勉強しない・勉強が苦手

宿題のやる気がないと思うのは間違い?間違うと怒り出す小学生の『宿題やる気スイッチ』の押しかた

やっと宿題を始めたのはいいけれどノロノロとやる気を出さない…字が汚いよ、間違ってるよと指摘されると怒ってさらに進まない…そんな小学生のママが見つけた、やる気をそがず楽しく宿題に取り組めるようになる、やる気スイッチの押しかたをお伝えします!

1.ちゃんと宿題をやらせなきゃと思うほどやる気をなくすワケ

宿題、明日の準備、夕飯、お風呂…スムーズに進まなくてママはイライラ…

・やっとやり始めたと思ったら、わからない問題に遭遇して怒り出す
・なだめようと思って間違いを教えると余計に癇癪を起こす

「できないから怒るんだ。ちゃんとできるようにしてあげなきゃ。」
そう思ってママは頑張って教えよう、教えよう、としていると思います。

でも、その対応では余計にヒートアップするお子さんが多いんです!

なぜなら、
・嫌なこと
・苦手なこと
・多すぎる情報が入ってくるとき

脳がキャパオーバーになってしまうのです。
いくらよかれとママが思って教えてあげても、脳に学習するスペースがなくなってしまっている状態では子どもは苦痛でたまりません。

もう一つ注意したいのは、
不安が強いお子さんは、ネガティブな記憶が残りやすいということ。

間違いを見つけて根気強く直してあげようとしたり
先生に丸をつけてもらえないだろうからと、よかれと思って指摘する。

多くのママが優しさからやってあげていることも、子どもは違う受け取り方をしています。

せっかく頑張って取り組んだ宿題をダメだしされた
自分はダメな子

そんなネガティブな記憶が強く残り、自分を守るために宿題になかなか取り組めない取り組んだとしてもなかなか進まない、間違いを指摘されると怒りで反撃する、という状況に陥ってしまうのです。

不安や恐れの記憶ではなく楽しい記憶や“できた”という記憶をさせてあげる必要があるんですね!

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2.ママが 勉強に対する常識を変えると子どもが変わる!

今回レポートでお子さんとママの変化を伝えてくれたのは発達科学コミュニケーションNicotto!Project アンバサダーのまつおかたえさんです。

やっと宿題を始めたと思っても、途中で気が散り進まない。
漢字を書けば、筆圧が薄く字が乱れている。
計算問題は、字が汚くて読みにくい上に間違いもちらほら。

そんな様子のお子さんのことが気になって、ますます子どものそばで宿題を見守るようになっていました。
横から間違いを指摘すると、とたんに怒って不機嫌になり、やる気も出ない、そこからさらに宿題が進まないという状況でした。

まつおかさんのお子さんは、繊細で不安が強い小学4年生です。

今まで、間違いや字の汚さを見つけたら、その都度、指摘していました。

しかし、これでは子どものやる気を削いでしまっている…

そう気づいたまつおかさんは、その場で指摘することはやめる勇気を出しました。

代わりに、別の方法で宿題にやる気の出ないお子さんがスイスイはかどるようになったそうです!

3.宿題を楽しい記憶にする『やる気スイッチ』の押しかた!

◆間違いの指摘は一旦封印!小さくてもできているところを探す

ほとんどの字が汚くても
「この字、濃い字で書けててかっこいいね!」
「うわぁ、この字、とってもきれいに書けているね」
「ここ、お母さんはハネちゃうけど、本当は止めるんだね!よく先生の話を聞いてたんだね。」

少しでも行動できたことを認めて肯定する
「宿題始めたんだね!」
1問解けたね!」
「もう2行も書いたの!早ー」

◆楽しいご褒美をチョコチョコいれる作戦!

また、なかなか、宿題にやる気が出ないときや取りかかれないときは…

「今日は、宿題がとっても早く進むグミを買ってきたよ。1粒食べれば、漢字が1行書けるんだって!」

と言って、息子さんの好きなグミを渡しました。
すると「1粒で2行書けたよ!もう1粒食べる!」と言って、さくさく漢字ノートが進んだそう。

また別の日は…
「ちょっと、洗濯物を入れてくるね!3分で戻ってくるけど、漢字1行くらい書けるかなぁ⋯」ぶつぶつ言いながら、子どもの側から離れます。
子どもの進捗状況を遠目で確認しつつ、子どもの元に戻ります。(集中していれば戻る時間を少し調整)。

宿題が進んでいないときは、そのことには触れず、宿題が進んでいたときは

「え!?1行って言ったのに、3行も書けてたの!?スゴ!」

「今の間に、もう算数全部解いちゃったの?」と「驚き」の肯定を入れました。

◆宿題はママが肩代わりしてあげる作戦もOK

学校でもがんばり、家でも宿題をするのは、負担が大きい日もあります。

今までは、「宿題は全て自分ですべき」と考えていましたが、あまり意味のない苦行的な宿題はママが肩代わりすることにしました。

例えば、漢字ノートを1ページ書いた後の「読みがな書き」が息子さんは大嫌い。漢字の読みは、読めたらOKと考え、ママが代わりに書くことにしました。

また、計算ドリルの問題の書き写しでは、写し間違えも多く、問題を写すだけで疲れてしまっては本末転倒と考え、問題を解くことに力を注げるように、子どもから訴えがあれば、問題写しもママが快く代筆しました。(先生にバレないように、子どもの字を真似て書きました。)

肯定され、気分の良くなった息子さんは
「じゃあ、次はもっといい字を書いてみるね!」と言って、急にきれいな字を書き始めたり

「ママ、少し向こう行ってて」と言って、ママが見ていない間に、さらに算数の問題を数問解いて、ママを驚かせようとしたり!見違えるような変化です!

いかがでしたか?

「間違いを指摘する」「宿題は全部自分でやりきる」という常識を手放し、間違いはスルー、少しでもできているところをを探して肯定、といった関わりに変えたことで、漢字や計算問題の宿題はスイスイ自分で取り組めるようになったそうです。

毎日のように繰り広げられる宿題バトルにお疲れのお母さん。

お子さんが喜ぶご褒美や言葉は子どもそれぞれ違います。ぜひ、みなさんもお子さんが喜ぶ声かけを試してみてくださいね。

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執筆者:岡千恵
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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