1.子どもが外で失言を連発して恥ずかしい思いをしませんか?
家でも外でもおかまいなしに失言する発達障害グレーゾーンの子どもに恥ずかしい思いをして困っていませんか?
失言ばかりするまま大人になってしまうかもと思うと心配ですよね。
友だちと盛り上がっているときは「まぁ、いいか」と思えるものの、親子の会話の中で言われるとイライラ。
怒らずに冷静に注意しても、まったく効き目がない…
あまりに頻繁に失言ばかりする子どもを見て、どうにかしたい!と悩みますよね。
失言ばかりする子に、その都度注意するのではなく、楽しくやめられる作戦を考えてあげることで、発達障害グレーゾーンの子どもが嫌がらずに失言をやめる方法があります!
我が家で試してよかった方法をお伝えしますね。
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2.発達障害グレーゾーンの子が失言ばかりするのはなぜ?
発達障害グレーゾーンの子どもの中には、コミュニケーションに課題がある子がいます。
場の空気が読めない、相手の気持ちがわからないから、周囲が冷ややかでも不適切な言葉を発してしまう。
ADHD(注意欠陥多動性障害)タイプの傾向が強い場合は、衝動性が強く、
「面白いから言いたい!」の気持ちが優ってしまって、どうしても口走ってしまいます。
お母さんが言っていることはわかっていても、ADHDタイプには脳でブレーキをかける機能が弱いので、いくら「やめなさい」と言っても効果はないのです。
3.下ネタワードなどの失言ばかりで母はいたたまれない
我が家には、発達障害グレーゾーンADHD・ASDミックスタイプ、中学1年生の息子がいます。
小学6年生後半頃から、オンラインゲームで友達と遊ぶ中で下ネタを出して笑いあうことがブームになっていました。
自室で友達と笑いながら楽しんでいる分には良いのですが、来客時や、おでかけ先、ご近所へのお買い物などで失言されると恥ずかしくて逃げたい気持ちになってしまいます。
来客時に大声で「○○○ー(下ネタワード)!」
外出先での返事に毎回「○○○。」
ご近所への買い物の行き帰りには、こちらの様子も見ながら
「○○○!○○○!○○○!」屈託なく面白がっています。
どうにか切り替えようと、意識を他に向けてみたり、立ち止まって「母は帰ります」と言ってみたり、走り去ってみたりしたことも。
「下ネタワードは聞いてる大人も恥ずかしくなるんだよ。」
「おかしな目でみられちゃうよ」と理性の脳に訴えても、理解したところで面白がってしまっている息子くんには届きません。
一時的には切り替えられても、またしばらくすると下ネタ発言の繰り返し 。
キリがありません。
どうしたら面白がってしまっている下ネタ失言をやめることができるのか悩んでいたところ、ふと拝聴した発達科学コミュニケーションのNicotto!ライブで、
「罰則などをするなら、子どもだけではなく親も一緒にやってみるのもいいかもしれないですね」ということを聞いて、子どもと一緒に罰ゲームを考えてみようと思いました。
しかし、わが子はただの罰ゲームではなびかない。
では、どうやって失言をやめられるようにできたのか、次の章でお伝えします!
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4.下ネタ発言がやめられた!子どもも大人も楽しめる罰ゲーム作戦!
ただの罰ゲームではノッてこない。
それなら罰ゲームは罰ゲームでも子どもが楽しいもの、大好きなもので、すぐに飛びついてくるものはないか考えました!
お金だったら…?
お小遣い大好きな息子くんには、お金だったら効果があるかもしれない!
よし、罰金にしてみよう!
けれど、一方的に息子から罰金をもらうばかりでは、ただの罰になってしまいます。
なので、私も息子が嫌だなと感じることをしたら、息子に罰金を渡すことにしました。
リラックスしているときに子どもに提案し、親子でお互いに楽しめる罰金ルール作りを始めました。
「ママ、下ネタを外で言われるのはほんとに嫌だから、罰金ルールをつくろうか。
ママだけが罰金もらうんじゃなくて、お互いにやってみない?」
「○○は、ママにやめてほしいことはある?3つくらい…」
「罰金は100円とか」
ということで、
息子からの私にやめてほしいことは、
・「もう」と言う
・圧をかける(イライラ・じだんだ等の態度も)
・「早 く」と言う
私から息子へは、
・自室外での下ネタ発言
・イタズラなどママが嫌な事(警告3回以上繰り返したら)
・自室外で台パン(ゲーム中にイライラしてデスクを叩く行為)
お互いにされて嫌なことを3つあげて、
ルールを破った場合は、お互い気持ちよく100円を渡す!
このルールをホワイトボードに書いて、即日決行!!(潔く払いましょう!!と注意書きも入れました)
罰金ゲーム作戦を決行した結果、
子どもは、100円を払いたくない気持ちが勝ち、下ネタを発しそうになると自分で止めるようになりました。私も息子の嫌がる言葉をグッとこらえWIN×WINに!
それでも出てしまったときには お互いに指摘しあって、笑いながら潔く払いあっています。
数か月が経ちましたが、忘れてしまうくらい、もう下ネタ失言に悩まされることはありません。
発達障害グレーゾーンの子どもの失言には、何度も正論を振りかざすよりも、子どもが楽しいと思えるものが速攻で効くということを改めて実感しました。
本人が興味をひくもの・楽しい事で、良い行動に結びつけていけるようにしていけるといいですね。
執筆者:高嶋うらり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
▼簡単にはいかない発達凸凹キッズの、親も子も楽になる子育て方をお伝えします。