ」
ということを提案し、他の方法でもよく眠れたという経験をすることで思い込みを緩める試みを行いました。

具体的には、
・寝る前に絵本を読み聞かせる
・アロマオイルを使ってみる
・プロジェクターに映して動画を見る
といったことをお子さんが受け入れてくれて継続しているそうです。

睡眠に関して正しい知識を伝えるためには、目で見る力が強いお子さんに目で見てわかる資料を作り、機嫌がいいときに明るい声で一緒に読んだり、さらっと知識を伝えることでお子さんに受け入れてもらえるように工夫をしていました。

「いい匂いだから気持ちよく眠れるね!」(アロマオイル)
「プロジェクターで観るとスマホよりブルーライトが少ないから眠りやすいらしいよ」(動画視聴)

また、外出先で機嫌がよいタイミングで「できるかどうかは別として、夏休みに早寝早起きチャレンジやってみない」と提案。

・朝8時に起きる
・朝、太陽の光を浴びるために空の写真を撮って母に送る
をそれぞれできたら各1ポイントを進呈し、5ポイント貯めたらお小遣い100円のルールでチャレンジ開始。

などなど、ご自身のお子さんに応じたオーダーメイドの対応に取り組まれていました!

【期間限定無料ダウンロード】
不登校の子どもの
動き出す兆し
を見逃さない!
ステージに合った声かけができます!
こちらからダウンロード
↓↓↓ 
*小冊子は登録のメールに無料でお送りします

4.遠回りと思わずに、最低条件は安心できる親子関係づくりから

研究チームリーダーの沢木さんからは、
(沢木さんは発達科学コミュニケーション不登校お子さんの行動力UP専門のトレーナーさんです^^)

ーーーーーーー

本に書いてある具体例がそのままうまくいったら困らないですよね。自分の子どもに、「どうやればうまくいくんだろう」ということを話し合いながら進めていきました。

寺門さんは、正しい知識を教えて自分で考えさせる、という内容をお子さんに合わせて目で見てわかる資料をつくりお子さんのコンディションを見ながら活用していきました。

実践して振り返りを重ねる中で、睡眠をふくむ生活リズムを整えていきたいのであればまずは親子の関係や親子で過ごす時間を増やして良好にすることが大切です。

つまりお母さんからの指示や提案を子どもが素直に受け入れられる穏やかな状態になっていることが最低条件なのです。

ーーーーーーー

というお話がありました。

発表してくれた寺門さんも、小言を一切封印し親子関係が良好になると、お伝えしたような取り組みを行えるようになり、結果的に子どもの睡眠の問題が軽減していきました。

生活リズムを整えることとは一見関係なく、遠回りのように思われるかもしれませんが、お子さんを徹底的に肯定することからチャレンジしてみてくださいね!

心を閉ざしがちな不登校や思春期のお子さんと親子の信頼関係が回復すると、家庭が安心できる空間になって困りごとが軽減していきます。

パステルジャンプ勉強会では、発達科学コミュニケーションを受講したお母さん達が、更に我が子を伸ばす対応の研究を行って、毎月シェアしています!お楽しみに!

今回の勉強会の様子はこちらの動画でも視聴できます!パステルジャンプのあき子先生からのコメントも聞けますよ!

執筆者:岡千恵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

不登校・思春期のお子さんの睡眠や昼夜逆転の悩みもお子さんをまるごと肯定することからスタート!メルマガにもアイデア満載です▼

タイトルとURLをコピーしました